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公開番号2025171472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076853
出願日2024-05-10
発明の名称境界杭
出願人株式会社カクマル
代理人個人
主分類G01C 15/04 20060101AFI20251113BHJP(測定;試験)
要約【課題】境界杭の先端部分に切断可能とする収束部を形成し、その収束部に沿って切断することにより、杭の長さを短縮し、土壌層の浅い場合であっても使用可能とした境界杭を提供する。
【解決手段】地中に埋設される脚体1と、地上に露出して境界点または測量点を表す頭体2を備えた境界杭において、脚体の所定部位に先方に向かって外形を徐々に小さくした収束部6を形成し、収束部6に補強リブ7を形成して、特定の方向へのみ折れやすい構成とし、その収束部6に沿って脚体を切断することにより、杭の長さを短縮可能とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
地中に埋設される脚体と、地上に露出して境界点または測量点を表す頭体を備えた境界杭において、
脚体の所定部位に先方に向かって外形を徐々に小さくした収束部を形成し、その収束部に沿って脚体を切断することにより、杭の長さを短縮可能としたことを特徴とする境界杭。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
脚体を樹脂によって構成し、収束部に補強リブを形成して、特定の方向へのみ折れやすい構成とした請求項1記載の境界杭。
【請求項3】
収束部を挟んで両側をそれぞれ手で掴み、折り曲げることにより切断可能とした請求項1又は2記載の境界杭。
【請求項4】
脚体に埋設土中からの抜け防止効果を有する溝を形成したことを特徴とする請求項3記載の境界杭。
【請求項5】
脚体は四角柱の外形をしており、溝の形成された柱面と、平らな柱面を有し、折り曲げ方向における内側の面及び外側の面を平らな柱面としたことを特徴とする請求項4記載の境界杭。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、所有地の境目や用地の境目等の境界の地盤に打ち込む境界杭に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、土地の境界や面積等を調査する、特に山村部における地籍調査では、航空レーザ測量による、いわゆるリモートセンシング技術による測量が行われる。
そして、広大な山間部の調査後には土地の境(筆界)を明確にする境界杭の設置作業が行われる。
このような境界杭に関する技術として特許文献1,2の技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7360661号公報
特開2006-78427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1は、強度を確保すると共に、軽量化と作業性の向上を図った技術に関し、特許文献2は、土地の境界の状態に応じた各種情報を表示する境界杭に関するものである。
山村部の調査における境界杭の設置作業では、岩石、岩盤等の存在により、土壌層が浅く、杭の打設深さが十分に確保できない場合がある。
土壌層が浅い場合には特許文献1,2の技術では杭が十分に打ち込めないという問題があった。
このような、杭の打ち込めない状況では、杭の先端を切削して短くすることも可能であるが、山間部での手作業となるため、作業に手間を要するという問題があった。
本発明は係る従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、境界杭の先端部分に切断可能とする収束部を形成し、その収束部に沿って切断することにより、杭の長さを短縮し、土壌層の浅い場合であっても使用可能とした境界杭を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記目的を達成するための手段として請求項1記載の境界杭では、地中に埋設される脚体と、地上に露出して境界点または測量点を表す頭体を備えた境界杭において、脚体の所定部位に先方に向かって外形を徐々に小さくした収束部を形成し、その収束部に沿って脚体を切断することにより、杭の長さを短縮可能としたことを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の境界杭では、請求項1記載の境界杭において、脚体を樹脂によって構成し、収束部に補強リブを形成して、特定の方向へのみ折れやすい構成とした。
【0007】
請求項3記載の境界杭では、請求項1又は2記載の境界杭において、収束部を挟んで両側をそれぞれ手で掴み、折り曲げることにより切断可能とした。
【0008】
請求項4記載の境界杭では、請求項3記載の境界杭において、脚体に埋設土中からの抜け防止効果を有する溝を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項5記載の境界杭では、請求項4記載の境界杭において、脚体は四角柱の外形をしており、溝の形成された柱面と、平らな柱面を有し、折り曲げ方向における内側の面及び外側の面を平らな柱面としたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の境界杭では、脚体の所定部位に先方に向かって外形を徐々に小さくした収束部を形成し、その収束部に沿って脚体を切断することにより、杭の長さを短縮可能としたので、土中に岩石、岩盤層等があり境界杭を深く打ち込めない場合には、脚体を短くして打設することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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