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公開番号
2025103999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221811
出願日
2023-12-27
発明の名称
蓄電情報処理方法、蓄電情報処理装置、及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
31/392 20190101AFI20250702BHJP(測定;試験)
要約
【課題】蓄電情報処理方法、蓄電情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】蓄電情報処理方法は、コンピュータが、蓄電素子を含むシステムの、運用開始前のシミュレーションに基づく、容量の劣化推移のデータを取得し、前記劣化推移のデータに対するシステム保証劣化推移を導出し、導出したシステム保証劣化推移から、所定期間の保証容量値を算出し、算出した保証容量値を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータが、
蓄電素子を含むシステムの、運用開始前のシミュレーションに基づく、容量の劣化推移のデータを取得し、
前記劣化推移のデータに対するシステム保証劣化推移を導出し、
導出したシステム保証劣化推移から、所定期間の保証容量値を算出し、
算出した保証容量値を出力する
蓄電情報処理方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記コンピュータは、
取得した前記劣化推移のデータから、運用開始前のシミュレーションに基づく、前記システムの環境温度に応じた劣化容量を減じて、前記システム保証劣化推移を算出する
請求項1に記載の蓄電情報処理方法。
【請求項3】
前記コンピュータは、
取得した前記劣化推移のデータから、前記システムの蓄電素子構成に応じた劣化容量を減じて、前記システム保証劣化推移を算出する
請求項1に記載の蓄電情報処理方法。
【請求項4】
前記コンピュータは、
運用開始後の時間経過に対する、前記劣化推移及び前記システム保証劣化推移の少なくともいずれか、及び、前記保証容量値の推移を可視化したデータを出力する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蓄電情報処理方法。
【請求項5】
前記コンピュータは、
運用開始後の前記蓄電素子を含むシステムについての測定データに基づく、実容量の推移を導出し、
運用開始後の時間経過に対する、前記劣化推移、前記システム保証劣化推移、及び、前記保証容量値の推移の少なくともいずれかに、導出した前記実容量の推移を併せて可視化したデータを出力する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蓄電情報処理方法。
【請求項6】
前記コンピュータは、
運用開始後の前記蓄電素子を含むシステムについての測定データに基づく、実容量を導出し、
導出した実容量が、対応する期間の前記保証容量値未満である場合、警告を通知する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蓄電情報処理方法。
【請求項7】
前記コンピュータは、
運用開始後の前記蓄電素子を含むシステムについて、前記蓄電素子の増設、交換、及び、運用変更の少なくともいずれかの修繕が実施された場合、前記修繕の実施後のシミュレーションに基づく、前記容量の劣化推移のデータ取得を実行し、
前記修繕の実施後の前記劣化推移及び前記システム保証劣化推移の少なくともいずれか、及び、前記所定期間の保証容量値の推移を可視化したデータを出力する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蓄電情報処理方法。
【請求項8】
蓄電素子を含むシステムの、運用開始前のシミュレーションに基づく、容量の劣化推移のデータを取得し、
前記劣化推移のデータに対するシステム保証劣化推移を導出し、
導出したシステム保証劣化推移から、所定期間の保証容量値を算出し、
算出した保証容量値を出力する
処理を実行する処理部を備える蓄電情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータに、
蓄電素子を含むシステムの、運用開始前のシミュレーションに基づく、容量の劣化推移のデータを取得し、
前記劣化推移のデータに対するシステム保証劣化推移を導出し、
導出したシステム保証劣化推移から、所定期間の保証容量値を算出し、
算出した保証容量値を出力する
処理を実行させるコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電情報処理方法、蓄電情報処理装置、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
再生可能発電システム又は既存の発電システムにて発電された電力の安定化や有効活用のために、蓄電素子の利用が拡大している。特許文献1には、屋外に設置されるコンテナ型蓄電ユニットが開示されている。このような蓄電ユニットを含むESS(Energy Storage System 。蓄電池を用いたものはBattery ESS 又はBESSと呼ばれる。)を利用することで、再生可能発電システムで発電した電力を安定的に供給可能となる。また、近年、ESSを電力取引に利用することが期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6455282号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ESSは、複数の蓄電セルを直列接続したバンク又はストリングと称する蓄電素子群を含む。ESSにて、例えば一部の蓄電素子の劣化が進むと、ESS全体としての性能が低下する(蓄電可能容量や放電可能容量が低下する)可能性がある。そこでESSのユーザから、ESSの製造事業者や、サービス事業者、保守事業者(以下、「提供者」と称する)に対して、ESSの容量を保証することが求められる場合がある。
【0005】
本開示は、蓄電設備の容量保証を可能にする蓄電情報処理方法、蓄電情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る蓄電情報処理方法は、コンピュータが、蓄電素子を含むシステムの、運用開始前のシミュレーションに基づく、容量の劣化推移のデータを取得(obtain)し、前記劣化推移のデータに対するシステム保証劣化推移を導出し、導出したシステム保証劣化推移から、所定期間の保証容量値を算出し、算出した保証容量値を出力する。
【発明の効果】
【0007】
一側面に係る蓄電情報処理方法によれば、運用開始前のシミュレーションに基づく劣化推移のデータに対し、システム保証劣化推移が導出され、そのシステム保証劣化推移から、所定期間の保証容量値が適切に出力される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
蓄電情報処理システムの概要図である。
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
情報端末装置の構成を示すブロック図である。
蓄電システムのコンテナの構成の一例を示す図である。
蓄電システムの電気的な接続構成の一例を示す図である。
情報処理装置にて実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。
保証情報の出力画面の一例を示す図である。
運用開始後の情報処理装置にて実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。
保証情報の出力画面の他の一例を示す図である。
保証情報の出力画面の他の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
始めに、蓄電情報処理方法、蓄電情報処理装置、及びコンピュータプログラムの概要について説明する。
【0010】
(1)蓄電情報処理方法は、コンピュータが、蓄電素子を含むシステムの、運用開始前のシミュレーションに基づく、容量の劣化推移のデータを取得し、前記劣化推移のデータに対するシステム保証劣化推移を導出し、導出したシステム保証劣化推移から、所定期間の保証容量値を算出し、算出した保証容量値を出力する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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