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公開番号2025071667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023182037
出願日2023-10-23
発明の名称鞍乗型車両
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62J 40/00 20200101AFI20250428BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ガスタンクとエンジンをコンパクトに設置して鞍乗型車両の小型化を図る。
【解決手段】鞍乗型車両は、ガス燃料を用いて走行する。鞍乗型車両には、ガス燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジン(41)と、エンジンの前方に設置された燃料装置(60)と、エンジンの上方に設置された吸気装置(52)と、が設けられている。吸気装置がエンジンよりも前方に突き出しており、上面視にて吸気装置が燃料装置に上方から重なっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ガス燃料を用いて走行する鞍乗型車両であって、
ガス燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジンと、
前記エンジンの前方に設置された燃料装置と、
前記エンジンの上方に設置された吸気装置と、を備え、
前記吸気装置が前記エンジンよりも前方に突き出しており、
上面視にて前記吸気装置が前記燃料装置に上方から重なっていることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記吸気装置は、前記エンジンの上方に位置するエアクリーナと、前記エアクリーナから前記エンジンに向けてU字状に延びるアウトレットチューブと、を含み、
上面視にて前記アウトレットチューブが前記燃料装置に上方から重なっていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記燃料装置は、ガス燃料を貯蔵するタンク本体と、前記タンク本体の後端部に設けられたタンクバルブと、を含み、
上面視にて前記吸気装置が前記タンクバルブに上方から重なっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前面視にて前記燃料装置は、前記エンジンのクランクシャフトに重なっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前面視にて前記燃料装置は、前記エンジンの最上端よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記燃料装置の前方に設置されたラジエータを備え、
前面視にて前記燃料装置は、前記ラジエータに重なっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、燃料電池で発電した電気を用いて走行する燃料電池車両が開発されている。燃料電池車両では、水素タンク内の水素ガスと空気中の酸素を燃料電池内で化学反応させて発電し、その発電した電気をモータに供給することで車輪を駆動している。また、燃料電池車両の他にも、水素ガスをガス燃料として燃焼させて、燃焼エネルギーを利用して走行するガス燃料エンジンを備えた鞍乗型車両も開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗型車両では、エンジン前方でフロアボードの下方にガスタンクが設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平04-283128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の鞍乗型車両では、ガス燃料エンジンやガスタンクの他にも、エアクリーナ等のエンジン補機部品が設置されている。このため、車両が大型化して、取り回しの悪化、車両重量の増加、旋回性の悪化が生じるおそれがある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ガスタンクとエンジンをコンパクトに設置して小型化を図ることができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、ガス燃料を用いて走行する鞍乗型車両であって、ガス燃料の燃焼エネルギーで作動するエンジンと、前記エンジンの前方に設置された燃料装置と、前記エンジンの上方に設置された吸気装置と、を備え、前記吸気装置が前記エンジンよりも前方に突き出しており、上面視にて前記吸気装置が前記燃料装置に上方から重なっていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の鞍乗型車両によれば、エンジンの上方で吸気装置がエンジンよりも前方に突き出し、この吸気装置の突出箇所の下方に燃料装置が設置される。燃料装置がエンジンに近づけられ、エンジンと燃料装置がコンパクトに設置されて鞍乗型車両の小型化が図られる。これにより、車両の取り回しが改善され、車両重量の増加が抑えられ、走行時の車両の旋回性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の車両内部構造の左側面図である。
本実施例の車両内部構造の右側面図である。
本実施例の車体中央部の左側面図である。
本実施例の車体中央部の上面図である。
本実施例の車体中央部の前面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の鞍乗型車両は、ガス燃料を用いて走行している。ガス燃料の燃焼エネルギーによってエンジンが作動される。エンジンの前方には燃料装置が設置され、エンジンの上方には吸気装置が設置されている。エンジンの上方で吸気装置がエンジンよりも前方に突き出し、上面視にて吸気装置が燃料装置に上方から重なって、吸気装置の突出箇所の下方に燃料装置が設置される。燃料装置がエンジンに近づけられ、エンジンと燃料装置がコンパクトに設置されて鞍乗型車両の小型化が図られる。これにより、車両の取り回しが改善され、車両重量の増加が抑えられ、走行時の車両の旋回性が向上される。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例の鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の車両内部構造の左側面図である。図2は本実施例の車両内部構造の右側面図である。また、以下の図では、矢印Frは車両前方、矢印Reは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

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