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公開番号
2025148088
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048677
出願日
2024-03-25
発明の名称
飲料
出願人
株式会社カネカ
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
A23L
2/66 20060101AFI20250930BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】乳化剤を含まず高タンパク質な配合でも分離、凝集、膜張り、及び/又は沈殿が生じにくい高タンパク質含有飲料を提供すること。
【解決手段】タンパク質の含有量が6~12重量%の飲料であって、ひよこ豆粉の含有量が0.5~6重量%、水溶性食物繊維の含有量が1.5~4.5重量%である、飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
タンパク質の含有量が6~12重量%の飲料であって、ひよこ豆粉の含有量が0.5~6重量%、水溶性食物繊維の含有量が1.5~4.5重量%である、飲料。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記水溶性食物繊維が、イヌリン及び/またはイソマルトデキストリンである、請求項1に記載の飲料。
【請求項3】
前記タンパク質が大豆タンパク質を含み、
前記大豆タンパク質の含有量が5.5~10重量%である、請求項1または2に記載の飲料。
【請求項4】
グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ショ糖脂肪酸エステル、及びプロピレングリコール脂肪酸エステルよりなる群から選択される少なくとも1種の乳化剤の含有量の合計が、0.001重量%未満である、請求項1または2に記載の飲料。
【請求項5】
動物性タンパク質の含有量が5重量%以下である、請求項1または2に記載の飲料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の健康志向の高まりから、タンパク質、食物繊維、ビタミン、及びミネラル類等の栄養素を強化した栄養補助飲食品が人気を集めている。中でも、三大栄養素の一つであるタンパク質は、筋肉、骨、及び血液に欠かせない栄養素であることから、タンパク質含有量を高めた栄養補助飲食品の需要は特に高まっており、タンパク質含有量が高い一方で糖質及び脂質の含有量が低く、効率的にタンパク質を摂取することができる製品の開発が求められている。
【0003】
このような栄養補助飲食品のうち、タンパク質を手軽に摂取できる飲食品として高タンパク質含有飲料がある。該飲料中のタンパク質含有量は、一般的には、大豆タンパク質を含む豆類等の植物性タンパク質や、ホエイタンパク質等の動物性タンパク質を原料中に添加することで高めることができ、中でも、大豆タンパク質は原料としての入手の容易性に加え、その栄養価の高さからタンパク質素材として利用されることが多い。
【0004】
大豆タンパク質の様な水不溶性成分を多く含む飲食品は、保存期間が長くなるほど水不溶性成分の分離、凝集、膜張り、及び/又は沈殿が生じやすいため、分散安定剤として乳化剤が一般的に使用される。
【0005】
しかしながら、乳化剤は後味を悪化させる上、世界的なクリーンラベル(添加物を含まない)の潮流を背景に、乳化剤を用いない保存安定化技術が求められていた。
【0006】
このような課題に対して、種々の解決方法が提案されている。例えば、特許文献1には、「容易に水に分散させることができ、高タンパク質濃度であっても低粘度で加熱によるゲル化や凝固といったタンパク質特有の物性変化が生じにくく、さらには、タンパク質の等電点付近のpHにおいても不溶化による沈殿、分離が生じず、実用的に使えるレベルの安定性を有しており、それゆえ様々な飲食品に対して高濃度でも使用することのできる汎用性の高いタンパク質素材の提供」を課題とすること、また、「本発明のタンパク質素材は特定の水溶性多糖類と複合化されていることにより、好ましくない不快味が抑制されると共に、また幅広いpHにおける水分散液の保存安定性が高められ、高濃度の水分散液の加熱前後の粘度上昇が抑制され、低濃度の水分散液では加熱によるタンパク質の凝集が抑制される効果が付与される」ことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-226135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の飲食品は、タンパク質分解酵素で加水分解処理を行う必要があるためコストが高く、またタンパク質分解酵素の配合量が多くなるほど苦味を呈し後味が悪くなるという課題があった。このように、タンパク質含有量を高めた高タンパク質含有飲料には未だ改善の余地があり、技術的な解決が求められていた。
【0009】
本発明の目的は、乳化剤を含まず高タンパク質な配合でも分離、凝集、膜張り、及び/又は沈殿が生じにくい高タンパク質含有飲料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、タンパク質の含有量が特定範囲の飲料であって、前記飲料中にひよこ豆粉及び水溶性食物繊維をそれぞれ特定量配合した飲料は、乳化剤を含まず高タンパク質な配合でも分離、凝集、膜張り、及び/又は沈殿が生じにくいことを見出し、本発明を完成するに至った。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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