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公開番号
2025114117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008593
出願日
2024-01-24
発明の名称
情報処理方法及び制御装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
11/02 20060101AFI20250729BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の乗員によるジェスチャと、係る車両の車内で再生させる演奏音とを、乗員に違和感を覚えさせることなく両立させる。
【解決手段】本発明の一側面に係る制御装置は、ステアリングホイールが車両の挙動に影響しない状態であると判定すると、車内の撮像画像に基づいて検出した乗員の身体の少なくとも一部と、車両の少なくとも一部の部位と、の相対的な位置関係に基づいて、演奏音の再生の開始を判断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数種類の楽器のそれぞれの楽器音、および、複数種類の動物のそれぞれの鳴き声の少なくとも一方を含む、演奏音を再生する処理をプロセッサに実行させる情報処理方法であって、
前記プロセッサは、
ステアリングホイールが車両の挙動に影響しない状態であるかを判定し、
前記車両の車内を三次元空間として連続的に撮像する撮像部から、前記撮像部により撮像された撮像画像を取得し、
前記撮像画像に基づいて、前記車両の乗員の身体の少なくとも一部を検出し、
前記ステアリングホイールが前記車両の挙動に影響しない状態であると判定すると、検出した前記乗員の身体の少なくとも一部と、前記車両の少なくとも一部の部位と、の相対的な位置関係に基づいて、前記演奏音の再生の開始を判断する、
情報処理方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記車両の少なくとも一部の部位は、前記車両の複数の部位を含み、
前記複数の部位のそれぞれには、前記複数種類の楽器のうちの一つ、または、前記複数種類の動物のうちの一つが対応付けられており、
前記プロセッサは、
検出した前記乗員の身体の少なくとも一部と、前記複数の部位のうちの一つの部位と、の前記相対的な位置関係に基づいて、前記一つの部位に対応付けられた、前記複数種類の楽器のうちの一つの楽器音、または、前記複数種類の動物のうちの一つの鳴き声の再生の開始を判断する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記撮像部によって撮像された前記撮像画像に基づいて、前記乗員の身体の少なくとも一部の動きを検出し、
検出した前記動きに応じて、前記演奏音を変更する、
請求項1または2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記車両の少なくとも一部の部位は、前記ステアリングホイールが前記車両の挙動に影響する状態にある場合に前記車両の挙動に影響を与え得る運転部位を含み、
前記プロセッサは、
前記運転部位の少なくとも一部を前記乗員の手が把持している位置を特定し、
或る時点において前記乗員の手が前記運転部位を把持していないと判断すると、前記或る時点よりも前の時点で、前記乗員の手が前記運転部位を最後に把持していた位置を基準位置として記録し、
記録した前記基準位置と、前記乗員の手と、の前記相対的な位置関係に基づいて、前記演奏音の再生の開始を判断する、
請求項1または2に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記運転部位は、前記ステアリングホイールを含み、
前記相対的な位置関係は、前記ステアリングホイールの回転軸の方向、または、前記回転軸に直交する径方向における、前記基準位置と、前記乗員の手と、の距離である、
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
ステアリングホイールが車両の挙動に影響しない状態であるかを判定する第1判定部と、
前記車両の車内を三次元空間として連続的に撮像する撮像部と、
複数種類の楽器のそれぞれの楽器音、および、複数種類の動物のそれぞれの鳴き声の少なくとも一方を含む、演奏音の再生の開始を判断する第2判定部と、
を備え、
前記第2判定部は、
前記撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、前記車両の乗員の身体の少なくとも一部を検出し、
前記第1判定部によって、前記ステアリングホイールが前記車両の挙動に影響しない状態であると判定されると、検出された前記乗員の身体の少なくとも一部と、前記車両の少なくとも一部の部位と、の相対的な位置関係に基づいて、前記演奏音の再生の開始を判断する、
