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公開番号2025131985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029272
出願日2024-02-29
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/64 20060101AFI20250903BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】位置保証部材の位置を確認しやすいコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、相手方コネクタと接続可能に設けられハウジング2と、ハウジングに対し接続方向Xに沿って仮係止位置から本係止位置まで移動可能に取り付けられる位置保証部材3と、を備え、ハウジングは、接続方向Xに沿って形成され相手方コネクタの被係止部と係合するロックアーム24を有し、位置保証部材は、接続方向Xへ延びる係合アーム33を有し、ロックアームは、本体部から接続方向Xへ延びるアーム部241と、アーム部に形成され被係止部と係合する係止部242と、を有し、係合アームは、位置保証部材が仮係止位置にある状態で係止部242と隣接して配置される係合凸部331と、係合凸部から先端側へ延び係止部から延出する延出部332と、を有するように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
相手方コネクタと接続可能に設けられ、接続方向に沿って設けられる二つの側壁の間に挿入空間を形成しているハウジングと、
前記挿入空間に挿入され前記ハウジングに対し前記接続方向に沿って仮係止位置から本係止位置まで移動可能に取り付けられる位置保証部材と、を備え、
前記ハウジングは、前記接続方向に沿って形成され前記相手方コネクタの被係止部と係合するロックアームを有し、
前記位置保証部材は、前記接続方向へ延びる係合アームを有し、
前記ロックアームは、前記ハウジングの本体部から前記接続方向へ延びるアーム部と、前記アーム部に形成され前記接続方向と交差する方向へ延在し前記被係止部と係合する係止部と、を有し、
前記係合アームは、前記位置保証部材が前記仮係止位置にある状態で前記係止部と隣接して配置される係合凸部と、前記係合凸部から先端側へ延び前記位置保証部材が前記仮係止位置にある状態で前記係止部から前記接続方向へ延出する延出部と、を有する、
コネクタ。
続きを表示(約 81 文字)【請求項2】
前記延出部は、上方へ突出する前記係合凸部の下部の位置から前記係合アームの先端側へ延出している、
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、相手方コネクタに接続されるコネクタであって、コネクタ位置保証機能を有するコネクタが知られている。このコネクタは、相手方コネクタとの嵌合状態を保証する位置保証部材を備えている。位置保証部材は、コネクタに取り付けられ、待機位置に配置される。位置保証部材は、コネクタと相手方コネクタが嵌合した後に、嵌合方向へ移動され、待機位置から嵌合ロック位置へ移動させられる。位置保証部材が嵌合ロック位置へ移動できれば、コネクタと相手方コネクタが適切に嵌合していることが保証される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-157454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したコネクタは、位置保証部材が待機位置に適正に配置されているか否かを確認しにくい点で改善の余地がある。例えば、コネクタ位置保証部材が待機位置に適正に配置されていなければ、コネクタと相手方コネクタを嵌合して接続することができない。このため、位置保証部材が配置されている位置の確認し易いコネクタを開発が望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、位置保証部材の位置を確認しやすいコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタは、相手方コネクタと接続可能に設けられ、接続方向に沿って設けられる二つの側壁の間に挿入空間を形成しているハウジングと、前記挿入空間に挿入され前記ハウジングに対し前記接続方向に沿って仮係止位置から本係止位置まで移動可能に取り付けられる位置保証部材と、を備え、前記ハウジングは、前記接続方向に沿って形成され前記相手方コネクタの被係止部と係合するロックアームを有し、前記位置保証部材は、前記接続方向へ延びる係合アームを有し、前記ロックアームは、前記ハウジングの本体部から前記接続方向へ延びるアーム部と、前記アーム部に形成され前記接続方向と交差する方向へ延在し前記被係止部と係合する係止部と、を有し、前記係合アームは、前記位置保証部材が前記仮係止位置にある状態で前記係止部と隣接して配置される係合凸部と、前記係合凸部から先端側へ延び前記位置保証部材が前記仮係止位置にある状態で前記係止部から前記接続方向へ延出する延出部と、を有するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタによれば、位置保証部材の位置を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタにおけるハウジングの分解斜視図である。
図4は、相手方コネクタの説明図である。
図5は、実施形態に係るコネクタにおける接続の説明図である。
図6は、実施形態に係るコネクタにおける接続の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「接続方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、接続方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。接続方向Xは、コネクタと相手方コネクタの接続方向又は嵌合方向に相当する。幅方向Yは、コネクタの幅方向に相当する。幅方向Yと高さ方向Zとは、接続方向Xと直交する直交方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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