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公開番号2025104859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223006
出願日2023-12-28
発明の名称タンク構造
出願人日野自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F01N 3/08 20060101AFI20250703BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】給水及び走行の双方に適したタンク構造を提供すること。
【解決手段】タンク構造1は、車両100に搭載され、補給口11aが形成された尿素水タンク10と、補給口11aに挿通される挿通部21a、及び、該挿通部21aの反対側の端部であり尿素水が送り込まれる口部22aを有するフィラーパイプ20と、を備える。そして、フィラーパイプ20は、挿通部21aを軸として回転可能に構成されており、少なくとも、給水状態における口部22aの位置及び角度と、走行状態における口部22aの位置及び角度とが互いに異なるように設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載され、補給口が形成された尿素水タンクと、
前記補給口に挿通される挿通部、及び、該挿通部の反対側の端部であり尿素水が送り込まれる口部を有するパイプと、を備え、
前記パイプは、
前記挿通部を軸として回転可能に構成されており、少なくとも、給水状態における前記口部の位置及び角度と、走行状態における前記口部の位置及び角度とが互いに異なるように設けられている、タンク構造。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記パイプの前記口部は、前記給水状態において、前記車両の最外側よりも外側に配置される、請求項1記載のタンク構造。
【請求項3】
前記走行状態のパイプが前記給水状態へ遷移する際の回転方向と反対の方向に回転しないように前記パイプの回転を妨げるストッパーを更に備える、請求項1又は2記載のタンク構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、タンク構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、尿素水タンクの補給口に係脱するキャップと、補給口に挿通され弾性変形可能な素材で形成されたホースと、ホースの一端にタンク内方向へ通り抜けを防止する第1フランジ部と、ホースの他端に、補給口を通過するときは縮径変形可能で且つ、通過後の自由状態時には拡径して給油口に係合する第2フランジ部と、キャップに設けられ、該キャップと第1フランジ部との係脱を行う操作部を有する係脱装置と、を備えたタンク構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-233981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したようなタンク構造では、給水時に適した補給口の角度・位置と、走行時に適した補給口の角度・位置とが互いに異なっており、給水及び走行の双方に適した構造を提供することが困難であった。
【0005】
本発明の一態様は上記実情に鑑みてなられたものであり、給水及び走行の双方に適したタンク構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るタンク構造は、車両に搭載され、補給口が形成された尿素水タンクと、補給口に挿通される挿通部、及び、該挿通部の反対側の端部であり尿素水が送り込まれる口部を有するパイプと、を備え、パイプは、挿通部を軸として回転可能に構成されており、少なくとも、給水状態における口部の位置及び角度と、走行状態における口部の位置及び角度とが互いに異なるように設けられている。
【0007】
本発明の一態様に係るタンク構造では、尿素水タンクの補給口にパイプが挿通されており、給水状態と走行状態とでパイプの口部の位置及び角度が互いに異なるように、パイプが回転可能に構成されている。このようなタンク構造によれば、パイプを回転させることによって、給水時にはパイプの口部を車両外方側に位置させて且つ角度を上向きにして容易且つ適切に(吹きこぼれが生じないように)給水を行うと共に、走行時にはパイプの口部を走行の邪魔にならない位置及び角度とすることができる。以上のように、本発明の一態様によれば、給水及び走行の双方に適したタンク構造を提供することができる。
【0008】
パイプの口部は、給水状態において、車両の最外側よりも外側に配置されていてもよい。このような構造によれば、容易に給水を行うことができる。
【0009】
上記タンク構造は、走行状態のパイプが給水状態へ遷移する際の回転方向と反対の方向に回転しないようにパイプの回転を妨げるストッパーを更に備えていてもよい。このような構成によれば、回転可能に設けられたパイプが不適切な方向(給水状態にも走行状態にも適さない方向)に回転することを防止することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、給水及び走行の双方に適したタンク構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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