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公開番号
2025117784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012691
出願日
2024-01-31
発明の名称
無停電電源装置及びスイッチ制御方法
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
主分類
H02H
7/00 20060101AFI20250805BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】機械式スイッチの溶着を防止できる無停電電源装置及びスイッチ制御方法を提供する。
【解決手段】UPS1は、バイパス線20を介したバイパス給電では、バイパススイッチ61をオンさせ、インバータ給電では、バイパススイッチ61をオフさせる切替制御部31を備える。切替制御部31は、インバータ給電からバイパス給電への復帰時は、機械式スイッチ611及び半導体スイッチ612を同時にオン制御し、電源投入時は、半導体スイッチ612をオン制御した後、突入電流が所定のレベル以下に収束する期間が経過した後に機械式スイッチ611をオン制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
交流電源に接続される入力端と負荷が接続される出力端とを接続する2線路からなるバイパス線に設けられ、機械式スイッチと半導体スイッチとが並列に接続されたバイパススイッチと、
前記入力端に入力される交流電圧を直流電圧に変換して蓄電装置を充電すると共に、前記蓄電装置に蓄電された直流電圧を交流電圧に変換して前記出力端から出力するインバータ給電を実行するユニットと、
前記バイパス線を介したバイパス給電では、前記バイパススイッチをオンさせ、前記インバータ給電では、前記バイパススイッチをオフさせる切替制御部と、を備え、
前記切替制御部は、前記インバータ給電から前記バイパス給電への復帰時に、前記機械式スイッチ及び前記半導体スイッチを同時にオン制御し、電源投入時に、前記半導体スイッチをオン制御した後、突入電流が所定のレベル以下に収束する期間が経過した後に前記機械式スイッチをオン制御する無停電電源装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記切替制御部は、前記復帰時及び前記電源投入時のいずれにおいても、前記機械式スイッチがオンした後に前記半導体スイッチをオフ制御する請求項1記載の無停電電源装置。
【請求項3】
交流電源に接続される入力端と負荷が接続される出力端とを接続する2線路からなるバイパス線に設けられ、機械式スイッチと半導体スイッチとが並列に接続されたバイパススイッチのオンオフによって、前記バイパス線を介したバイパス給電と、蓄電装置からのインバータ給電とを切り替えるスイッチ制御方法であって、
前記インバータ給電から前記バイパス給電への復帰時に、前記機械式スイッチ及び前記半導体スイッチを同時にオン制御し、電源投入時に、前記半導体スイッチをオン制御した後、突入電流が所定のレベル以下に収束する期間が経過した後に前記機械式スイッチをオン制御するスイッチ制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無停電電源装置及びスイッチ制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、補助接点も専用回路も必要とせずに、迅速にリレーの溶着の有無を判定できるリレーの溶着検出方法を開示している。特許文献1は、自立出力の給電中に、第1電路(商用電力系統)に電圧が検出されたとき、リレーを挟む第1電路と第2電路との同期化過程で周波数が所定範囲を逸脱するか否か、に基づいてリレーの溶着の有無を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-171161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術は、リレーの溶着後の対応技術である。しかしながら、リレーの溶着は、装置の故障となるため、リレーの溶着自体を防止する技術が望まれている。
【0005】
本発明の一態様は、機械式スイッチの溶着を防止できる無停電電源装置及びスイッチ制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る無停電電源装置は、交流電源に接続される入力端と負荷が接続される出力端とを接続する2線路からなるバイパス線に設けられ、機械式スイッチと半導体スイッチとが並列に接続されたバイパススイッチを備える。無停電電源装置は、前記入力端に入力される交流電圧を直流電圧に変換して蓄電装置を充電すると共に、前記蓄電装置に蓄電された直流電圧を交流電圧に変換して前記出力端から出力するインバータ給電を実行するユニットを備える。無停電電源装置は、前記バイパス線を介したバイパス給電では、前記バイパススイッチをオンさせ、前記インバータ給電では、前記バイパススイッチをオフさせる切替制御部を備える。前記切替制御部は、前記インバータ給電から前記バイパス給電への復帰時に、前記機械式スイッチ及び前記半導体スイッチを同時にオン制御する。前記切替制御部は、電源投入時に、前記半導体スイッチをオン制御した後、突入電流が所定のレベル以下に収束する期間が経過した後に前記機械式スイッチをオン制御する。
本発明の一態様に係るスイッチ制御方法は、交流電源に接続される入力端と負荷が接続される出力端とを接続する2線路からなるバイパス線に設けられ、機械式スイッチと半導体スイッチとが並列に接続されたバイパススイッチのオンオフを制御する。スイッチ制御方法は、前記バイパススイッチのオンオフによって、前記バイパス線を介したバイパス給電と、蓄電装置からのインバータ給電とを切り替える。スイッチ制御方法は、前記インバータ給電から前記バイパス給電への復帰時に、前記機械式スイッチ及び前記半導体スイッチを同時にオン制御する。スイッチ制御方法は、電源投入時に、前記半導体スイッチをオン制御した後、突入電流が所定のレベル以下に収束する期間が経過した後に前記機械式スイッチをオン制御する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、機械式スイッチの閉路(オン)に際し、突入電流は、少なくとも問題のないレベルまで収束されているため、機械式スイッチの溶着を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
無停電電源装置の構成例を示す図である。
図1に示す無停電電源装置のインバータ給電状態を示す図である。
図1に示す切替制御部の復帰時のオン制御を示す図である。
図1に示す切替制御部の電源投入時のオン制御を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
【0010】
本実施の形態の無停電電源装置1(以下、UPS1と称す)は、常時商用給電方式であり、図1を参照すると、複数のユニット10a、10bと、停電時にバックアップ電力を供給する蓄電装置100と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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