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公開番号
2025130589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027859
出願日
2024-02-27
発明の名称
情報処理方法及び情報処理装置
出願人
日産自動車株式会社
,
ルノー エス.ア.エス.
,
RENAULT S.A.S.
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
B60K
35/81 20240101AFI20250901BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両に対するメンテナンスの実施中にユーザの動作に応じてエージェントを応答させることで、その車両に対する愛着を高め、メンテナンスを積極的に実施しようとするユーザのモチベーションを高める。
【解決手段】ユーザU1とのコミュニケーションを行うことが可能なエージェント画像200を用いた演出を制御する情報処理方法である。この情報処理方法は、ユーザU1の動作に関連する動作情報を取得する動作情報取得処理(ステップS501)と、動作情報に基づいて、ユーザU1の動作により実施されるメンテナンスの種別を推定する推定処理(ステップS502)と、推定後のメンテナンスの実施中に取得された動作情報と、その推定されたメンテナンスの種別とに基づいて、ユーザU1のメンテナンス動作に応じた特定演出をメンテナンスの実施中に実行する制御処理(ステップS503)とを含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に乗車するユーザとのコミュニケーションを行うことが可能なエージェントに関する演出を制御する情報処理方法であって、
前記ユーザの動作に関連する動作情報を取得する動作情報取得処理と、
前記動作情報に基づいて、前記ユーザの動作により実施される前記車両のメンテナンスの種別を推定する推定処理と、
前記推定処理での推定後の前記メンテナンスの実施中に取得された前記動作情報と、推定された前記メンテナンスの種別とに基づいて、前記ユーザのメンテナンス動作に応じた特定演出を前記メンテナンスの実施中に実行する制御処理と、
を含む情報処理方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記制御処理では、
前記推定後の前記メンテナンスの実施中に取得された前記動作情報と、前記推定された前記メンテナンスの種別とに基づいて、前記推定された前記メンテナンスの種別に対応する前記メンテナンス動作が適切か否かを判定し、
前記メンテナンス動作が適切であると判定された場合には、前記メンテナンス動作が適切であることを示す前記特定演出を実行し、前記メンテナンス動作が適切でないと判定された場合には、前記メンテナンス動作が適切でないことを示す前記特定演出を実行する、
情報処理方法。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理方法であって、
前記制御処理では、
前記メンテナンスの種別に応じた適切な前記メンテナンス動作を判定するための適切動作判定情報を前記メンテナンスの種別毎に保持する保持部から、前記推定処理で推定された前記メンテナンスの種別に対応する前記適切動作判定情報を取得し、
前記推定後の前記メンテナンスの実施中に取得された前記動作情報と、取得された前記適切動作判定情報とに基づいて、前記推定された前記メンテナンスの種別に対応する前記メンテナンス動作が適切か否かを判定する、
情報処理方法。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の情報処理方法であって、
前記制御処理では、前記ユーザの所定動作の速度と、前記ユーザの所定動作の回数と、前記ユーザの所定動作に関する継続時間と、前記ユーザの所定動作の順番と、のうちの少なくとも1つに基づいて、前記メンテナンス動作が適切か否かを判定する、
情報処理方法。
【請求項5】
請求項2に記載の情報処理方法であって、
前記メンテナンス動作が適切であることを示す前記特定演出は、前記エージェントの機嫌が良いことを示す演出であり、
前記メンテナンス動作が適切でないことを示す前記特定演出は、前記エージェントの機嫌が悪いことを示す演出である、
情報処理方法。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記車両の内部及び外部のうちの少なくとも1つの画像を取得する画像取得処理、をさらに含み、
前記動作情報取得処理では、前記画像に前記ユーザが含まれるユーザ画像を前記動作情報として取得し、
前記推定処理では、前記ユーザ画像に基づいて、前記メンテナンスの種別を推定する、
情報処理方法。
【請求項7】
請求項1又は6に記載の情報処理方法であって、
前記車両の内部及び外部のうちの少なくともに設置されているセンサから出力されるセンサ値を取得するセンサ値取得処理、をさらに含み、
前記動作情報取得処理では、前記センサ値を前記動作情報として取得し、
前記推定処理では、前記センサ値に基づいて、前記メンテナンスの種別を推定する、
情報処理方法。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記ユーザの動作として前記ユーザの操作又は行為に応じて、前記メンテナンスが外部機器又は他のユーザにより実施される場合において、前記外部機器又は前記他のユーザに関する外部情報を取得する外部情報取得処理、をさらに含み、
