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公開番号
2025102603
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2024060864,2023219697
出願日
2024-04-04,2023-12-26
発明の名称
発電システム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
F01K
27/02 20060101AFI20250701BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】燃料を用いることなく発電機で発電することの可能な発電システムを提供する。
【解決手段】圧縮機11と、熱交換器12と、タービン15と、発電機17と、膨張ピット20と、熱交換器65と、タービン67と、発電機69と、圧縮機64と、熱交換器65で温度が低下した圧縮空気を処理して窒素、酸素、アルゴンガス、二酸化炭素に分離する空気分離器92と、を有する発電システム10を構成した。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
圧縮空気を吐出する圧縮機と、
前記圧縮空気の熱を水へ伝達して水蒸気を発生させる第1熱交換器と、
水蒸気の熱エネルギを回転エネルギに変換する第1タービンと、
前記第1タービンの回転エネルギを電気エネルギに変換する第1発電機と、
前記第1熱交換器で低温になった空気が送られ、かつ、送られた空気を膨張させて液体空気を生成する液体空気生成器と、
前記液体空気生成器から送られる液体空気へ熱を伝達して気化させる第2熱交換器と、
前記第2熱交換器で得られた空気の熱エネルギを回転エネルギに変換する第2タービンと、
前記第2タービンの回転エネルギを電気エネルギに変換する第2発電機と、
前記第2熱交換器で液体空気へ熱を伝達する熱源としての圧縮空気を前記第2熱交換器へ送る第2圧縮機と、
前記第2熱交換器で温度が低下した圧縮空気を処理して窒素、酸素、アルゴンガス、二酸化炭素に分離する空気分離器と、
を有する、発電システム。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
請求項1記載の発電システムであって、
前記第1熱交換器へ送る水を保持し、かつ、前記第1タービンで水蒸気の温度が低下して得られた水が前記第1タービンから送られる貯水ピットが、更に設けられている、発電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タービンに接続された発電機で発電する発電システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
タービンを回転させて、タービンに接続された発電機で発電する発電システムの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された発電システムでは、水蒸気ボイラで燃料を燃焼させて発生した蒸気が、蒸気タービンに至り発電機を回転して発電する。蒸気タービン内で膨脹した蒸気は、復水器で凝縮して復水となり、復水ポンプで昇圧されたのち、給水加熱器で加熱される。この加熱源は、蒸気タービンから抽気した蒸気が使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平4-132409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載されている発電システムでは、水蒸気ボイラで燃料を燃焼させる必要がある、という課題を認識した。
【0005】
本開示の目的は、燃料を用いることなく発電機で発電することの可能な発電システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態は、圧縮空気を吐出する圧縮機と、前記圧縮空気の熱を水へ伝達して水蒸気を発生させる第1熱交換器と、水蒸気の熱エネルギを回転エネルギに変換する第1タービンと、前記第1タービンの回転エネルギを電気エネルギに変換する第1発電機と、前記第1熱交換器で低温になった空気が送られ、かつ、送られた空気を膨張させて液体空気を生成する液体空気生成器と、前記液体空気生成器から送られる液体空気へ熱を伝達して気化させる第2熱交換器と、前記第2熱交換器で得られた空気の熱エネルギを回転エネルギに変換する第2タービンと、前記第2タービンの回転エネルギを電気エネルギに変換する第2発電機と、前記第2熱交換器で液体空気へ熱を伝達する熱源としての圧縮空気を前記第2熱交換器へ送る第2圧縮機と、前記第2熱交換器で温度が低下した圧縮空気を処理して窒素、酸素、アルゴンガス、二酸化炭素に分離する空気分離器と、を有する、発電システムを構成した。
【発明の効果】
【0007】
本実施形態の発電システムによれば、燃料を用いることなく発電機で発電することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
発電システムの第1実施形態を示す概念図である。
発電システムの第2実施形態を示す概念図である。
発電システムの第3実施形態を示す概念図である。
発電システムの第4実施形態を示す概念図である。
発電システムの第5実施形態を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(概要)
本実施形態で開示されている発電システムは、発電機と、発電機に接続されたタービンと、を有し、タービンを回転させる流体の生成過程で燃料を用いていない。以下、発電システムに含まれるいくつかの実施形態を図面に基づいて説明する。発電システムのいくつかの実施形態を説明するための各図において、同一構成には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。
【0010】
(第1実施形態)
発電システムの第1実施形態は、図1に示されている。発電システム10は、圧縮機11、熱交換器12,13,14、タービン15,16、発電機17,18、貯水ピット19、膨張ピット20、ポンプ21,22,23、ファン24、等の装置及び機器を有する。図1に示す発電システム10は概念図であり、発電システム10を構成する各装置同士の位置関係は、図1に示すものに限定されない。例えば、タービン15,16は、重力の作用方向で貯水ピット19より上に配置される。圧縮機11は、2つの吸い込み口25,26と、1つの吐出口27とを有する空気機械である。また、圧縮機11は、電動モータにより駆動される。電動モータは、電力が供給されて回転する原動機である。圧縮機11は、2つの吸い込み口25,26の少なくとも一方から吸い込んだ空気を加圧して、吐出口27から圧縮空気を吐出する。吐出口27は、通路29へ接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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