TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025159727
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2025073810
出願日2025-04-28
発明の名称システム、装置及び実験方法
出願人個人
代理人個人
主分類G01N 21/27 20060101AFI20251014BHJP(測定;試験)
要約【課題】
光線の新しい特徴を視認可能な装置を提供する。
【解決手段】
撮像部と、発光部と、可視光を透過させることが可能な被照射体と、格納部とを備えるシステムであって、前記発光部が、発した光線を前記被照射体に照射し、前記撮像部が、前記被照射体に反射した光線を撮像し、該被照射体を透過した光線が、前記格納部内部に存在する、所定の濃度の二酸化炭素を含む領域を通過するように、前記被照射体が配置され、前記被照射体が、前記格納部に接しているシステム。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮像部と、
発光部と、
可視光を透過させることが可能な被照射体と、
格納部と
を備えるシステムであって、
前記発光部が、発した光線を前記被照射体に照射し、
前記撮像部が、前記被照射体に反射した光線を撮像し、
該被照射体を透過した光線が、前記格納部内部に存在する、所定の濃度の二酸化炭素を含む領域を通過するように、前記被照射体が配置され、
前記被照射体が、前記格納部に接しているシステム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記被照射体が、眼鏡のレンズである、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記眼鏡のレンズの前記発光部側に紫外線カットの加工が施されている、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記二酸化炭素の濃度が、70~100%である、請求項1又は2に記載のシステム。
【請求項5】
撮像部と、
発光部と、
可視光を透過させることが可能な被照射体と、
格納部と
を備える装置であって、
前記発光部が、発した光線を前記被照射体に照射し、
前記撮像部が、前記被照射体に反射した光線を撮像し、
該被照射体を透過した光線が、前記格納部内部に存在する、所定の濃度の二酸化炭素を含む領域を通過するように、前記被照射体が配置され、
前記被照射体が、前記格納部に接している装置。
【請求項6】
撮像部と、
発光部と、
可視光を透過させることが可能な被照射体と、
格納部と
を備える装置における実験方法であって、
前記発光部が、発した光線を前記被照射体に照射し、
前記撮像部が、前記被照射体に反射した光線を撮像し、
該被照射体を透過した光線が、前記格納部内部に存在する、所定の濃度の二酸化炭素を含む領域を通過するように、前記被照射体が配置され、
前記被照射体が、前記格納部に接している実験方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、装置及び実験方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、赤外線が二酸化炭素の分子振動を引き起こすことにより、二酸化炭素が特定波長の赤外線を吸収する性質が知られている。この性質を利用してガスを検知する非分散型赤外線吸収法(NDIR、Non-Dispersive InfraRed)という方式も知られている(特許文献1)。
【0003】
また、一般的に、光は障害物の傍を通過する際、障害物を回り込んで広がる傾向があることが知られている。このように、媒質中を波が伝わるとき、波が障害物の背後などに回り込んで伝わる現象のことを回折という。
【0004】
さらに、散乱光を用いて、眼鏡レンズやカメラレンズ等のレンズの外観を検査するレンズ外観検査装置もある(特許文献2)。特許文献2に記載の技術は、レンズに光を照射し、反射光を観察することで、レンズ表面の傷や異物付着等の有無を確認するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-132814
特開2018-54575
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
発明者は、実験により、所定の環境において、光源から照射した光線が被照射体に反射した光線(反射光)を撮影した場合に、光線の色(波長)が変化することを発見した。
【0007】
本発明の少なくとも1つの実施の形態の目的は、光線の新しい特徴を視認可能な装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
非限定的な観点によると、本発明に係るシステムは、撮像部と、発光部と、可視光を透過させることが可能な被照射体と、格納部とを備えるシステムであって、前記発光部が、発した光線を前記被照射体に照射し、前記撮像部が、前記被照射体に反射した光線を撮像し、該被照射体を透過した光線が、前記格納部内部に存在する、所定の濃度の二酸化炭素を含む領域を通過するように、前記被照射体が配置され、前記被照射体が、前記格納部に接しているシステムである。
【0009】
本発明に係るシステムは、被照射体が、眼鏡のレンズであることが好ましい。
【0010】
本発明に係るシステムは、眼鏡のレンズの前記発光部側に紫外線カットの加工が施されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許