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公開番号2025166291
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070192
出願日2024-04-24
発明の名称車載装置
出願人株式会社ヨコオ
代理人個人,個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20251029BHJP(車両一般)
要約【課題】係止構造で保持した部品の脱落を抑制可能な車載装置を提供する。
【解決手段】ベースと、前記ベースとともに収容空間を形成するケースと、前記収容空間内に少なくとも一部が位置する部品と、を備え、前記ベース及び前記ケースの一方は、前記部品を保持する係止部を有し、前記ベース及び前記ケースの他方は、前記部品から外れる方向に前記係止部が弾性変形することを抑制する抑制部を有する、車載装置。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項１】
ベースと、
前記ベースとともに収容空間を形成するケースと、
前記収容空間内に少なくとも一部が位置する部品と、を備え、
前記ベース及び前記ケースの一方は、前記部品を保持する係止部を有し、
前記ベース及び前記ケースの他方は、前記部品から外れる方向に前記係止部が弾性変形することを抑制する抑制部を有する、車載装置。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
前記ベースは、前記係止部を有する絶縁ベースであり、
前記部品は、導電ベースである、請求項１に記載の車載装置。
【請求項３】
前記導電ベースは、前記車載装置を車両に取り付けるねじ部を有する、請求項２に記載の車載装置。
【請求項４】
前記ケースが前記係止部を有し、
前記部品は基板である、請求項１に記載の車載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車載装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１は、車載装置であるアンテナ装置を開示する。このアンテナ装置は金属製のベースを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第6856702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
車載装置の軽量化やコスト低減などの観点から、金属製のベースを、金属製のベースと樹脂製のベースとで構成するアンテナ装置がある。また、部品保持構造に関し、スナップフィット等の係止構造での保持は、ねじの削減に有効である。一方、製品落下の衝撃や、車両走行時の振動・衝撃等で係止構造が開き、部品が脱落する可能性がある。
【０００５】
本発明の目的の一例は、係止構造で保持した部品の脱落を抑制可能な車載装置を提供することである。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様は、ベースと、前記ベースとともに収容空間を形成するケースと、前記収容空間内に少なくとも一部が位置する部品と、を備え、前記ベース及び前記ケースの一方は、前記部品を保持する係止部を有し、前記ベース及び前記ケースの他方は、前記部品から外れる方向に前記係止部が弾性変形することを抑制する抑制部を有する、車載装置である。
【０００７】
本発明の上記態様によれば、係止構造で保持した部品の脱落を抑制可能な車載装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態１に係る車載装置１と取付先面１００とを示す上方斜視図である。
車載装置１の下方斜視図である。
車載装置１の分解上方斜視図である。
車載装置１の分解下方斜視図である。
車載装置１の組立て過程の一部を示す斜視図である。
導電ベース１０を絶縁ベース２０に載置した状態の斜視図である。
導電ベース１０を絶縁ベース２０に保持した状態の斜視図である。
図７の状態を上方から見た図である。
図５の状態を図８のＡ－Ａ断面に相当する断面で示す図である。
図６の状態を図８のＡ－Ａ断面に相当する断面で示す図である。
図８のＡ－Ａ断面図である。
図１１の状態においてケース４５を組み付けた状態の断面図である。
図１２の状態においてボルト５９を締め付けた状態の断面図である。
実施形態２に係る車載装置１Ａの断面図であり、実施形態１のＡ－Ａ断面に対応する切断面における断面図である。
車載装置１Ａの組立て過程の一部を示す斜視図である。
基板１７をケース１４５に保持した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（実施形態１）
図１～図１３は、実施形態１に係る車載装置１に関する。車載装置１は、アンテナ装置であり、具体的にはポールアンテナまたはマイクロアンテナである。図１に示すように、車載装置１を取り付ける取付先面１００は、例えば車両のルーフあるいはボンネットである。取付先面１００には、アンテナ装置１を取り付けるための貫通孔１０１が開口する。図１～図４等により、アンテナ装置１における互いに垂直な前後、上下、左右の各方向を定義する。前方向は、アンテナ装置１の取付先となる車両の進行方向である。上下方向は、アンテナ装置１の取付先面１００と垂直な方向である。
【００１０】
図１～図４に示すように、車載装置１は、導電ベース１０、基板１７、絶縁ベース２０、パッド３０、ケース４５、ポール部４７、ワッシャー５０、及びボルト５９等を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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