前記推定処理では、前記動作情報と前記外部情報とに基づいて、前記メンテナンスの種別を推定する、
情報処理方法。
【請求項9】
請求項8に記載の情報処理方法であって、
前記制御処理では、前記外部情報に基づいて前記外部機器を特定し、前記外部機器又はその周囲の機器において前記エージェントに関する前記特定演出を実行させる、
情報処理方法。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理方法であって、
前記外部機器は、表示部を備え、
前記制御処理では、前記エージェントに関するエージェント画像を前記表示部に表示させ、前記エージェント画像を用いて前記特定演出を実行させる、
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザとのコミュニケーションを行うことが可能なエージェントを制御する情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に関する各種情報をユーザに伝える技術が提案されている。例えば、エージェント画像としてキャラクタを表示する技術であって、キャラクタの目の変化で車両の操作内容を表現し、キャラクタの顔色の変化で、メンテナンスを必要とする対象部位の状態を表現する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-017126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来技術では、定期的なメンテナンスを必要とする対象部位の状態(例えば、タイヤの空気圧)の変化に応じて、キャラクタの顔色を変化させることが可能である。すなわち、ユーザによりメンテナンスが実施されると、その実施に応じたキャラクタの顔色の変化をユーザが視認することが可能である。しかし、この従来技術では、メンテナンスの実施中において、その実施をしているユーザの動作に対応したキャラクタの応答がないため、メンテナンスに関するユーザの意識を高めることが困難である。また、メンテナンスの実施中にユーザの動作に対応したキャラクタの応答がないと、そのキャラクタに対するユーザの愛着が低下し、車両に対する愛着も低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、車両に対するメンテナンスの実施中にユーザの動作に応じてエージェントを応答させることで、その車両に対する愛着を高め、メンテナンスを積極的に実施しようとするユーザのモチベーションを高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両に乗車するユーザとのコミュニケーションを行うことが可能なエージェントに関する演出を制御する情報処理方法である。この情報処理方法は、ユーザの動作に関連する動作情報を取得する動作情報取得処理と、動作情報に基づいて、ユーザの動作により実施される車両のメンテナンスの種別を推定する推定処理と、推定処理での推定後のメンテナンスの実施中に取得された動作情報と、推定されたメンテナンスの種別とに基づいて、ユーザのメンテナンス動作に応じた特定演出をメンテナンスの実施中に実行する制御処理とを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両に対するメンテナンスの実施中にユーザの動作に応じてエージェントを応答させることで、その車両に対する愛着を高め、メンテナンスを積極的に実施しようとするユーザのモチベーションを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両の車室内の構成例を示す図である。
図2は、エンジンルーム内の構成例を示す図である。
図3は、情報処理システムのシステム構成例を示すブロック図である。
図4は、メンテナンス情報DBに格納されている各情報を示す図である。
図5は、適切動作情報DBに格納されている各情報を示す図である。
図6は、エージェント画像の表示態様例を示す図である。
図7は、掃除機を使用してゴミ収集をしている場合を示す図である。
図8は、車内除菌をしている場合を示す図である。
図9は、洗車機を使用して洗車している場合を示す図である。
図10は、布巾を使用して洗車している場合を示す図である。
図11は、洗車機を使用して洗車する場合を示す図である。
図12は、洗車機を使用して洗車する場合を示す図である。
図13は、給油機を使用して給油をする場合を示す図である。
図14は、メンテナンス情報を出力する出力例を示す図である。
図15は、特定演出制御処理の一例を示すフローチャートである。
図16は、特定演出制御処理の一例を示すフローチャートである。
図17は、特定演出制御処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
[エージェント情報の出力例]
図1は、車両C1の車室内の構成例を簡略化して示す図である。なお、図1では、運転席、助手席(図示省略)よりも前側を、車両C1の前後方向の後側から見た場合の車両C1の車室内を簡略化して示す。また、図1では、説明を容易にするため、ダッシュボード2、ステアリングホイール3、フロントウインド4、バックミラー5、窓ガラスW1、W2、エージェント画像200を表示する出力機器300以外の図示は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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