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公開番号
2025119646
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014530
出願日
2024-02-02
発明の名称
雌端子
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/11 20060101AFI20250807BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】体格の大型化を招くことなく雄端子部との接触面積を拡大すること。
【解決手段】円柱形状又は円筒形状の雄端子部500を挿入嵌合させる端子接続部10を有し、端子接続部10は、挿入嵌合された雄端子部500の軸周りに複数配列され、かつ、片持ち梁形状で可撓性を持ち、かつ、内壁面21aを雄端子部500の外周面501に接触させる弾性接触片20を備え、弾性接触片20の内壁面21aには、雄端子部500の外周面501を侵入させ、かつ、その外周面501を雄端子部500の周方向の2箇所で接触させる凹部23を設けること。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
円柱形状又は円筒形状の雄端子部を挿入嵌合させる端子接続部を有し、
前記端子接続部は、挿入嵌合された前記雄端子部の軸周りに複数配列され、かつ、片持ち梁形状で可撓性を持ち、かつ、内壁面を前記雄端子部の外周面に接触させる弾性接触片を備え、
前記弾性接触片の前記内壁面には、前記雄端子部の前記外周面を侵入させ、かつ、その外周面を前記雄端子部の周方向の2箇所で接触させる凹部を設けることを特徴とした雌端子。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記凹部は、前記周方向における前記弾性接触片の前記内壁面との2箇所の境界部分の一部を前記雄端子部の前記外周面との接点部とし、かつ、前記境界部分を前記雄端子部の軸方向に延在させることを特徴とした請求項1に記載の雌端子。
【請求項3】
前記弾性接触片は、固定端側を起点にして前記雄端子部の軸心に向けて傾倒させ、
前記凹部は、前記弾性接触片の自由端の前記内壁面に設けることを特徴とした請求項1又は2に記載の雌端子。
【請求項4】
前記弾性接触片は、固定端側を起点にして前記雄端子部の軸心に向けて傾倒させ、かつ、その傾倒方向とは逆向きに自由端を屈曲させ、
前記凹部は、前記弾性接触片の前記自由端の前記内壁面における屈曲面に設けることを特徴とした請求項1又は2に記載の雌端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、雌端子に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、雌端子としては、挿入嵌合された円柱形状又は円筒形状の雄端子部の軸周りに複数配列され、かつ、片持ち梁形状で可撓性を持ち、かつ、自由端における内壁面を雄端子部の外周面に接触させる弾性接触片を備えた所謂すり割り端子が知られている(下記の特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-004839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の雌端子(すり割り端子)は、弾性接触片に対して雄端子部を一箇所で点接触させるものである。このため、従来の雌端子は、雄端子部との接触面積を拡大するために、雄端子部と共にその体格の大型化が必要になる。
【0005】
そこで、本発明は、体格の大型化を招くことなく雄端子部との接触面積を拡大することが可能な雌端子を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、円柱形状又は円筒形状の雄端子部を挿入嵌合させる端子接続部を有し、前記端子接続部は、挿入嵌合された前記雄端子部の軸周りに複数配列され、かつ、片持ち梁形状で可撓性を持ち、かつ、内壁面を前記雄端子部の外周面に接触させる弾性接触片を備え、前記弾性接触片の前記内壁面には、前記雄端子部の前記外周面を侵入させ、かつ、その外周面を前記雄端子部の周方向の2箇所で接触させる凹部を設けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る雌端子は、弾性接触片の内壁面に凹部を形成することによって、雄端子部の接点を弾性接触片毎に2箇所ずつ設けている。よって、この雌端子は、自身や雄端子部の体格の大型化を招くことなく、雄端子部との接触面積を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の雌端子を示す斜視図である。
図2は、実施形態の雌端子を開口から見た平面図である。
図3は、凹部について説明する斜視図である。
図4は、凹部について説明する平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る雌端子の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係る雌端子の実施形態の1つを図1から図4に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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