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公開番号2025159549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062198
出願日2024-04-08
発明の名称電磁流量計
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類G01F 1/58 20060101AFI20251014BHJP(測定;試験)
要約【課題】電磁流量計の現場での診断作業を、均一にかつ容易に実施できるようにする。
【解決手段】記憶部131は、計測における複数の測定箇所(ジャンパー端子105a,105b,105c,105d)毎に測定回路104と測定箇所との接続の説明情報を記憶している。取得機能部134は、検査モードに切り替わると、測定回路104と測定箇所との接続を説明する説明情報を、複数の測定箇所毎に記憶部131から取得する。提示機能部135は、取得機能部134が取得した説明情報を提示する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
測定対象の流体の流れ方向に対して直交する方向に磁界を印加する励磁コイルと、
印加される磁界と直交する方向に対向する箇所の各々に設けられ、印加される磁界により前記流体に発生する起電力を取り出す電極と、
前記起電力をもとに流量を求めるように構成された計測部と、
前記励磁コイルとアース電極との間の抵抗、および前記電極とアース電極との間の抵抗を測定する測定回路と、
前記測定回路と測定箇所とを接続するためのジャンパー端子またはスイッチと、
診断制御部と
を備え、
前記診断制御部は、
予め決められた検査内容に基づいた複数の測定箇所毎に前記測定回路と測定箇所との接続の説明情報が記憶された記憶部と、
計測モードと検査モードとを切り替える指示を受け付ける受付機能部と、
前記受付機能部が指示を受け付けると計測モードと検査モードとを切り替える切替機能部と、
検査モードに切り替わると、前記測定回路と測定箇所との接続を説明する説明情報を、複数の測定箇所毎に前記記憶部から取得する取得機能部と、
前記取得機能部が取得した前記説明情報を提示する提示機能部、および前記測定回路による抵抗の測定が実施されると測定結果を前記記憶部に書き込む書込機能部と
を有する電磁流量計。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
請求項1記載の電磁流量計において、
前記提示機能部は、前記説明情報を、複数の測定箇所毎に提示する電磁流量計。
【請求項3】
請求項1記載の電磁流量計において、
前記提示機能部は、前記説明情報に加え、前記測定回路による抵抗の測定が実施された実施結果を提示する電磁流量計。
【請求項4】
請求項3記載の電磁流量計において、
前記提示機能部は、前記説明情報および前記実施結果を、複数の測定箇所毎に提示する電磁流量計。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の電磁流量計において、
本体の前面の操作パネルに配置された表示部を備え、
前記ジャンパー端子または前記スイッチは、前記表示部とともに前記操作パネルに配置され、
前記提示機能部は、提示の対象を前記表示部に表示する電磁流量計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁流量計に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電磁流量計による流量測定では、磁界の大きさを決めるコイル電流や、電極間に生じる起電力に漏れなどが生じると、流量測定が正確に行えなくなる。このため、電磁流量計では、漏れが発生し得る経路、例えばコイルとアース間、電極とアース間の絶縁抵抗を実測することによる診断が重要となる(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-106879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような実測による絶縁抵抗検査では、従来、絶縁抵抗計を準備して現場へ携行し、絶縁抵抗計を診断対象の機器へ接続して診断を実施している。しかしながら、このような現場での作業には、絶縁抵抗計の機器への接続方法などの手順やノウハウの管理、および伝承を必要としており、現場での作業が容易ではなく、ばらつきが発生しやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、電磁流量計の現場での診断作業を、均一にかつ容易に実施できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る電磁流量計は、測定対象の流体の流れ方向に対して直交する方向に磁界を印加する励磁コイルと、印加される磁界と直交する方向に対向する箇所の各々に設けられ、印加される磁界により流体に発生する起電力を取り出す電極と、起電力をもとに流量を求めるように構成された計測部と、励磁コイルとアース電極との間の抵抗、および電極とアース電極との間の抵抗を測定する測定回路と、測定回路と測定箇所とを接続するためのジャンパー端子またはスイッチと、診断制御部とを備え、診断制御部は、予め決められた検査内容に基づいた複数の測定箇所毎に測定回路と測定箇所との接続の説明情報が記憶された記憶部と、計測モードと検査モードとを切り替える指示を受け付ける受付機能部と、受付機能部が指示を受け付けると計測モードと検査モードとを切り替える切替機能部と、検査モードに切り替わると、測定回路と測定箇所との接続を説明する説明情報を、複数の測定箇所毎に記憶部から取得する取得機能部と、取得機能部が取得した説明情報を提示する提示機能部、および測定回路による抵抗の測定が実施されると測定結果を記憶部に書き込む書込機能部とを有する。
【0007】
上記電磁流量計の一構成例において、提示機能部は、説明情報を、複数の測定箇所毎に提示する。
【0008】
上記電磁流量計の一構成例において、提示機能部は、説明情報に加え、測定回路による抵抗の測定が実施された実施結果を提示する。
【0009】
上記電磁流量計の一構成例において、提示機能部は、説明情報および実施結果を、複数の測定箇所毎に提示する。
【0010】
上記電磁流量計の一構成例において、本体の前面の操作パネルに配置された表示部を備え、ジャンパー端子またはスイッチは、表示部とともに操作パネルに配置され、提示機能部は、提示の対象を表示部に表示する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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