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公開番号2025101850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218907
出願日2023-12-26
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/50 20210101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】効率よく組み立てることができる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、複数の蓄電素子100を備える蓄電ユニット10と、蓄電ユニット10の第一方向に配置された配線基板400cと、を備え、蓄電ユニットは、複数の蓄電素子100の電気的な接続経路における端部の蓄電素子100の端子である総端子140Aを備え、配線基板400cは、可撓性を有する基体401cと、総端子140Aに電気的に接続された第一バスバー410cと、を備え、基体401cは、第一絶縁層450及び第二絶縁層を備え、第一バスバー410cは、第一方向において第一絶縁層450及び第二絶縁層の間に少なくとも一部が配置されており、かつ、複数の蓄電素子100のうちの少なくとも2つの蓄電素子100と第一方向で対向する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
複数の蓄電素子を備える蓄電ユニットと、
前記蓄電ユニットの第一方向に配置された配線基板と、を備え、
前記蓄電ユニットは、前記複数の蓄電素子の電気的な接続経路における端部の蓄電素子の端子である総端子を備え、
前記配線基板は、
可撓性を有する基体と、前記総端子に電気的に接続された第一バスバーと、を備え、
前記基体は、第一絶縁層及び第二絶縁層を備え、
前記第一バスバーは、前記第一方向において前記第一絶縁層及び前記第二絶縁層の間に少なくとも一部が配置されており、かつ、前記複数の蓄電素子のうちの少なくとも2つの蓄電素子と前記第一方向で対向する、
蓄電装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記配線基板はさらに、前記複数の蓄電素子のうちの少なくとも1つの蓄電素子の状態を検出するための検出線を備え、
前記検出線は、前記第一絶縁層及び前記第二絶縁層の間に配置されている、
請求項1記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記基体はさらに、第三絶縁層を備え、
前記第三絶縁層は、前記第一バスバーの前記少なくとも一部と、前記検出線との間に配置される、
請求項2記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第一方向から見た場合、前記第一バスバーの、前記第一絶縁層及び前記第二絶縁層の間に配置された部分の少なくとも一部は、前記検出線と重なる、
請求項2または3記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記複数の蓄電素子は、前記第一方向と直交する第二方向に並んで配置されており、
前記第一方向から見た場合、前記検出線は、前記第一方向及び前記第二方向と直交する第三方向において前記第一バスバーと並んで配置される、
請求項2または3記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記複数の蓄電素子は、
前記第一方向と直交する第二方向に並んで配置されており、かつ、前記第二方向の一方側の端部の第一蓄電素子と、前記第二方向の他方側の端部の第二蓄電素子とを備え、
前記基体及び前記第一バスバーは、前記第一方向から見た場合、前記第一蓄電素子から前記第二蓄電素子まで連続して前記複数の蓄電素子と前記第一方向で対向する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記配線基板はさらに、前記複数の蓄電素子のうちの隣り合う2つの蓄電素子を電気的に接続する第二バスバーを備え、
前記第二バスバーは、前記第一絶縁層及び前記第二絶縁層の間に配置されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の電池が並設された電池集合体とバスバーモジュール装置とを備える電源装置が開示されている。バスバーモジュール装置は可撓性基盤を有する。可撓性基盤は、電池集合体における隣り合う一方の電池の正極と他方の電池の負極とを電気接続することにより、複数の電池を直列接続するように電池集合体に取り付けられる。電池集合体の最左端に位置する電池の正極には、ナットを用いて正側電源ケーブルが接続される。電池集合体の最右端に位置する電池の負極には、ナットを用いて負側電源ケーブルが接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-22798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の電源装置において、正側電源ケーブルは、可撓性基盤とは別体の部材として、電池集合体の最左端に位置する電池の正極にナットを用いて接続され、かつ、電池集合体の最右端に向けて延びている。そのため、正側電源ケーブルの位置または姿勢をどのように決定または維持するか等の問題が生じやすい。このことは、電源装置の組み立てを煩雑にする要因となり得る。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、効率よく組み立てることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、複数の蓄電素子を備える蓄電ユニットと、前記蓄電ユニットの第一方向に配置された配線基板と、を備え、前記蓄電ユニットは、前記複数の蓄電素子の電気的な接続経路における端部の蓄電素子の端子である総端子を備え、前記配線基板は、可撓性を有する基体と、前記総端子に電気的に接続された第一バスバーと、を備え、前記基体は、第一絶縁層及び第二絶縁層を備え、前記第一バスバーは、前記第一方向において前記第一絶縁層及び前記第二絶縁層の間に少なくとも一部が配置されており、かつ、前記複数の蓄電素子のうちの少なくとも2つの蓄電素子と前記第一方向で対向する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、効率よく組み立てることができる蓄電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置の第1の分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る蓄電装置の第2の分解斜視図である。
図4は、実施の形態に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。
図5は、実施の形態に係る配線基板の分解斜視図である。
図6は、実施の形態に係る配線基板の断面図である。
図7は、実施の形態に係る検出線を備えるFPC基板の断面図である。
図8は、実施の形態の変形例1に係る配線基板の断面図である。
図9は、実施の形態の変形例2に係る配線基板の断面図である。
図10は、実施の形態の変形例3に係る配線基板の斜視図である。
図11は、実施の形態の変形例3に係る第一バスバーの斜視図である。
図12は、実施の形態の変形例4に係る第一バスバーの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、複数の蓄電素子を備える蓄電ユニットと、前記蓄電ユニットの第一方向に配置された配線基板と、を備え、前記蓄電ユニットは、前記複数の蓄電素子の電気的な接続経路における端部の蓄電素子の端子である総端子を備え、前記配線基板は、可撓性を有する基体と、前記総端子に電気的に接続された第一バスバーと、を備え、前記基体は、第一絶縁層及び第二絶縁層を備え、前記第一バスバーは、前記第一方向において前記第一絶縁層及び前記第二絶縁層の間に少なくとも一部が配置されており、かつ、前記複数の蓄電素子のうちの少なくとも2つの蓄電素子と前記第一方向で対向する。
【0010】
本発明の一態様に係る蓄電装置によれば、総端子に接続される第一バスバーであって、少なくとも2つの蓄電素子と第一方向で対向するサイズに形成された第一バスバーが、配線基板に一体に設けられる。従って、配線基板を蓄電ユニットに対して所定の方向に配置することで、第一バスバーも蓄電ユニットに対して同じ所定の方向に配置される。従って、本態様に係る蓄電装置は、効率よく組み立てることができる蓄電装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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