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公開番号2025106541
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025066623,2021032407
出願日2025-04-15,2021-03-02
発明の名称電力制御装置、グリッド、電力制御方法、及び制御装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H02J 3/46 20060101AFI20250708BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】余剰電力の充電開始不良を抑制し、分散型電源の発電電力を有効利用する電力制御装置及びグリッドを提供する。
【解決手段】分散型電源10及び蓄電装置を備え電力系統1と連系するグリッドSの電力制御装置は、分散型電源の出力を調整する第1調整部21と、蓄電装置の充放電を調整する第2調整部23と、分散型電源及び蓄電装置から供給される電力を直流から交流に変換して負荷に出力するインバータ回路31と、制御装置50と、を含み、制御装置は、グリッドの受電電力が第1目標値となるように、分散型電源の出力を第1調整部により制御する第1制御と、グリッドの受電電力が第2目標値となるように、分散型電源の余剰電力を、第2調整部を介して蓄電装置に充電する第2制御とを実行し、グリッドの受電電力が判定値に低下した場合、第2制御を開始する。第2制御を開始する判定値は、第1目標値以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
分散型電源及び蓄電装置を備え電力系統と連系するグリッドの電力制御装置であって、
前記分散型電源の出力を調整する第1調整部と、
前記蓄電装置の充放電を調整する第2調整部と、
前記分散型電源及び前記蓄電装置から供給される電力を直流から交流に変換して出力するインバータ回路と、
制御装置と、を含み、
前記制御装置は、
前記グリッドの受電電力が第1目標値となるように、前記分散型電源の出力を前記第1調整部により制御する第1制御と、
前記グリッドの受電電力が第2目標値となるように、前記分散型電源の余剰電力を、前記第2調整部を介して前記蓄電装置に充電する第2制御とを実行し、
前記制御装置は、前記電力系統から前記グリッドへの受電電力が第1判定値に低下した場合、前記第2制御を開始し、
前記第2制御を開始する前記第1判定値は、前記第1目標値以上である、電力制御装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電力制御装置であって、
前記第2目標値は、前記第1目標値より大きい、電力制御装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の電力制御装置であって、
前記第1目標値、前記第2目標値、前記第1判定値の大小関係は、
前記第1目標値≦前記第1判定値<前記第2目標値である、電力制御装置。
【請求項4】
電力系統と連系するグリッドであって、
分散型電源と、
前記分散型電源に対して並列に接続された蓄電装置と、
請求項1~3のいずれか一項に記載の電力制御装置と、
負荷と、を備えた、グリッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分散型電源のエネルギーを有効活用する技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
化石燃料に対する依存の低減や環境問題の観点から、太陽光発電(PV:Photovoltaic)システムに代表される分散型電源の導入が進められている。PVシステムは太陽光発電パネルで発電された電力を、電力制御装置のインバータ回路を用いて、直流から交流に変換して出力している。
【0003】
下記特許文献1には、太陽電池、蓄電池、逆流防止ダイオード、パワーコンディショナ、負荷等を備えた電力貯蔵型太陽光発電システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4765162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電力品質を維持するには、グリッドから電力系統への逆潮流を、抑制することが好ましい。電力系統への逆潮流を抑制するため、グリッドの受電電力が第1目標値以上となるように、分散型電源の出力を制御することが考えられる。
【0006】
分散型電源のエネルギーを有効活用するには、分散型電源に電力の余剰が発生した場合、余剰電力を蓄電装置に充電することが考えられる。分散型電源の出力増加に伴い受電電力が判定値まで低下した場合、分散型電源に余剰電力が発生していると判断して、蓄電装置への充電を開始することが考えられる。
【0007】
ところが、逆潮流を抑制するため、受電電力は第1目標値以上に維持されることから、判定値が第1目標値よりも小さいと、いつまで経っても蓄電装置の充電が開始されず、分散型電源の発電電力を無駄にする可能性があった。
【0008】
本技術は、充電開始不良を抑制し、分散型電源の発電電力を有効利用する技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
分散型電源及び蓄電装置を備え電力系統と連系するグリッドの電力制御装置は、前記分散型電源の出力を調整する第1調整部と、前記蓄電装置の充放電を調整する第2調整部と、前記分散型電源及び前記蓄電装置から供給される電力を直流から交流に変換して出力するインバータ回路と、制御装置と、を含み、前記制御装置は、前記グリッドの受電電力が第1目標値となるように、前記分散型電源の出力を前記第1調整部により制御する第1制御と、前記グリッドの受電電力が第2目標値となるように、前記分散型電源の余剰電力を、前記第2調整部を介して前記蓄電装置に充電する第2制御と、を実行し、前記制御装置は、前記電力系統から前記グリッドへの受電電力が第1判定値に低下した場合、前記第2制御を開始し、前記第2制御を開始する前記第1判定値は、前記第1目標値以上である。
【0010】
この技術は、電力系統と連系するグリッドに適用することが出来る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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