制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法及び制御装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両における予め定められた空間である検出範囲において、ユーザによるジェスチャを検出する技術が知られている。例えば、下掲の特許文献1には、車両の乗員によるジェスチャを検出するための領域(ジェスチャ検出領域)を、適切な位置に形成することを目的とする、ジェスチャ検出装置等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-194982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の従来技術は、車両の乗員によるジェスチャと、係る車両の車内で再生させる演奏音とを、上記乗員に違和感を覚えさせることなく両立させるものではない。
【0005】
本発明は、一側面では、このような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の乗員によるジェスチャと、係る車両の車内で再生させる演奏音とを、上記乗員に違和感を覚えさせることなく両立させる情報処理方法及び制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理方法は、複数種類の楽器のそれぞれの楽器音、および、複数種類の動物のそれぞれの鳴き声の少なくとも一方を含む、演奏音を再生する処理をプロセッサに実行させる情報処理方法であって、前記プロセッサは、ステアリングホイールが車両の挙動に影響しない状態であるかを判定し、前記車両の車内を三次元空間として連続的に撮像する撮像部から、前記撮像部により撮像された撮像画像を取得し、前記撮像画像に基づいて、前記車両の乗員の身体の少なくとも一部を検出し、前記ステアリングホイールが前記車両の挙動に影響しない状態であると判定すると、検出した前記乗員の身体の少なくとも一部と、前記車両の少なくとも一部の部位と、の相対的な位置関係に基づいて、前記演奏音の再生の開始を判断する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両の乗員によるジェスチャと、係る車両の車内で再生させる演奏音とを、上記乗員に違和感を覚えさせることなく両立させる情報処理方法及び制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る制御装置を備える車両の概略構成を表すブロック図である。
図1の制御装置の設置場所等の一例を示す車室内の図である。
車両の座席位置ごとに、車両の部位と楽器とが対応付けられた例を示す。
図1の制御装置が実行する情報処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ジェスチャの種類を特定し、特定したジェスチャの種類に対応する演奏音を再生する処理の処理手順の例を示すフローチャートである。
乗員が手を用いて「叩く」ジェスチャを行なっている例を示す。
乗員が手を用いて「こする」ジェスチャを行なっている例を示す。
一般ユーザについて、ボディパーツの位置変化の加速度に基づいて、演奏音の再生の開始を判断する処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
運転者が手を用いて行う「叩く」ジェスチャを特定し、「叩く」ジェスチャに対応する演奏音を再生する処理の処理手順の例を示すフローチャートである。
運転者が手を用いて行う「こする」ジェスチャを特定し、「こする」ジェスチャに対応する演奏音を再生する処理の処理手順の例を示すフローチャートである。
図1の制御装置が乗員に提供するサービスの例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメータ、マシン語等で指定される。
【0010】
§1 適用例
従来、車両の乗員によるジェスチャを検出する技術が知られているが、係る技術は、ジェスチャと音楽の演奏との両立を考慮しておらず、乗員が違和感を覚えることなく、音を再生することができない。そこで、本実施形態に係る制御装置(制御装置10)は、車両1の乗員Ueの身体の少なくとも一部を精度よく検出し、検出結果に応じて、演奏音PSを再生する。そのため、乗員Ueは、係る身体の少なくとも一部を用いたジェスチャGTによって、違和感なく演奏を行うことができる。以下の説明では、乗員Ueの、指、手、腕、足などの、特定の体の部分を「BP(ボディパーツ:body part)」と略記することがある。BPは、乗員UeがジェスチャGTに基づいた制御を実行するのに適した任意の身体部分であり、BPには、乗員の指、手、腕、足の少なくとも1つが含まれる。制御装置10は、乗員Ueの身体の全体を検出し、例えば、乗員Ueの(身体の全体の)姿勢を検出し、検出した乗員Ueの姿勢(姿勢の変化を含む)に応じて、演奏音PSを再生してもよい。すなわち、制御装置10は、車両1の乗員Ueの少なくともBP(身体の一部)を精度よく検出し、検出結果(例えば、検出したBPの位置(特に、車両1の部位PVとの相対的な位置関係RP)の変化等)に応じて、演奏音PSを再生する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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