TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025115304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009785
出願日
2024-01-25
発明の名称
情報処理装置及び情報処理システム
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
11/34 20060101AFI20250730BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来に比して、より汎用性の高いMCUを使用してプログラムの処理時間を計測することができる情報処理装置及び情報処理装置システムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、第1のプロセッサと、第1リングバッファと、第2リングバッファとを備える。第1のプロセッサは、計測対象プログラムの処理と、計測対象プログラムの処理開始タイミングにおける開始タイマ値の計測と、計測対象プログラムの処理終了タイミングにおける終了タイマ値の計測と、を実行する。第1リングバッファは、計測された開始タイマ値を保持する。第2リングバッファは、計測された終了タイマ値を保持する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
計測対象プログラムの処理と、前記計測対象プログラムの処理開始タイミングにおける開始タイマ値の計測と、前記計測対象プログラムの処理終了タイミングにおける終了タイマ値の計測と、を実行する第1のプロセッサと、
計測された前記開始タイマ値を保持する第1リングバッファと、
計測された前記終了タイマ値を保持する第2リングバッファと、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
計測対象プログラムの処理と、前記計測対象プログラムの処理開始タイミングにおける開始タイマ値の計測と、前記計測対象プログラムの処理終了タイミングにおける終了タイマ値の計測と、を実行する第1のプロセッサと、
計測された前記開始タイマ値を保持する第1リングバッファと、
計測された前記終了タイマ値を保持する第2リングバッファと、
前記第1リングバッファに保持された複数の前記開始タイマ値を所定の周期でサンプリングし、前記第2リングバッファに保持された複数の前記終了タイマ値を前記所定の周期でサンプリングする第2のプロセッサと、
を備える情報処理システム。
【請求項3】
前記第2のプロセッサは、前記所定の周期でサンプリングした複数の前記開始タイマ値、及び前記所定の周期でサンプリングした複数の前記終了タイマ値の少なくとも一方の時間方向についての配列を補正する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第2のプロセッサは、
前記第1リングバッファの各配列における前記開始タイマ値の更新周期が均一になるように、前記所定の周期でサンプリングした複数の前記開始タイマ値の時間方向についての配列を補正し、
前記第2リングバッファの各配列における前記終了タイマ値の更新周期が均一になるように、前記所定の周期でサンプリングした複数の前記終了タイマ値の時間方向についての配列を補正する、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第1リングバッファ及び前記第2リングバッファのそれぞれが有する配列の数は、前記第2のプロセッサのサンプリング周期及び前記計測対象プログラムの処理速度の少なくとも一方に応じて変更可能である、
請求項2乃至4のうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車に搭載されるECU(Electronic Control Unit)に組み込まれるMCU(Micro Controller Unit)において、MCUの処理効率を向上するため、CPU(演算装置)を制御するプログラムの処理時間を計測して管理することが設計者に求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-148864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プログラムの処理時間を計測する方法としては、内部メモリ領域を、計測対象のプログラムが実行されるメモリ領域と、計測対象外のプログラムが実行されるメモリ領域とに分割する方法が知られている。この方法では、プログラムの実行に使用されるメモリ領域が替わったことを検知できるシステムがMCUに備わっている必要がある。このため、プログラムの処理時間を計測することができるMCUが限定される。
【0005】
本発明の目的の一つは、従来に比して、より汎用性の高いMCUを使用してプログラムの処理時間を計測することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、第1のプロセッサと、第1リングバッファと、第2リングバッファとを備える。第1のプロセッサは、計測対象プログラムの処理と、計測対象プログラムの処理開始タイミングにおける開始タイマ値の計測と、計測対象プログラムの処理終了タイミングにおける終了タイマ値の計測と、を実行する。第1リングバッファは、計測された開始タイマ値を保持する。第2リングバッファは、計測された終了タイマ値を保持する。
【0007】
また、本発明に係る情報処理システムは、第1のプロセッサと、第1リングバッファと、第2リングバッファと、第2のプロセッサとを備える。第1のプロセッサは、計測対象プログラムの処理開始タイミングにおける開始タイマ値の計測と、計測対象プログラムの処理終了タイミングにおける終了タイマ値の計測と、を実行する。第1リングバッファは、計測された開始タイマ値を保持する。第2リングバッファは、計測された終了タイマ値を保持する。第2のプロセッサは、第1リングバッファに保持された複数の開始タイマ値を所定の周期でサンプリングし、第2リングバッファに保持された複数の終了タイマ値を所定の周期でサンプリングする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、従来に比して、より汎用性の高いMCUを使用してプログラムの処理時間を計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一つの実施形態の情報処理システムの概略の構成を示す構成図である。
図2は、算出部がサンプリングするデータの一例を示す模式的な図である。
図3は、上記実施形態の情報処理システムの処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、算出部のサンプリング周期の一例を示す模式的な図である。
図5は、算出部のサンプリング周期の一例を示す模式的な図である。
図6は、算出部がサンプリングするデータの並べ替え補正の一例を示す模式的な図である。
図7は、算出部がサンプリングするデータの並べ替え補正の一例を示す模式的な図である。
図8は、算出部の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
以下、添付図面を参照して、情報処理システム1の実施形態を詳細に説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用及び結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ダイハツ工業株式会社
内燃機関
今日
ダイハツ工業株式会社
内燃機関
今日
ダイハツ工業株式会社
配線部材止水構造
1日前
個人
裁判のAI化
27日前
個人
情報処理システム
1か月前
個人
フラワーコートA
6日前
個人
記入設定プラグイン
1か月前
個人
検査システム
1か月前
個人
介護情報提供システム
13日前
個人
設計支援システム
19日前
個人
設計支援システム
19日前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
1か月前
個人
不動産売買システム
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
1か月前
株式会社カクシン
支援装置
22日前
個人
備蓄品の管理方法
1か月前
個人
アンケート支援システム
8日前
個人
ジェスチャーパッドのガイド部材
12日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
9日前
株式会社寺岡精工
システム
12日前
株式会社アジラ
移動方向推定装置
7日前
ホシデン株式会社
タッチ入力装置
1か月前
東洋電装株式会社
操作装置
1か月前
株式会社東芝
電子機器
1か月前
個人
リテールレボリューションAIタグ
5日前
キヤノン電子株式会社
名刺管理システム
1か月前
アスエネ株式会社
排水量管理方法
1か月前
株式会社ワコム
電子消去具
1か月前
東洋電装株式会社
操作装置
1か月前
個人
パターン抽出方法及び通信多重化方法
1か月前
飛鳥興産株式会社
物品買取システム
1日前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
1か月前
株式会社アザース
企業連携システム
13日前
続きを見る
他の特許を見る