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公開番号2025124096
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024019888
出願日2024-02-14
発明の名称音声出力方法、音声出力装置及びプログラム
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04M 11/00 20060101AFI20250819BHJP(電気通信技術)
要約【課題】対象空間内に複数の利用者がいる場合に、通知情報を適切に音声出力する。
【解決手段】音声出力装置100の制御部107は、機能的な構成として、状況判別部1071と、出力可否判定部1072と、通知情報出力部1073と、を備える。状況判別部1071は、スピーカ104から通知情報を音声出力する際に車両内に複数の乗員がいる場合、車両内の状況を判別する。出力可否判定部1072は、状況判別部1071が判別した車両内の状況に基づいて、通知情報の音声出力の可否を判別する。通知情報出力部1073は、出力可否判定部1072が出力可能であると判別した場合に、スピーカ104から通知情報を音声出力させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
利用者に通知する通知情報を音声出力する際に対象空間内に複数の利用者がいる場合、前記対象空間内の状況を判別し、
前記判別した状況に基づいて、前記通知情報の音声出力の可否を判定し、
音声出力が可能であると判定した場合に、前記通知情報を音声出力し、
音声出力が不可能であると判定した場合に、前記通知情報を音声出力しない、
音声出力方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記対象空間内の状況として、前記複数の利用者全員に共通する属性である共通属性を判別し、
前記通知情報の属性と前記共通属性とが関連しない場合に、前記通知情報の音声出力が不可能であると判定する、
請求項1に記載の音声出力方法。
【請求項3】
前記対象空間内の状況として、前記複数の利用者それぞれに対して通知が禁止されている禁止分野を判別し、
前記通知情報の分野が前記禁止分野に該当する場合に、前記通知情報の音声出力が不可能であると判定する、
請求項1に記載の音声出力方法。
【請求項4】
前記判別した状況が予め定めた例外状況に該当する場合、前記通知情報の音声出力が不可能であると判定する、
請求項1に記載の音声出力方法。
【請求項5】
前記判別した状況に基づいて、前記通知情報を音声出力する前記対象空間内のエリアを決定し、
音声出力が可能であると判別した場合に、決定した前記エリアに前記通知情報を音声出力する、
請求項1に記載の音声出力方法。
【請求項6】
前記通知情報を音声出力した前記エリアにいる利用者からの音声による返信を受け付ける、
請求項5に記載の音声出力方法。
【請求項7】
前記対象空間内は、車両の車内である、
請求項1に記載の音声出力方法。
【請求項8】
スピーカと、
利用者に通知する通知情報を音声出力する際に対象空間内に複数の利用者がいる場合、前記対象空間内の状況を判別する状況判別部と、前記状況判別部が判別した状況に基づいて、前記通知情報の音声出力の可否を判定する出力可否判定部と、前記出力可否判定部が音声出力可能であると判定した場合に、前記通知情報を前記スピーカから出力させる通知情報出力部と、を備える制御部と、
を備える音声出力装置。
【請求項9】
コンピュータに、
利用者に通知する通知情報を音声出力する際に対象空間内に複数の利用者がいる場合、前記対象空間内の状況を判別し、
前記判別した状況に基づいて、前記通知情報の音声出力の可否を判定し、
音声出力可能であると判定した場合に、前記通知情報を音声出力させる、
処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音声出力方法、音声出力装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車内の乗員などに対して、メールやニュースなどの情報(通知情報)を音声で通知するサービスが知られている。例えば、特許文献1には、乗員の指向情報と、参照情報とに基づいて、優先して提供する項目情報を決定し、決定した項目情報を音声出力させる情報提供装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-096717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車内のような比較的狭い空間内に乗員が複数いる場合がある。このような場合に上述したサービスを利用すると、一部の乗員にとっては不適切な内容の通知情報まで、乗員全員が視聴可能な状態で音声出力されてしまう虞がある。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、対象空間内に複数の利用者がいる場合に、通知情報を適切に音声出力することができる音声出力方法、音声出力装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る音声出力方法は、利用者に通知する通知情報を音声出力する際に対象空間内に複数の利用者がいる場合、対象空間内の状況を判別する。そして、判別した状況に基づいて、通知情報の音声出力の可否を判定する。そして、音声出力が可能であると判定した場合に、通知情報を音声出力する。一方、音声出力が不可能であると判定した場合に、通知情報を音声出力しない。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、対象空間内の状況に基づいて通知情報の音声出力の可否を判定するため、対象空間内に複数の利用者がいる場合に、通知情報を適切に音声出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る音声出力装置を備えたシステムの構成図である。
実施形態1に係る音声出力装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
実施形態1に係る利用者DBの構成例を示す図である。
実施形態1に係る属性関連テーブルの構成例を示す図である。
実施形態1に係る例外状況テーブルの構成例を示す図である。
実施形態1に係る音声出力処理のフローチャートである。
実施形態1に係る出力判定処理のフローチャートである。
変形例1に係る利用者DBの構成例を示す図である。
変形例1に係る出力判定処理のフローチャートである。
実施形態2に係る音声出力装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
車内のマイクとスピーカの位置を模式的に示した図である。
実施形態2に係る音声出力処理のフローチャートである。
実施形態2に係る出力判定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る音声出力装置100について説明する。図1に示すように、音声出力装置100は、車両1に搭載されている。車両1は、例えば、コネクテッドカーであり、無線によってネットワーク2に接続する機能を有している。ネットワーク2は、例えば、インターネット、Wi-Fi網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、電話回線などのうちの一部または全部を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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