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公開番号2025113666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007935
出願日2024-01-23
発明の名称減圧弁
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G05D 16/10 20060101AFI20250728BHJP(制御;調整)
要約【課題】劣化を抑制することができる減圧弁を提供する。
【解決手段】ピストンと、ピストンに接続されたばねと、を備え、ピストンには、おもりを有するダンパーが取り付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ピストンと、
前記ピストンに接続されたばねと、を備え、
前記ピストンには、おもりを有するダンパーが取り付けられている、
減圧弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は減圧弁に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１にはピストンの振動の発生を防止できる減圧弁について、ピストンとスプリングとの間のガタツキを抑制する構造をピストンとばねの接地部に設けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－０９１１９１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来技術では、減圧弁駆動時のピストン等の摺動部品の動きにより、ばねの共振が励起され、ばね共振により通常時より高振動でばねが振動し、劣化が加速される虞がある。
【０００５】
本開示は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、劣化を抑制することができる減圧弁を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願は、ピストンと、ピストンに接続されたばねと、を備え、ピストンには、おもりを有するダンパーが取り付けられている、減圧弁を開示する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、ダンパーを設けることで、ばねの共振を抑制し、ばね劣化及び破損発生を抑制することができる減圧弁となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は形態１にかかる減圧弁１０を概念的に示す図である。
図２は形態２にかかる減圧弁３０を概念的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
１．形態１
図１は、本開示の形態１にかかる減圧弁１０を概念的に示した。減圧弁１０の基本的構造は公知の減圧弁と同様である。すなわち、本形態の減圧弁１０は、高圧側配管１０ａが接続された第１室１１、並びに、低圧側配管１０ｂ及び大気圧配管１０ｃが接続された第２室２１を具備している。第１室１１と第２室２１とは連結部１５により連結している。
【００１０】
第１室１１内には連結部１５に向けて進行及び後退可能に配置されたパペット１２が設置されており、連結部１５に向けて付勢されている。ここで第１室１１と連結部１５との境界には環状のシール材１３が配置されており、このシール材１３の内側にパペット１２の先端が入り込むことで、パペット１２の外周とシール材１３の内面とが接触して第１室１１と連結部１５（第２室２１）とが遮断される。一方で、パペット１２が後退したときにはパペット１２の外周とシール材１３の内面との間に間隙が形成されて、第１室１１と連結部１５（第２室２１）とが連通する。
（【００１１】以降は省略されています）

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