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公開番号
2025151378
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052773
出願日
2024-03-28
発明の名称
透湿度測定用封止装置
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
15/08 20060101AFI20251002BHJP(測定;試験)
要約
【課題】容器口部を封止し、容器を透過した水蒸気透過量(水蒸気透過率)、すなわち容器の透湿量/透湿度を安価で簡易に測定できる透湿度測定用封止装置を提供する。
【解決手段】透湿度測定用封止装置1は、容器の透湿度測定のために、容器の口部を封止する装置であって、容器の口部を封止する封止部10と、封止部10を容器に固定する固定部20とを備え、固定部20は、容器を周回する帯部材21と、帯部材21を締めるまたは緩める第1締緩部材22と、封止部10と帯部材21とを連結する少なくとも3個の連結部材24と、少なくとも3個の連結部材24をそれぞれ締めるまたは緩める少なくとも3個の第2締緩部材25とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の透湿度測定のために、前記容器の口部を封止する装置であって、
前記容器の口部を封止する封止部と、
前記封止部を前記容器に固定する固定部と、
を備え、
前記固定部は、
前記容器を周回する帯部材と、
前記帯部材を締めるまたは緩める第1締緩部材と、
前記封止部と前記帯部材とを連結する少なくとも3個の連結部材と、
前記少なくとも3個の連結部材をそれぞれ締めるまたは緩める少なくとも3個の第2締緩部材と、
を含む、透湿度測定用封止装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記封止部は、
前記容器の口部に接する封止材と、
前記封止材を介して前記容器の口部と対向する平板部材と、
を含む、請求項1に記載の透湿度測定用封止装置。
【請求項3】
前記封止部の平板部材は、少なくとも3個の貫通孔を有し、
前記固定部は、前記帯部材に連結されており、貫通孔をそれぞれ有する少なくとも3個の補助部材を有し、
前記少なくとも3個の連結部材の各々は、前記封止部の平板部材の少なくとも3個の貫通孔の各々を挿通し、前記固定部の少なくとも3個の補助部材の各々の貫通孔を挿通するボルトであり、
前記少なくとも3個の第2締緩部材の各々は、前記ボルトの各々と嵌合するナットである、
請求項2に記載の透湿度測定用封止装置。
【請求項4】
前記封止部の平板部材の少なくとも3個の貫通孔の各々は、中央から放射方向に延びる長尺形状を有する、請求項3に記載の透湿度測定用封止装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、透湿度測定用封止装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
食品、医薬品または電子部品等の包装材として、水蒸気透過性が低いバリアフィルムが用いられている。例えば非特許文献1,2および特許文献1には、このようなフィルム状(シート状)の試料の透湿度を測定する技術が開示されている。
【0003】
非特許文献1に記載のJIS Z 0208:1976、および非特許文献2に記載のISO 2528:1995で規定された防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)では、
・底壁と周側壁とで構成されたカップと、カップの周側壁上に配置されるリングと、を備え、
・カップ内に吸湿剤が配置され、
・カップの周側壁とリングとの間に試料片が挟み込まれ、
・カップの周側壁とリングとの間の周縁にはみぞが配置されており、みぞには封ろう剤が流し込まれて、試料片の周縁が密封され、
・所定多湿環境において所定時間経過した後に吸湿剤の質量変化を測定することにより、試料片を透過した透湿量/透湿度を測定する。
【0004】
特許文献1に記載の水蒸気透過性測定方法では、
・金属腐食法(例えばカルシウム腐食法)を利用して、
・カルシウム等を含み、水蒸気を検出する箔状の水蒸気検出部を有する水蒸気透過性測定ユニット上に、試料を配置し、試料封止材で試料の周囲を封止し、
・所定多湿環境において所定時間経過した後に例えば画像処理により、水蒸気検出部の腐食の箇所を測定し、試料の水蒸気透過性を測定する。
【0005】
一方で、ペットボトル等の容器の透湿度を測定する技術がある。このような容器形状の透湿度測定では、非特許文献1および特許文献1に記載のフィルム状の試料の透湿度測定技術を用いることができず、図17に示す容器の透湿度測定技術が知られている。この容器の透過度測定技術では、ステンレス球および流送管で構成される球栓式ボトルアダプタを容器の口部に取付け、容器内に透過した酸素または水蒸気を、測定装置内のセンサまで流送することにより計測する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2014/119690号
【非特許文献】
【0007】
JIS Z 0208:1976、防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)“Testing Methods for Determination of the Water Vapour Transmission Rate of Moisture-Proof Packaging Materials (Dish Method)”、日本工業規格、1976年03月01日
ISO 2528:1995、“Sheet materials - Determination of water vapour transmission rate - Gravimetric (dish) method”、International Organization for Standardization、1995年9月1日
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、図17に示すような測定装置は高価である。そのため、容器形状であっても、非特許文献1および特許文献1に記載のフィルム状の試料の透湿度測定技術のような安価で簡易な方法が要望されている。
【0009】
本発明は、容器口部を封止し、容器を透過した水蒸気透過量(水蒸気透過率)、すなわち容器の透湿量/透湿度を安価で簡易に測定できる透湿度測定用封止装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る透湿度測定用封止装置は、容器の透湿度測定のために、前記容器の口部を封止する装置であって、前記容器の口部を封止する封止部と、前記封止部を前記容器に固定する固定部とを備え、前記固定部は、前記容器を周回する帯部材と、前記帯部材を締めるまたは緩める第1締緩部材と、前記封止部と前記帯部材とを連結する少なくとも3個の連結部材と、前記少なくとも3個の連結部材をそれぞれ締めるまたは緩める少なくとも3個の第2締緩部材とを含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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