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公開番号2025153361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055807
出願日2024-03-29
発明の名称液体導電率測定装置
出願人住鉱潤滑剤株式会社
代理人個人
主分類G01N 27/06 20060101AFI20251002BHJP(測定;試験)
要約【課題】液体の導電率を測定する作業における安全性の向上を図ることのできる液体導電率測定装置を提供する。
【解決手段】液体Lの導電率を測定する液体導電率測定装置1であって、上部が開口された容器Cに収容された測定対象の液体Lに上方から挿入される一対の電極11を有し、液体Lの導電率を測定する測定部10と、測定部10を支持する支持台20と、を備え、支持台20は、測定部10を上下方向に移動させる昇降機構22を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
液体の導電率を測定する液体導電率測定装置であって、
上部が開口された容器に収容された測定対象の液体に上方から挿入される一対の電極を有し、液体の導電率を測定する測定部と、
前記測定部を支持する支持台と、を備え、
前記支持台は、前記測定部を上下方向に移動させる昇降機構を有している
液体導電率測定装置。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
一対の前記電極の間隔を調整する電極間隔調整機構を備えた
請求項１に記載の液体導電率測定装置。
【請求項３】
前記支持台は、前記容器を載置する載置部を有している
請求項１に記載の液体導電率測定装置。
【請求項４】
前記測定部は、一対の前記電極のそれぞれを、一の操作によって着脱可能とする着脱機構を有している
請求項１に記載の液体導電率測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、液体の導電率の測定に用いられる液体導電率測定装置に関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、液体導電率測定装置としては、一対の電極を有する測定部を備え、測定部の一対の電極を、上部が開口された容器に収容された測定対象の液体に上方から挿入し、一対の電極間の電流値を測定することによって、容器に収容された液体の導電率を測定するものが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－２７０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の液体導電率測定装置は、液体の導電率を測定する作業を行う作業者が、測定部を把持した状態で、容器に収容された液体に一対の電極を接触させている。
【０００５】
液体は、種類に応じて導電率の大きさが異なるため、導電率が小さい液体の導電率を測定する場合には、大電流の電気を流すことによって導電率を測定することになる。大電流の電気を流すことによって液体の導電率を測定する場合には、液体の導電率を測定する作業者の人体に悪影響を及ぼす可能性がある。
【０００６】
本発明の目的とするところは、液体の導電率を測定する作業における安全性の向上を図ることのできる液体導電率測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の液体導電率測定装置は、液体の導電率を測定する液体導電率測定装置であって、上部が開口された容器に収容された測定対象の液体に上方から挿入される一対の電極を有し、液体の導電率を測定する測定部と、前記測定部を支持する支持台と、を備え、前記支持台は、前記測定部を上下方向に移動させる昇降機構を有している。
【０００８】
また、本発明の液体導電率測定装置は、一対の前記電極の間隔を調整する電極間隔調整機構を備えている、ことが好ましい。
【０００９】
また、本発明の液体導電率測定装置は、前記支持台が、前記容器を載置する載置部を有している、ことが好ましい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、昇降機構の操作によって測定部を上下方向に移動させることが可能となるので、液体の導電率の測定を自動化することが可能となり、液体の導電率を測定する作業における安全性の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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