TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025136098
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034301
出願日
2024-03-06
発明の名称
推定装置、推定システム、推定方法及び推定プログラム
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
31/389 20190101AFI20250911BHJP(測定;試験)
要約
【課題】蓄電素子の内部抵抗の推定精度を向上できる技術を提供する。
【解決手段】推定装置は、蓄電素子の第1期間の計測データに基づく第1内部抵抗に対する、第2期間の計測データに基づく第2内部抵抗の変化量を取得し、取得した前記変化量と、前記第1期間の前記蓄電素子の基準内部抵抗とに基づいて、前記第2期間以降の前記蓄電素子の内部抵抗を推定する処理を実行する制御部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄電素子の第1期間の計測データに基づく第1内部抵抗に対する、第2期間の計測データに基づく第2内部抵抗の変化量を取得し、
取得した前記変化量と、前記第1期間の前記蓄電素子の基準内部抵抗とに基づいて、前記第2期間以降の前記蓄電素子の内部抵抗を推定する
処理を実行する制御部を備える
推定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記変化量に応じて前記基準内部抵抗を増大又は減少させることにより、前記内部抵抗を推定する
請求項1に記載の推定装置。
【請求項3】
前記第1期間の計測データの分布と、前記第2期間の計測データの分布との比較に基づいて、前記基準内部抵抗を増大又は減少させることにより、前記内部抵抗を推定する
請求項1又は請求項2に記載の推定装置。
【請求項4】
前記第1期間の計測データの分布と、前記第2期間の計測データの分布とに基づいて、前記第2期間の計測データを補正し、
補正後の前記第2内部抵抗の前記第1内部抵抗に対する前記変化量を取得する
請求項1又は請求項2に記載の推定装置。
【請求項5】
前記計測データは前記蓄電素子の電流及び電圧を含み、
前記第1期間における複数の前記電流及び電圧に基づいて、最小二乗法により前記第1内部抵抗を推定し、前記第2期間における複数の前記電流及び電圧に基づいて、最小二乗法により前記第2内部抵抗を推定する
請求項1又は請求項2に記載の推定装置。
【請求項6】
前記第1期間及び前記第2期間の期間長さは、前記蓄電素子の電流変化の周期、電圧変化の周期及び温度変化の周期の少なくとも1つに基づいて設定される
請求項1又は請求項2に記載の推定装置。
【請求項7】
前記第2期間が前記第1期間と重複しないように前記第1期間及び前記第2期間が設定される
請求項1又は請求項2に記載の推定装置。
【請求項8】
前記第2期間の一部が前記第1期間と重複するように前記第1期間及び前記第2期間が設定される
請求項1又は請求項2に記載の推定装置。
【請求項9】
共通する季節に対応するように前記第1期間及び前記第2期間が設定される
請求項1又は請求項2に記載の推定装置。
【請求項10】
蓄電素子と、前記蓄電素子の内部抵抗を推定する推定装置とを備え、
前記推定装置は、
蓄電素子の第1期間の計測データに基づく第1内部抵抗に対する、第2期間の計測データに基づく第2内部抵抗の変化量を取得し、
取得した前記変化量と、前記第1期間の前記蓄電素子の基準内部抵抗とに基づいて、前記第2期間以降の前記蓄電素子の内部抵抗を推定する
処理を実行する制御部を備える
推定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、推定装置、推定システム、推定方法及び推定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
蓄電素子は、使用に伴い内部抵抗が変化する。蓄電素子を制御する上で、蓄電素子の内部抵抗を正確に把握することが重要である。従来、蓄電素子の内部抵抗を測定する技術が提案されている。
【0003】
特許文献1に開示される異常判定装置では、組電池を構成する各単位電池の電圧及び組電池に流れる電流を計測し、計測された各単位電池の電圧のうちの最大値と最小値との偏差と電流値を用いて組電池の内部抵抗を算出し、算出された内部抵抗の大きさによって組電池の異常を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-195604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電池などの蓄電素子の内部抵抗を推定する際には、電流計や電圧計などの計測装置を通じて蓄電素子の電圧及び電流を所定周期で取得する。蓄電素子の設置環境によっては、電圧及び電流を短い周期で取得することが困難であり、その結果内部抵抗の推定精度が悪化する。
