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公開番号
2025122866
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018572
出願日
2024-02-09
発明の名称
文字列操作方法及び文字列操作装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
16/9038 20190101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データを説明する文字列情報が時間経過とともに陳腐化することを回避できる文字列操作方法を提供する。
【解決手段】文字列操作方法は、データを説明する文字列情報が付与された第1の日時と、入力を受け付けた第2の日時との差分値を算出する。文字列情報に含まれる第1の時間語句を抽出する。文字列情報に含まれる第1の時間語句と、時間的概念を表現する複数の時間語句の各々が意味する第1の日時に対する時間範囲を定義した推移モデルとに基づいて、推移モデルにおいて第1の時間語句が意味する第1の時間範囲を特定する。推移モデルにおいて、第1の日時と第2の日時との差分値に対応する第2の時間範囲を特定する。第2の時間範囲が第1の時間範囲を超える場合に、第1の時間語句を、推移モデルにおいて第2の時間範囲に対応する第2の時間語句に変更して、文字列情報を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータによる文字列操作方法であって、
前記コンピュータは、
データを説明する文字列情報と、前記文字列情報が付与された第1の日時を示す情報を取得し、
前記第1の日時と任意の第2の日時との差分値を算出し、
前記文字列情報から、前記文字列情報に含まれる、時間的概念を表現する第1の時間語句を抽出し、
前記第1の時間語句と、記憶部に記憶された、時間的概念を表現する複数の時間語句の各々が意味する前記第1の日時に対する時間範囲を定義した推移モデルとに基づいて、前記推移モデルにおいて前記第1の時間語句が意味する第1の時間範囲を特定し、
前記推移モデルにおいて前記差分値に対応する第2の時間範囲を特定し、
前記第2の時間範囲が前記第1の時間範囲を超える場合に、前記第1の時間語句を、前記推移モデルにおいて前記第2の時間範囲に対応する第2の時間語句に変更して、前記文字列情報を出力する
文字列操作方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記推移モデルは、前記複数の時間語句の各々が意味する前記時間範囲との関係を、前記時間語句が形容する対象毎に定義しており、
前記コンピュータは、
前記文字列情報に基づいて、前記第1の時間語句が形容する対象を特定し、
前記第1の時間語句と、特定した前記対象に対応する前記推移モデルとに基づいて、前記第1の時間範囲を特定し、
特定した前記対象に対応する前記推移モデルにおいて、前記差分値に対応する前記第2の時間範囲を特定し、
前記第2の時間範囲が前記第1の時間範囲を超える場合に、前記第1の時間語句を、特定した前記対象に対応する前記推移モデルにおいて前記第2の時間範囲に対応する前記第2の時間語句に変更する
請求項1に記載の文字列操作方法。
【請求項3】
前記コンピュータは、
前記文字列情報に関連する関連データを更に取得し、
前記文字列情報に基づいて前記第1の時間語句が形容する対象を特定する際に、前記関連データに基づいて、前記対象の属性情報を抽出し、
前記第1の時間語句と、特定した前記対象に対応する前記推移モデルとに基づいて、前記第1の時間語句が意味する前記第1の時間範囲を特定できない場合に、
前記対象の前記属性情報に基づいて、前記第1の時間語句を前記第2の時間語句に変更する
請求項2に記載の文字列操作方法。
【請求項4】
前記コンピュータは、
前記第1の時間語句を前記第2の時間語句に変更する場合に、前記情報に含まれる前記第1の日時を前記第2の日時に更新する
請求項1~3のいずれか1項に記載の文字列操作方法。
【請求項5】
前記コンピュータは、
前記第1の時間語句を前記第2の時間語句に変更した回数をカウントし、
前記回数が閾値以上となった場合に、前記第1の時間語句の変更を禁止し、
前記文字列情報の出力を禁止する
請求項1~3のいずれか1項に記載の文字列操作方法。
【請求項6】
前記コンピュータは、
前記第1の時間範囲が前記推移モデルにより定義されていない場合に、前記第1の時間語句を、前記第1の日時を示す情報に変更する
請求項1~3のいずれか1項に記載の文字列操作方法。
【請求項7】
データを説明する文字列情報を操作する文字列操作部と、前記文字列情報を出力する出力部と、を備える文字列操作装置であって、
前記文字列操作部は、
データを説明する文字列情報と、前記文字列情報が付与された第1の日時を示す情報とを取得し、
前記第1の日時と任意の第2の日時との差分値を算出し、
前記文字列情報から、前記文字列情報に含まれる、時間的概念を表現する第1の時間語句を抽出し、
前記第1の時間語句と、記憶部に記憶された、時間的概念を表現する複数の時間語句の各々が意味する前記第1の日時に対する時間範囲を定義した推移モデルとに基づいて、前記推移モデルにおいて前記第1の時間語句が意味する第1の時間範囲を特定し、
前記推移モデルにおいて前記差分値に対応する第2の時間範囲を特定し、
前記第2の時間範囲が前記第1の時間範囲を超える場合に、前記第1の時間語句を、前記推移モデルにおいて前記第2の時間範囲に対応する第2の時間語句に変更する
文字列操作装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、文字列操作方法及び文字列操作装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、時間の経過に伴い表示部の表示態様を自動的に変更することが可能な情報表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-81577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の情報表示装置は、入力された現在時刻および年齢情報を年齢情報格納部に格納し、現在時刻を起点として時刻を計数し、その計数結果に基づいて年齢情報格納部に格納される年齢情報を更新する。特許文献1に記載の情報表示装置は年齢情報と表示文字の態様とが関連付けて記録されるテーブルを備え、更新後の年齢情報に応じてテーブルから所定の文字の態様を選択し、表示すべき情報の文字の態様を選択された文字の態様に変換し、変換された文字の態様で表示すべき情報を表示する。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、単にユーザの年齢情報に応じて所定の文字の態様を変換するものであり、データを説明する文字列情報に「昨日」「数日前」等の時間を表す表現が含まれており、文字列情報が時間経過とともに陳腐化する場合には対応できない。
【0006】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、データを説明する文字列情報が時間経過とともに陳腐化することを回避できる文字列操作方法及び文字列操作装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る文字列操作方法及び文字列操作装置は、データを説明する文字列情報が付与された第1の日時と、任意の第2の日時との差分値を算出し、文字列情報に含まれる第1の時間語句を抽出する。第1の時間語句と、時間的概念を表現する複数の時間語句の各々が意味する第1の日時に対する時間範囲を定義した推移モデルとに基づいて、推移モデルにおいて第1の時間語句が意味する第1の時間範囲を特定する。推移モデルにおいて第1の日時と、任意の第2の日時との差分値に対応する第2の時間範囲を特定する。第2の時間範囲が第1の時間範囲を超える場合に、推移モデルにおいて第2の時間範囲に対応する第2の時間語句に変更して、文字列情報を出力する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、データを説明する文字列情報が時間経過とともに陳腐化することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る文字列操作装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、図1の文字列記憶部が記憶する時間語句の例を示す図である。
図2は、図1の時間語句記憶部が記憶する推移モデルの一例を示す図である。
図4は、図1の文字列操作装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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