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公開番号
2025136112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034322
出願日
2024-03-06
発明の名称
モータ
出願人
大豊工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250911BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】流体の流通経路の下流側で回転軸やロータを効率よく冷却することが可能なモータを提供する。
【解決手段】中空状に形成される回転軸20と、回転軸20に固定されるロータ30と、回転軸20の内部空間に配置され、回転軸20の内部空間に流体を供給するパイプ50と、回転軸20の内部空間に配置されることで当該内部空間を、パイプ50からの流体が流入可能な前側空間、及び回転軸20の外部に流体が流出可能な後側空間に区画すると共に、パイプ50を支持する軸受60と、ロータ30の内部に形成され、前側空間から後側空間へと流体を流通させる第1流通部70と、回転軸20の内部に形成され、前側空間から後側空間へと流体を流通させる第2流通部80と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
中空状に形成される回転軸と、
前記回転軸に固定されるロータと、
前記回転軸の内部空間に配置され、前記回転軸の内部空間に流体を供給する供給部材と、
前記回転軸の内部空間に配置されることで当該内部空間を、前記供給部材からの流体が流入可能な第1空間、及び前記回転軸の外部に前記流体が流出可能な第2空間に区画すると共に、前記供給部材を支持する支持部材と、
前記ロータの内部に形成され、前記第1空間から前記第2空間へと前記流体を流通させる第1流通部と、
前記回転軸の内部に形成され、前記第1空間から前記第2空間へと前記流体を流通させる第2流通部と、
を具備する、
モータ。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記第1流通部を流通する流体の量は、
前記第2流通部を流通する流体の量よりも多い、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記支持部材は、
前記回転軸に対して前記供給部材を相対回転可能に支持するすべり軸受である、
請求項1又は請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記第2流通部には、
前記供給部材の外周面と前記支持部材の内周面との間のクリアランスが含まれる、
請求項1又は請求項2に記載のモータ。
【請求項5】
前記第2流通部には、
前記供給部材の外周面と前記支持部材の内周面との対向部分に設けられ、前記第1空間から前記第2空間に向けて前記流体を案内する溝部が含まれる、
請求項1又は請求項2に記載のモータ。
【請求項6】
前記溝部は、
前記回転軸の回転に伴って前記流体を送り出すように形成される、
請求項5に記載のモータ。
【請求項7】
前記第2空間には、
前記回転軸の内周面及び外周面を貫通し、前記第1流通部の流体流通方向の下流側端部と連通する貫通孔が含まれ、
前記第2流通部は、
前記貫通孔と接続するように形成される、
請求項1又は請求項2に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体によって冷却可能なモータの技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、流体によって冷却可能なモータの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載のモータは、回転軸、冷却配管及びロータ等を具備する。回転軸には、軸方向における一側に形成された第1冷媒流路と、軸方向における他側に形成された第2冷媒流路とが形成される。冷却配管の一端部は、第1冷媒流路に連通される。冷却配管の他端部は、第2冷媒流路に連通される。また冷却配管の中途部は、ロータに形成された挿通孔に挿通される。当該挿通孔の内周面は、冷却配管の外周面と接触する。
【0004】
特許文献1の第1冷媒流路には、冷媒が供給される。当該冷媒は、冷却配管、第2冷媒流路を通って回転軸の外部に排出される。これによって特許文献1のモータは、回転軸及びロータを冷却することができる。しかし、特許文献1の第2冷媒流路には第1冷媒流路及び冷却配管を通った冷媒(ロータ等の熱を奪った冷媒)が供給されるため、第2冷媒流路の周辺(冷媒の流通経路の下流側)で回転軸やロータを効率よく冷却できないおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-39297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、流体の流通経路の下流側で回転軸やロータを効率よく冷却することが可能なモータを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、中空状に形成される回転軸と、前記回転軸に固定されるロータと、前記回転軸の内部空間に配置され、前記回転軸の内部空間に流体を供給する供給部材と、前記回転軸の内部空間に配置されることで当該内部空間を、前記供給部材からの流体が流入可能な第1空間、及び前記回転軸の外部に前記流体が流出可能な第2空間に区画すると共に、前記供給部材を支持する支持部材と、前記ロータの内部に形成され、前記第1空間から前記第2空間へと前記流体を流通させる第1流通部と、前記回転軸の内部に形成され、前記第1空間から前記第2空間へと前記流体を流通させる第2流通部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記第1流通部を流通する流体の量は、前記第2流通部を流通する流体の量よりも多いものである。
【0010】
請求項3においては、前記支持部材は、前記回転軸に対して前記供給部材を相対回転可能に支持するすべり軸受である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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