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公開番号2025133354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031256
出願日2024-03-01
発明の名称モータの制御方法
出願人ニデック株式会社
代理人
主分類H02P 27/08 20060101AFI20250904BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータの回転方向を正回転方向逆回転方向に自由度高く切り替えて制御し、誤作動を抑制できる、モータの制御方法を提供する。
【解決手段】本発明の例示的なモータの制御方法は、パルス幅変調(PWM)信号である第1制御信号のデューティサイクル範囲に対応する回転速度でモータを正回転方向に駆動し、モータの回転方向および回転速度が、モータが回転していないことに対応し、第1制御信号と異なる周波数のパルス幅変調(PWM)信号である第2制御信号を受信したとき、モータが逆回転方向に駆動される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モータの制御方法であって、
パルス幅変調(PWM)信号である第1制御信号のデューティサイクル範囲に対応する回転速度で前記モータを正回転方向に駆動し、
前記モータの回転方向および回転速度が、前記モータが回転していないことに対応し、前記第1制御信号と異なる周波数のパルス幅変調(PWM)信号である第2制御信号を受信したとき、
前記モータが逆回転方向に駆動される、モータの制御方法。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
請求項1に記載のモータの制御方法であって、
前記モータが正回転方向に駆動され、前記第2制御信号を受信したとき、
前記モータが逆回転方向に駆動される、モータの制御方法。
【請求項3】
請求項1に記載のモータの制御方法であって、
前記モータの回転方向および回転速度が、前記モータが回転していないことに対応し、前記第2制御信号を受信したとき、
受信した前記第2制御信号のデューティサイクル範囲が0%から100%のいずれの範囲であっても、前記モータが逆回転方向に駆動される、モータの制御方法。
【請求項4】
請求項3に記載のモータの制御方法であって、
前記モータの回転方向および回転速度が、前記モータが回転していないことに対応するとき、または前記モータが逆回転方向に駆動されるとき、
受信される前記第1制御信号のデューティサイクル範囲は、0%よりも大きく100%よりも小さい、モータの制御方法。
【請求項5】
請求項3に記載のモータの制御方法であって、
前記モータの回転方向および回転速度が、前記モータが回転していないことに対応するとき、または前記モータが逆回転方向に駆動されるとき、
デューティサイクル範囲が0%または100%であるパルス幅変調(PWM)信号を受信しても、
引き続き、前記モータの回転方向および回転速度が、前記モータが回転していないことに対応する、または前記モータが逆回転方向に駆動される、モータの制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の洗濯機では、マイコンは、インバータ主回路にデューティ5%からデューティ20%までのPWM制御信号を5%刻みで順次与えてステータコイルに対して通電を行い、ブラシレスモータを交互に正逆回転駆動させることにより攪拌体を正逆回転させて洗い動作を行うと共に、正逆回転駆動を相互に切替える際にモータにデューティ5%のPWM制御信号を与えて逆転制動をかけるように制御する。
【0003】
特許文献1においては、正逆回転駆動させるPWM制御信号と、逆転制動をかけるPWM制御信号はともにデューティ5%のPWM制御信号となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平08ー009681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のようなモータの制御方法では、モータを回転駆動させるデューティ5%のPWM制御信号と、逆転制御をかけるデューティ5%PWM制御信号とが、ともにデューティ5%であるために、誤作動が生じる懸念があり、モータを回転駆動させる制御の自由度が小さいという問題があった。
【0006】
本発明は、モータの回転方向を正回転方向および逆回転方向に自由度高く切り替えて制御し、誤作動を抑制できる、モータの制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の例示的なモータの制御方法は、パルス幅変調(PWM)信号である第1制御信号のデューティサイクル範囲に対応する回転速度でモータを正回転方向に駆動し、モータの回転方向および回転速度が、モータが回転していないことに対応し、第1制御信号と異なる周波数のパルス幅変調(PWM)信号である第2制御信号を受信したとき、モータが逆回転方向に駆動される。
【発明の効果】
【0008】
例示的な本発明によれば、モータの回転方向を正回転方向および逆回転方向に自由度高く切り替えて制御し、誤作動を抑制できる、モータの制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、発明の実施形態に係るモータの制御方法の一例の全体構成の模式図である。
図2は、本発明の実施形態に係る第1制御信号を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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