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公開番号
2025139624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038562
出願日
2024-03-13
発明の名称
制御盤
出願人
株式会社FUJI
代理人
個人
主分類
H02B
1/38 20060101AFI20250919BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】左右に開く扉を有する制御盤を提供すること。
【解決手段】筐体の左右の一方側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第1扉と、前記筐体の左右の他方側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第2扉と、工作機械の電源投入操作あるいは遮断操作をする前記第1扉に設けられたブレーカハンドルと、前記第1扉および前記第2扉が閉じた場合に、前記第2扉に対してその幅寸法を超えて正面から重なるように前記第1扉に固定された長尺バーと、前記第2扉が開けられた状態では前記長尺バーが当たってしまい、前記第1扉が閉じられないように前記第2扉の内側に固定された突起部材と、を有する制御盤。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体の左右の一方側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第1扉と、
前記筐体の左右の他方側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第2扉と、
工作機械の電源投入操作あるいは遮断操作をする前記第1扉に設けられたブレーカハンドルと、
前記第1扉および前記第2扉が閉じた場合に、前記第2扉に対してその幅寸法を超えて正面から重なるように前記第1扉に固定された長尺バーと、
前記第2扉が開けられた状態では前記長尺バーが当たってしまい、前記第1扉が閉じられないように前記第2扉の内側に固定された突起部材と、
を有する制御盤。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記長尺バーは、前記第1扉が閉じる際、開いた状態の前記第2扉を押え込んで閉じるものである請求項1に記載の制御盤。
【請求項3】
前記長尺バーは、前記第1扉の上辺に沿って水平に延びた山形鋼が前記第1扉の表面に面して接合されたものである請求項2に記載の制御盤。
【請求項4】
前記工作機械の支持構造部分に組付けられた設置台に搭載され、前記長尺バーおよび前記突起部材は、前記第1扉および前記第2扉の上部に設けられた請求項1に記載の制御盤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、左右各々に開く複数の扉を有する制御盤に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
工作機械では、制御盤の扉に開閉用ハンドルとともに配線用遮断器であるブレーカハンドルが設けられ、ブレーカハンドルのON/OFF動作と連動して充電部からの感電保護を行うインターロック機構が備えられている。特に、制御盤の扉は、そのブレーカハンドルによって電源回路が遮断された状態でなければ開けることができないようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-4702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ブレーカハンドルを備えた制御盤は、扉が1枚であればインターロック機能が有効に機能するものの、扉が複数枚になった場合には、ブレーカハンドルの備えられていない扉に関しては別の対応が必要であった。そのため、従来からブレーカハンドルを取り付けたメインの扉以外には、電磁ロックやドアスイッチなどが設けられ、その分だけコストがかかってしまっていた。
【0005】
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、左右に開く扉を有する制御盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る制御盤は、筐体の左右の一方側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第1扉と、前記筐体の左右の他方側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第2扉と、工作機械の電源投入操作あるいは遮断操作をする前記第1扉に設けられたブレーカハンドルと、前記第1扉および前記第2扉が閉じた場合に、前記第2扉に対してその幅寸法を超えて正面から重なるように前記第1扉に固定された長尺バーと、前記第2扉が開けられた状態では前記長尺バーが当たってしまい、前記第1扉が閉じられないように前記第2扉の内側に固定された突起部材と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
前記構成によれば、第1扉が確実に閉じた状態でなければ電源が入れられないように、その第1扉にブレーカハンドルに設けられ、筐体の左右の一方側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第1扉を、反対側の回転軸によって開閉可能な開き扉である第2扉が開いたまま閉めようとしても、その第1扉に固定された長尺バーが第2扉やその第2扉に固定された突起部材に当たってしまうことで、第1扉と第2扉が正しく閉じられなくなっている。そのため、第2扉が開いた状態でブレーカハンドルの操作によって制御盤に電源を入れることができなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
制御盤の一実施形態を備えた工作機械の背面図である。
制御盤の一実施形態を正面(工作機械の後方)から示した図である。
制御盤の一実施形態を示した平面図である。
第2扉が開いている状態で第1扉を閉じた場合を示した制御盤の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る制御盤の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態の制御盤を備えた工作機械の背面図である。例えば、この工作機械1は、主軸チャックにワークを把持し、所定の工具が割出しによって選択され、回転するワークに対してバイトなどの切削工具が当てられることによって外径切削加工などが行われる。こうした工作機械1は、ワークの自動加工を実行するNC旋盤であるため、背面側に制御盤3が搭載され、主軸装置やタレット装置など組み込まれた各装置に対する駆動制御が行われるようになっている。
【0010】
制御盤3は、工場の床面10に設置された工作機械1に対して高い位置に組みつけられている。工作機械1の支持構造部分に設置台5が固定され、その上に制御盤3が搭載されている。そのため、設置台5が工場の床面10から1000mmを超える程度の高さH1に設置され、その設置台5の上に背の高さH2が1000mm程度の制御盤3が搭載されている。従って、制御盤3に設けられた第1扉11と第2扉12の開閉ハンドル13,14は、作業者が扱いやすいように各々の扉の下側に取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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