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公開番号
2025136819
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035688
出願日
2024-03-08
発明の名称
電子部品
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
1/18 20060101AFI20250911BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】実装工程における加工コストを増加させずに、ハンダ接合の信頼性を向上できる電子部品を提供する。
【解決手段】本発明の電子部品は、基板にディスクリート部品を実装した電子部品である。
そして、上記ディスクリート部品の端子が、上記基板のスルーホール内において上記スルーホールに対して斜めに挿入され、上記スルーホールの上端縁及び下端縁に当接してハンダ接合されていることとしたため、ハンダ接合の信頼性を向上させた電子部品を提供することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板にディスクリート部品を実装した電子部品であって、
上記ディスクリート部品の端子が、上記基板のスルーホール内において上記スルーホールに対して斜めに挿入され、上記スルーホールの上端縁及び下端縁に当接してハンダ接合されていることを特徴とする電子部品。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
上記端子は、その一部が側方に突出する方向に折り曲げたキンク形状部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
【請求項3】
上記端子は、上記キンク形状部を2箇所有し、
その端子の先端側のキンク形状部と根元側のキンク形状部が反対方向に突出していることを特徴とする請求項2に記載の電子部品。
【請求項4】
上記2箇所のキンク形状部が、上記スルーホールの外に位置することを特徴とする請求項3に記載の電子部品。
【請求項5】
上記ディスクリート部品は、複数の端子が同一直線上に配置された端子群を有し、
上記端子群を形成する端子は、上記キンク形状部が上記直線と直交する方向に突出し、
隣り合う端子のキンク形状部が、互い違いに反対方向に突出していることを特徴とする請求項4に記載の電子部品。
【請求項6】
上記基板が、多層基板又は厚銅基板であることを特徴とする請求項5に記載の電子部品。
【請求項7】
上記基板が、モータハウジングの軸方向端部に、その面内方向が上記軸と直交する方向に配置され、
上記基板の外周面が、上記モータハウジングの内周面に当接して固定され、
上記キンク形状部が、モータハウジングの径方向に突出していることを特徴とする請求項6に記載の電子部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品に係り、更に詳細には、ディスクリート部品を挿入実装した電子部品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電動車(EV)駆動用モータのインバータなど、大電流が流れる電子部品の基板には、厚銅基板や多層基板が用いられる。これらの基板は、その厚さからディスクリート部品を接合するスルーホールが深く、ハンダをスルーホールの全体に充填し難いのでハンダ接合の信頼性が低下する。
【0003】
特許文献1には、スルーホールの径を大径化し、ここに円形に並んだ複数の端子を挿入してすり鉢状に広げることで、端子と基板との接触部分が多くなり、ハンダによる接合強度が向上する旨が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-107402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のものにあっては、基板のスルーホールに端子を挿入し、該端子の曲げ加工を行った後にハンダ接合を行うものであって、通常の実装工程に上記曲げ加工処理を加える必要があるため、組み立てコストが増加してしまう。
【0006】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、実装工程における加工コストを増加させずに、ハンダ接合の信頼性を向上できる電子部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、ディスクリート部品の端子をスルーホールに対して斜めに挿入し、スルーホールの上端縁と下端縁に当接させることにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明の電子部品は、基板にディスクリート部品を実装した電子部品である。
そして、上記ディスクリート部品の端子が、上記基板のスルーホール内において上記スルーホールに対して斜めに挿入され、上記スルーホールの上端縁及び下端縁に当接してハンダ接合されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ディスクリート部品の端子をスルーホールに対して斜めに挿入し、スルーホールの上端縁と下端縁に当接させてハンダ接合することとしたため、ハンダ接合の信頼性を向上させた電子部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ディスクリート部品の端子を基板のスルーホールに挿入した状態を示す図である。
隣り合う端子のキンク形状部が互い違いに反対方向に突出した状態を示す図である。
本発明の電子部品を備えたモータの要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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