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公開番号2025110863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024151696
出願日2024-09-03
発明の名称吸気ダクト
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 11/06 20060101AFI20250722BHJP(車両一般)
要約【課題】液体がダクト奥に流れ込むのを抑制することができる吸気ダクトを提供すること。
【解決手段】本発明の吸気ダクトは、吸気口と、吸気口から流入した液体を溜める収容部と、収容部から液体を排出するための排出口と、が設けられた吸気ダクトであって、収容部は、吸気口の直後に設けられており、収容部の底面は、排出口へ液体を誘導するように水平に対して傾斜する形状である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
吸気口と、
前記吸気口から流入した液体を溜める収容部と、
前記収容部から液体を排出するための排出口と、
が設けられた吸気ダクトであって、
前記収容部は、前記吸気口の直後に設けられており、
前記収容部の底面は、前記排出口へ前記液体を誘導するように水平に対して傾斜する形状である、
ことを特徴とする吸気ダクト。
続きを表示（約 130 文字）【請求項２】
前記排出口は、前記収容部の前記底面における最下部に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の吸気ダクト。
【請求項３】
前記底面よりも下方に突出した脚部を設けたことを特徴とする請求項１または２に記載の吸気ダクト。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、吸気ダクトに関する。
続きを表示（約 850 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に開示された冷却装置は、車両下部に配置されており、吸気口から流れ込んだ液体が溜まる液溜め部が設けられたダクトを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－１２９０３９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された冷却装置が備えるダクトにおいては、液溜まり部がダクトの中ほどに設けられているため、液体がダクト奥に流れ込みやすい。
【０００５】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、液体がダクト奥に流れ込むのを抑制することができる吸気ダクトを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る吸気ダクトは、吸気口と、前記吸気口から流入した液体を溜める収容部と、前記収容部から液体を排出するための排出口と、が設けられた吸気ダクトであって、前記収容部は、前記吸気口の直後に設けられており、前記収容部の底面は、前記排出口へ前記液体を誘導するように水平に対して傾斜する形状である、ことを特徴とするものである。
【０００７】
これにより、本発明に係る吸気ダクトにおいては、吸気口の直後に液体を溜める収容部を設けることによって、液体がダクト奥に流れ込むことを抑制することができる。
【０００８】
また、上記において、前記排出口は、前記収容部の前記底面における最下部に設けられているようにしてもよい。
【０００９】
これにより、収容部に溜まった液体の自重によって排出口から液体を排出させ易くすることができる。
【００１０】
また、上記において、前記底面よりも下方に突出した脚部を設けてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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