【0006】
本開示の目的は、蓄電素子の内部抵抗の推定精度を向上できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る推定装置は、蓄電素子の第1期間の計測データに基づく第1内部抵抗に対する、第2期間の計測データに基づく第2内部抵抗の変化量を取得し、取得した前記変化量と、前記第1期間の前記蓄電素子の基準内部抵抗とに基づいて、前記第2期間以降の前記蓄電素子の内部抵抗を推定する処理を実行する制御部を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る推定システムは、蓄電素子と、前記蓄電素子の内部抵抗を推定する推定装置とを備える。前記推定装置は、蓄電素子の第1期間の計測データに基づく第1内部抵抗に対する、第2期間の計測データに基づく第2内部抵抗の変化量を取得し、取得した前記変化量と、前記第1期間の前記蓄電素子の基準内部抵抗とに基づいて、前記第2期間以降の前記蓄電素子の内部抵抗を推定する処理を実行する制御部を備える。
【0009】
本開示の一態様に係る推定方法は、蓄電素子の第1期間の計測データに基づく第1内部抵抗に対する、第2期間の計測データに基づく第2内部抵抗の変化量を取得し、取得した前記変化量と、前記第1期間の前記蓄電素子の基準内部抵抗とに基づいて、前記第2期間以降の前記蓄電素子の内部抵抗を推定する。
【0010】
本開示の一態様に係る推定プログラムは、蓄電素子の第1期間の計測データに基づく第1内部抵抗に対する、第2期間の計測データに基づく第2内部抵抗の変化量を取得し、取得した前記変化量と、前記第1期間の前記蓄電素子の基準内部抵抗とに基づいて、前記第2期間以降の前記蓄電素子の内部抵抗を推定する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社GSユアサ
鉛蓄電池
14日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
21日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
17日前
株式会社GSユアサ
鉛蓄電池
14日前
株式会社GSユアサ
無停電電源装置
9日前
株式会社GSユアサ
無停電電源装置
9日前
株式会社GSユアサ
電極体及び蓄電素子
2日前
株式会社GSユアサ
鉛蓄電池用正極板の製造方法
21日前
株式会社GSユアサ
保護装置、蓄電装置、及び保護方法
今日
株式会社GSユアサ
推定装置、推定システム、推定方法及び推定プログラム
今日
株式会社GSユアサ
蓄電設備の予防保全装置、予防保全方法、及びコンピュータプログラム
今日
株式会社GSユアサ
水素分離装置、水素分離システム、水素分離方法及び炭素化合物製造システム
8日前
株式会社GSユアサ
硫化物固体電解質及び全固体電池
24日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子用正極活物質、蓄電素子用正極、蓄電素子及び蓄電素子用正極活物質の製造方法
2日前
株式会社GSユアサ
推定装置、診断装置、推定方法及び診断方法
8日前
株式会社GSユアサ
充放電システム、充放電システムの制御方法、およびコンピュータプログラム
10日前
株式会社GSユアサ
硫化物固体電解質の製造方法、硫化物固体電解質、全固体電池、及び硫化物固体電解質の製造に用いる原料化合物の選択方法
10日前
個人
計量スプーン
10日前
個人
微小振動検出装置
21日前
株式会社イシダ
X線検査装置
21日前
株式会社辰巳菱機
システム
1か月前
アンリツ株式会社
分光器
16日前
株式会社FRPカジ
FRP装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
2日前
アンリツ株式会社
分光器
16日前
株式会社東芝
センサ
21日前
ダイハツ工業株式会社
測定用具
14日前
株式会社ヨコオ
コンタクタ
14日前
日本精工株式会社
分注装置
28日前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
1か月前
学校法人立命館
液面レベルセンサ
29日前
TDK株式会社
磁気センサ
10日前
TDK株式会社
磁気センサ
17日前
株式会社ナリス化粧品
角層細胞採取用具
今日
株式会社カワタ
サンプリング装置
25日前
株式会社精工技研
光電圧プローブ
22日前
続きを見る
他の特許を見る