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公開番号
2025104857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223003
出願日
2023-12-28
発明の名称
充電方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H02J
7/10 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 電池を適切に保護することができる充電方法を提供する。
【解決手段】 充電方法は、充電中の電池に流れる電流を周波数解析することによりリプル電流の周波数を特定し、前記周波数における前記電流の減衰量に基づき減衰前の前記リプル電流の大きさを算出し、前記電流の大きさを、基準値から減衰前の前記リプル電流の大きさを減じた値に決定する方法である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
充電中の電池に流れる電流を周波数解析することによりリプル電流の周波数を特定し、
前記周波数における前記電流の減衰量に基づき減衰前の前記リプル電流の大きさを算出し、
前記電流の大きさを、基準値から減衰前の前記リプル電流の大きさを減じた値に決定する、
充電方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電池の充電に関し、例えば特許文献1には、充電中の電池に流れる電流に発生するリプルを判定する点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-52163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電中の電流の大きさは、電池の劣化が抑制されるように、例えば電池の状態に基づく基準値からリプル電流の大きさを減じた値に制御される。リプル電流は、電流センサにより検出されるが、電流センサに組み込まれたノイズ除去用のフィルタにより検出値が実際の電流値より小さくなる。このため、電流制御の精度が不十分となり、電池が劣化するおそれがある。これに対し、フィルタ無しの電流センサを併用すれば精度を向上することができるが、装置のコスト上昇及び大型化の問題が生ずる。
【0005】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、電池を適切に保護することができる充電方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の充電方法は、充電中の電池に流れる電流を周波数解析することによりリプル電流の周波数を特定し、前記周波数における前記電流の減衰量に基づき減衰前の前記リプル電流の大きさを算出し、前記電流の大きさを、基準値から減衰前の前記リプル電流の大きさを減じた値に決定する方法である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電池を適切に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両の電池システムの一例を概略的に示す構成図である。
図2は、リプル電流の一例を示す波形図である。
図3は、制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図4(a)は、電流センサが検出する電流波形の一例を示す図である。 図4(b)は、電流の周波数スペクトルの一例を示す図である。 図4(c)は、フィルタの減衰特性の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(電池システムの構成)
図1は、車両Vの電池システムの一例を概略的に示す構成図である。車両Vは、1以上のECU(Electronic Control Unit)を含む制御装置1、電源である電池パック2、電池パック2の充放電用のインレット3、直流電流を交流電流に変換するインバータ4、及び、車両Vの動力源である電動機(MG)5を有する。電池パック2は、電池の一例である電池セル20、電池セル20に流れる電流値を検出する電流センサ21、電池セル20の電圧値を検出する電圧センサ24、及び、電池セル20の温度を検出する温度センサ25を有する。電流センサ21、電圧センサ24、及び温度センサ25の各検出値は制御装置1に出力される。
【0010】
制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などを含むコンピュータである。ECU1は、ROMに格納されたプログラムに従ってCPUを動作させる。制御装置1は本例の充電方法を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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