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公開番号
2025150041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024050701
出願日
2024-03-27
発明の名称
ソケット
出願人
株式会社ヨコオ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
1/073 20060101AFI20251002BHJP(測定;試験)
要約
【課題】簡素な構造で組立容易、かつコンタクトプローブの交換が容易なソケットを提供する。
【解決手段】ソケットは、相互に対向する一対の弾性片部を形成した導電性板ばねを有するコンタクトプローブと、前記コンタクトプローブが挿入される取付孔を有するハウジング部と、を備え、前記一対の弾性片部は、先端に向かって対向間隔が広がる向きに曲げられた先端曲部を有するとともに、前記弾性片部の幅方向又は前記幅方向に直交する方向に突出した抜け止め用凸部を有し、前記取付孔は、前記一対の弾性片部の間隔が狭められたときは前記コンタクトプローブが着脱自在で、前記一対の弾性片部の間隔が広がった定常状態では前記抜け止め用凸部が前記取付孔の狭くなる部分に当たってコンタクトプローブの抜けを阻止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
相互に対向する一対の弾性片部を形成した導電性板ばねを有するコンタクトプローブと、
前記コンタクトプローブが挿入される取付孔を有するハウジング部と、を備え、
前記一対の弾性片部は、先端に向かって対向間隔が広がる向きに曲げられた先端曲部を有するとともに、前記弾性片部の幅方向又は前記幅方向に直交する方向に突出した抜け止め用凸部を有し、
前記取付孔は、前記一対の弾性片部の間隔が狭められたときは前記コンタクトプローブが着脱自在で、前記一対の弾性片部の間隔が広がった定常状態では前記抜け止め用凸部が前記取付孔の狭くなる部分に当たってコンタクトプローブの抜けを阻止する、ソケット。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記一対の弾性片部は、幅方向に突出した抜け止め用凸部を有し、
前記取付孔は、開口を有する先端孔部より基部側に基部側収容部を有し、前記基部側収容部は、前記一対の弾性片部の幅方向に突出した抜け止め用凸部が自由に動ける内法を有し、
前記先端孔部には前記一対の弾性片部の間隔が狭められたときのみ通過可能な溝部が前記開口から前記基部側収容部に至るまで形成されており、
前記一対の弾性片部の間隔が広がった定常状態では、前記基部側収容部における前記溝部が開口した端面が前記抜け止め用凸部の抜け方向の移動を阻止する請求項1に記載のソケット。
【請求項3】
前記先端曲部には先端縁から基端方向に向かって切欠部が形成されている、請求項1又は2に記載のソケット。
【請求項4】
間隔を空けて相互に対向する一対の弾性片部を有するコンタクトプローブと、
前記コンタクトプローブが挿入される取付孔を有するハウジングと、を備え、
前記一対の弾性片部は、その幅方向又は前記幅方向に直交する方向に突出した凸部を有し、
前記凸部は、前記コンタクトプローブの定常状態では前記取付孔に当接して前記コンタクトプローブの前記取付孔からの抜けを防止し、前記定常状態より前記間隔が狭められた状態では前記コンタクトプローブの前記取付孔に対する着脱を可能とする、ソケット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソケットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ポゴピンタイプのコンタクトプローブは、被測定デバイスへのコンタクトの際の被測定デバイス及びプローブの高さばらつきを吸収するために、コイルスプリングによりプランジャーに荷重をかける構造であるため、いくつかの部品から構成され、それらの部品間が電気的接点となるため、コストが高く、許容電流を大きくすることができない。また、ソケットを構成する場合、多数のポゴピンを分割ハウジングに一度に配置した後、分割ハウジングを一体化する。逆に一部のポゴピンの交換を行う場合にハウジングを分割すると、全てのポゴピンがフリーとなって、脱落するおそれがあり、特定のポゴピン交換の作業性が悪い。
【0003】
一方、被測定デバイスがはんだボール等のバンプを有する場合に適した構造として、板ばねで一対の弾接部を形成してプローブと成した下記特許文献がある。この特許文献では、プローブとしての板はねを検査治具部材に下から(検査用基板側から)挿入する構造であるため、検査用基板を外すと、全てのプローブが抜け落ちる問題があり、特定のプローブを交換する場合の作業性が悪い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-39418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的の一例は、簡素な構造で組立容易、かつコンタクトプローブの交換が容易なソケットを提供することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、ソケットであって、
相互に対向する一対の弾性片部を形成した導電性板ばねを有するコンタクトプローブと、前記コンタクトプローブが挿入される取付孔を有するハウジング部と、を備え、
前記一対の弾性片部は、先端に向かって対向間隔が広がる向きに曲げられた先端曲部を有するとともに、前記弾性片部の幅方向又は前記幅方向に直交する方向に突出した抜け止め用凸部を有し、
前記取付孔は、前記一対の弾性片部の間隔が狭められたときは前記コンタクトプローブが着脱自在で、前記一対の弾性片部の間隔が広がった定常状態では前記抜け止め用凸部が前記取付孔の狭くなる部分に当たってコンタクトプローブの抜けを阻止する。
【0007】
本発明の上記態様によれば、簡素な構造で組立容易、かつコンタクトプローブの交換が容易なソケットを実現できる。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係るソケット1であって、コンタクトプローブ5に外力が加わらない定常状態におけるハウジング部を断面とした斜視図である。
ソケット1の定常状態における正断面図である。
ソケット1の定常状態における拡大平面図である。
ソケット1であって、コンタクトプローブ5の一対の弾性片部の間隔を狭めた挿抜状態におけるハウジング部を断面とした斜視図である。
ソケット1であって、コンタクトプローブ5の一対の弾性片部の間隔を狭めた挿入状態における正断面図である。
ソケット1であって、コンタクトプローブ5の一対の弾性片部の間隔を狭めた挿入状態における拡大平面図である。
実施形態1で用いるコンタクトプローブ5であって、一対の弾性片部の間隔を狭めた状態における斜視図である。
被測定デバイス測定時のコンタクトプローブ5の状態を示す部分拡大正面図である。
本発明の実施形態2に係るソケット1Aであって、コンタクトプローブ5Aのハウジング部への挿入手順を説明する正断面図である。
実施形態2で用いるコンタクトプローブ5Aの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態1)
図1から図8を用いて本発明の実施形態1に係るソケット1を説明する。説明の便宜上、図1に上下方向を定義する。これらの図に示すように、ソケット1は、複数のコンタクトプローブ5と、非弾性で剛性を有する絶縁性硬質樹脂のハウジング部30と、ハウジング部30の底面に固定された検査用基板40と、を有している。各コンタクトプローブ5はハウジング部30に所定ピッチで形成された取付孔35にそれぞれ挿入、配置される。なお、検査用基板40の電極パッドの図示は省略してある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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