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公開番号
2025126506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022734
出願日
2024-02-19
発明の名称
鉛蓄電池用正極板の製造方法
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01M
4/20 20060101AFI20250822BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】湿式の利点を活かしつつ性能に優れる鉛蓄電池用正極板の製造技術を開示する。
【解決手段】
鉛蓄電池に使用される正極板の製造方法であって、内部に芯金33を有する筒状体20に鉛ペーストを充填する充填工程と、鉛ペーストを充填した前記筒状体20を洗浄する洗浄工程を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
鉛蓄電池に使用される正極板の製造方法であって、
内部に芯金を有する筒状体に鉛ペーストを充填する充填工程と、
鉛ペーストを充填した前記筒状体を洗浄する洗浄工程を含む、正極板の製造方法。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の正極板の製造方法であって、
前記洗浄工程を前記充填工程と同じ工程で同時に行う、正極板の製造方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の正極板の製造方法であって、
前記洗浄工程にて前記筒状体を水で洗浄する、正極板の製造方法。
【請求項4】
請求項3に記載の正極板の製造方法であって、
水洗浄後の前記筒状体を乾燥させる乾燥工程を有する、正極板の製造方法。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の正極板の製造方法であって、
前記筒状体に充填する鉛ペーストの密度は2~4[g/cc]、前記筒状体に対する鉛ペーストの充填圧力は0.01~0.5[MPa]である、正極板の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書によって開示される技術は、鉛蓄電池用正極板の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鉛蓄電池の正極板に、クラッド式極板が使用される場合がある。クラッド式極板は、活物質である鉛の保持に筒状体を使用した極板である。筒状体に対する鉛の充填方法に乾式と湿式の2つがある。乾式は鉛紛の状態で充填する方法、湿式は鉛紛と希硫酸を混ぜたペーストを充填する方法である。クラッド式極板の製造方法に関する文献として、下記の特許文献1、2がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭58-145063号公報
特開昭58-112251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
湿式は、鉛粉をペーストの状態で筒状体へ充填する。そのため、乾式に比べて、充填時の発塵(筒状体から漏れる鉛紛の塵)が少なく、作業環境にやさしいと言う利点がある。
【0005】
本明細書では、湿式の利点を活かしつつ、性能に優れる鉛蓄電池用正極板の製造技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書によって開示される技術は、鉛蓄電池に使用される正極板の製造方法であって、内部に芯金を有する筒状体に鉛ペーストを充填する充填工程と、鉛ペーストを充填した前記筒状体を洗浄する洗浄工程と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本明細書によって開示される技術によれば、作業環境にやさしいと言う湿式の利点を活かしつつ、性能に優れる鉛蓄電池用正極板を製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
鉛蓄電池用の正極板の製造工程のフローチャート
スダレ格子の正面図
芯金の挿入工程を示す図
鉛ペーストの充填工程を示す図
筒状体の洗浄工程を示す図
筒状体の洗浄工程を示す図
封止部材の装着工程を示す図
正極板の正面図
鉛蓄電池用の正極板の製造工程のフローチャート
鉛蓄電池用の正極板の製造工程のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本実施形態の概要)
初めに、本実施形態にて開示する正極板の製造方法の概要について説明する。
(1)鉛蓄電池に使用される正極板の製造方法であって、内部に芯金を有する筒状体に鉛ペーストを充填する充填工程と、鉛ペーストを充填した前記筒状体を洗浄する洗浄工程と、を含む。(1)に記載の正極板の製造方法において、上記工程以外は、任意であり、例えば、上記以外の工程を含むものでもよいし、含まなくてもよい。
【0010】
本実施形態にて開示する正極板の製造方法によれば、筒状体に対する鉛ペーストの充填時に、筒状体表面に付着した鉛ペーストを、洗浄工程にて洗い流す。そのため、本製造方法により製造した正極板を鉛蓄電池にした時に、筒状体表面に付着した鉛ペーストが、負極板に接触して短絡することを抑制することが出来る。以上により、作業環境にやさしいと言う湿式の利点を活かしつつ、極板間の短絡を抑制し、性能に優れる鉛蓄電池用正極板の製造技術を提供することが出来る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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