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公開番号
2025165217
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-04
出願番号
2024069189
出願日
2024-04-22
発明の名称
電動車両
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20251027BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両前部に配置したバッテリから車両後部のリアモータに電源供給を行う構造を有する電動車両であって、搭載機器の位置や車室の居住性などの条件をクリアして、電源供給用のハーネスを配置することができる電動車両を提供する。
【解決手段】車両前部においてフロアパネル1の上面側に配置したバッテリ2と、車両後部においてフロアパネル1の下面側に配置したリアモータ3と、バッテリ2とリアモータ3を電気的に接続するハーネス4と、フロアパネル1においてセンターコンソール5の下方の位置に形成した第1貫通孔11とを備え、ハーネス4が、バッテリ2から第1貫通孔11を通してリアモータ3に至る状態に配置してある電動車両V。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両前部においてフロアパネルの上面側に配置したバッテリと、
車両後部において前記フロアパネルの下面側に配置したリアモータと、
前記バッテリと前記リアモータを電気的に接続するハーネスと、
前記フロアパネルにおいてセンターコンソールの下方の位置に形成した第1貫通孔とを備え、
前記ハーネスが、前記バッテリから前記第1貫通孔を通して前記リアモータに至る状態に配置してあることを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記第1貫通孔が、車両左右方向の幅寸法よりも車両前後方向の幅寸法を大きくしてあることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
【請求項3】
前記フロアパネルにおける前記第1貫通孔の周囲に、前記第1貫通孔に対応する第2貫通孔を有する補強部材が配置してあり、
前記ハーネスが、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を貫通していることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
【請求項4】
前記フロアパネルにおける前記第1貫通孔の周囲に、複数の位置決め用凹部が形成してあり、
前記補強部材が、複数の前記位置決め用凹部に対応する位置に位置決め用穴を有することを特徴とする請求項3に記載の電動車両。
【請求項5】
前記第1貫通孔が、車両左右方向の幅寸法よりも車両前後方向の幅寸法を大きくしてあると共に、
複数の前記位置決め用穴が、前記第1貫通孔の車両前後方向に沿う辺に配置してあることを特徴とする請求項4に記載の電動車両。
【請求項6】
複数の前記位置決め用穴が、前記第1貫通孔の車両左右方向に配置してあることを特徴とする請求項4に記載の電動車両。
【請求項7】
複数の前記位置決め用穴が、前記第1貫通孔の車両前後方向の略中央に配置してあることを特徴とする請求項6に記載の電動車両。
【請求項8】
前記補強部材の前記第2貫通孔が、前記第1貫通孔よりも大きい開口寸法を有することを特徴とする請求項3に記載の電動車両。
【請求項9】
前記フロアパネルが、車両前後方向の中間に、車両前部から車両後部へ上り勾配を有する傾斜部を有し、
前記傾斜部に、前記第1貫通孔が配置してあることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の電動車両。
【請求項10】
車両後部において前記フロアパネルの下面側に、ガソリンタンク及びメインマフラが車両左右方向に並べて配置してあると共に、前記フロアパネルと前記メインマフラとの間に、遮熱板が配置してあり、前記ハーネスが、前記フロアパネルと前記遮熱板との間に配置してあり、前記ガソリンタンクの高さが、前記メインマフラの高さよりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の電動車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車両に関し、とくに、バッテリとリアモータとを離して配置した構造を有する電動車両に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の電動車両としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、前輪を駆動するフロントモータと、後輪を駆動するリアモータと、両モータに電気を供給するバッテリとを備えた電動車両が記載されている。このような電動車両では、バッテリを車両前部又は車両後部に搭載すると、バッテリと片方のモータとが離れて配置されることとなり、電源供給用のハーネスも長くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-61414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、自動車には、非常に多くの機器類が搭載されていることが周知である。このため、上記した電動車両のように、離れて配置したバッテリとモータとを長いハーネスで接続する場合、搭載機器の位置や車室の居住性などの条件を考慮する必要がある。
【0005】
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、車両前部に配置したバッテリから車両後部のリアモータに電源供給を行う構造を有する電動車両であって、搭載機器の位置や車室の居住性などの条件をクリアして、電源供給用のハーネスを配置することができる電動車両を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係わる電動車両は、車両前部においてフロアパネルの上面側に配置したバッテリと、車両後部において前記フロアパネルの下面側に配置したリアモータと、バッテリとリアモータを電気的に接続するハーネスと、フロアパネルにおいてセンターコンソールの下方の位置に形成した第1貫通孔とを備えている。そして、上記の電動車両は、ハーネスが、バッテリから第1貫通孔を通してリアモータに至る状態に配置してあることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係わる電動車両は、上記構成を採用したことにより、ハーネスが、車両前部において、フロアパネルの上面側に配置したバッテリから、センターコンソールの下方に形成した第1貫通孔を通してフロアパネルの下面側に導かれ、車両後部において、フロアパネルの下面側に配置したリアモータに至る状態に配置される。そして、ハーネスは、その一端部をバッテリに接続すると共に、他端部をリアモータに接続して、バッテリからリアモータに電源供給する。
【0008】
上記の電動車両は、車室のフロアの下面側にハーネスが配置されるので、ハーネスが搭載機器の配置や車室の居住性などに影響を及ぼすことがない。このようにして、上記の電動車両は、車両前部に配置したバッテリから車両後部のリアモータに電力供給を行う構造を有する電動車両であって、搭載機器の位置や車室の居住性などの条件をクリアして、電源供給用のハーネスを配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係わる電動車両の第1実施形態を示す要部の断面図である。
図1に示す要部の斜視図である。
補強部材の平面図(A)、及びフロアパネルにおける第1貫通孔部分の平面図(B)である。
フロアパネルに補強部材を配置した状態を示す平面図である。
図3に示す第1貫通孔に対するハーネスの貫通状態を示す断面図(A)、及び第1貫通孔が小さい場合のハーネスの貫通状態を示す断面図(B)である。
フロアパネルにおけるハーネスの貫通部分を示す断面説明図である。
図4中のA-A線矢視に基づく断面図である。
フロアパネルの第1貫通孔部分に加わる荷重を示す説明図である。
本発明に係わる電動車両の第2実施形態を示す車両の底面図である。
図9に示す電動車両の要部の垂直断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
図1及び図2に要部を示す電動車両Vは、各図中で左側である車両前部においてフロアパネル1の上面側に配置したバッテリ2と、車両後部においてフロアパネル1の下面側に配置したリアモータ3と、バッテリ2とリアモータ3を電気的に接続するハーネス4と、フロアパネル1においてセンターコンソール5の下方の位置に形成した第1貫通孔11とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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