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公開番号
2025130588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027855
出願日
2024-02-27
発明の名称
電子機器
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250901BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】高さに差がある電子部品を基板上に配置する場合に生じるデッドスペースを有効活用することができる、電子機器を提供する。
【解決手段】本発明に係る電子機器は、ベース部材と、前記ベース部材上に配置される複数の第1支柱と、前記ベース部材の上方で前記第1支柱に支持される前記第1基板と、前記第1基板上に配置される少なくとも一つの第1電子部品と、前記第1基板上に配置される複数の第2支柱と、前記第1基板の上方で前記第2支柱に支持される第2基板と、前記第2基板上に配置される少なくとも一つの第2電子部品と、を備え、前記第1電子部品の高さが、前記第2電子部品よりも高く、前記第2基板は、前記第1電子部品と平面視で重ならないように、前記第1基板の上方に配置され、最も高い前記第1電子部品の上端よりも、前記第2基板に配置された最も高い前記第2電子部品の上端が低い位置に配置されるように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部材と、
前記ベース部材上に配置される複数の第1支柱と、
前記ベース部材の上方で前記第1支柱に支持される前記第1基板と、
前記第1基板上に配置される少なくとも一つの第1電子部品と、
前記第1基板上に配置される複数の第2支柱と、
前記第1基板の上方で前記第2支柱に支持される第2基板と、
前記第2基板上に配置される少なくとも一つの第2電子部品と、
を備え、
前記第1電子部品の高さが、前記第2電子部品よりも高く、
前記第2基板は、前記第1電子部品と平面視で重ならないように、前記第1基板の上方に配置され、
最も高い前記第1電子部品の上端よりも、前記第2基板に配置された最も高い前記第2電子部品の上端が低い位置に配置されるように構成されている、
電子機器。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第1基板は、モータを駆動するインバータ装置の駆動回路基板であり、
前記第1電子部品は、トランス、及び前記第1基板と他の電子部品とを電気的に接続するコネクタの少なくとも一方を含み、
前記第2電子部品は、放電抵抗である、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1基板には、P端子及びN端子を有するコネクタが配置されており、
前記第2支柱は、導電性を有し、
前記第2基板の前記第2電子部品が、前記第2支柱を介して前記コネクタのP端子及びN端子に電気的に接続されている、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記ベース部材は、冷媒が流れる冷媒路を備え、
前記第1支柱の前記ベース部材側の端部が、前記冷媒によって冷却されるように構成され、
前記第2基板は、前記第1支柱及び第2支柱を介して、前記冷媒によって冷却されるように構成されている、
請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第2基板の上面に第1配線パターンが配置され、
前記第2基板の下面に、前記第1配線パターンと電気的に接続される第2配線パターンが配置され、
前記第1配線パターンに、前記第2電子部品が接続されている、
請求項1または2に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体モジュール、平滑コンデンサ、及び放電抵抗が設けられたインバータ装置が開示されている。このインバータ装置では、平面視のサイズを小型化するため、放電抵抗を高さ方向に突出するように配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第67132463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のインバータ装置では、放電抵抗のみが高さ方向に突出しているため、放電抵抗以外の領域において高さ方向にデッドスペースが生じるという問題がある。このような問題は、放電抵抗のみを高さ方向に突出して設ける場合に限られず、高さに差がある電子部品を基板上に配置する機器全般に生じ得る問題である。本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、高さに差がある電子部品を基板上に配置する場合に生じるデッドスペースを有効活用することができる、電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る電子機器は、ベース部材と、前記ベース部材上に配置される複数の第1支柱と、前記ベース部材の上方で前記第1支柱に支持される前記第1基板と、前記第1基板上に配置される少なくとも一つの第1電子部品と、前記第1基板上に配置される複数の第2支柱と、前記第1基板の上方で前記第2支柱に支持される第2基板と、前記第2基板上に配置される少なくとも一つの第2電子部品と、を備え、前記第1電子部品の高さが、前記第2電子部品よりも高く、前記第2基板は、前記第1電子部品と平面視で重ならないように、前記第1基板の上方に配置され、最も高い前記第1電子部品の上端よりも、前記第2基板に配置された最も高い前記第2電子部品の上端が低い位置に配置されるように構成されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る電子機器によれば、高さに差がある電子部品を基板上に配置する場合に生じるデッドスペースを有効活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る電子機器の一実施形態であるインバータ装置が適用された電気自動車の駆動システムの回路図である。
インバータ装置の平面図である。
駆動回路基板の平面図である。
図3の断面図である。
第2基板の平面図である。
第2基板の底面図である。
駆動回路基板の他の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る電子機器を電力変換装置に適用した場合の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。より詳細には、この電力変換装置は、走行用駆動源などとして電気自動車(電動車両の一例)に搭載されるモータジェネレータのインバータ装置(電力変換装置の一例)に適用したものである。以下では、まず、電気自動車の駆動システムの回路構成について説明し、その後、インバータ装置の駆動回路基板について説明する。
【0009】
<1.電気自動車の駆動システムの回路構成>
図1は、本実施形態に係るインバータ装置が適用された電気自動車の駆動システムの回路図である。この駆動システム1は、直流電源2(強電バッテリ)と、インバータ装置3と、モータジェネレータ11と、を備える。
【0010】
直流電源2は、電気自動車の駆動用高電圧バッテリであり、複数の二次電池を直列又は並列に接続した電池(図示省略)等を備える。直流電源2は、Pバスバー12(プラス、正)とNバスバー13(マイナス、負)との間に直流電圧を出力する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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