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公開番号2025121742
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024017410
出願日2024-02-07
発明の名称電源装置の監視方法、電源装置の監視プログラム、情報処理装置および電源装置監視システム
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人,個人
主分類H02J 13/00 20060101AFI20250813BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電源装置の状態に関する通知を発信する、電源装置の監視方法等を提供すること。
【解決手段】電源装置30の監視方法は、蓄電池33と、商用電源に接続される受電端子311と、非常用負荷に接続される非常用出力端子316と、前記受電端子311から電力が供給されない場合に前記蓄電池33と前記非常用出力端子316とを接続する非常用負荷入力ブレーカー356とを備える電源装置から、前記受電端子311からの受電状態と、前記蓄電池33からの放電状態とに関する情報を取得し、取得した情報が、前記受電端子311から受電中に前記蓄電池33から放電中であることを示す場合に第1通知を出力する処理をコンピュータが実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電池と、商用電源に接続される受電端子と、非常用負荷に接続される非常用出力端子と、前記受電端子から電力が供給されない場合に前記蓄電池と前記非常用出力端子とを接続する非常用負荷入力ブレーカーとを備える電源装置から、前記受電端子からの受電状態と、前記蓄電池からの放電状態とに関する情報を取得し、
取得した情報が、前記受電端子から受電中に前記蓄電池から放電中であることを示す場合に第1通知を出力する
処理をコンピュータが実行する電源装置の監視方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記電源装置は、前記受電端子から受電中に、前記蓄電池から放電された場合に第2通知を自動的に出力し、
前記第1通知は、前記第2通知が前記電源装置の異常を意味しない事を知らせる通知である
請求項1に記載の電源装置の監視方法。
【請求項3】
前記電源装置は、
前記受電端子を介して供給された電力を整流する整流器、前記整流器により整流された電力を出力する常用出力端子、前記整流器と前記常用出力端子との間に前記蓄電池を接続する蓄電池接続点を備え、
前記整流器が過負荷状態である場合、前記蓄電池から前記蓄電池接続点を介して前記常用出力端子に電力を供給するとともに、第2通知を自動的に出力し、
前記第1通知は、前記第2通知が前記整流器の異常を意味しない事を知らせる通知である
請求項1に記載の電源装置の監視方法。
【請求項4】
前記第1通知は、前記第2通知が前記非常用負荷の点検に伴い発生した事を知らせる通知である
請求項2または請求項3に記載の電源装置の監視方法。
【請求項5】
蓄電池と、商用電源に接続される受電端子と、非常用負荷に接続される非常用出力端子と、前記受電端子から電力が供給されない場合に前記蓄電池と前記非常用出力端子とを接続する非常用負荷入力ブレーカーとを備える電源装置から、前記受電端子からの受電状態と、前記蓄電池からの放電状態とに関する情報を取得し、
取得した情報が、前記受電端子から受電中に前記蓄電池から放電中であることを示す場合に第1通知を出力する
処理をコンピュータに実行させる電源装置の監視プログラム。
【請求項6】
制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
蓄電池と、商用電源に接続される受電端子と、非常用負荷に接続される非常用出力端子と、前記受電端子から電力が供給されない場合に前記蓄電池と前記非常用出力端子とを接続する非常用負荷入力ブレーカーとを備える電源装置から前記受電端子からの受電状態と、前記蓄電池からの放電状態とに関する情報を取得し、
取得した情報が、前記受電端子から受電中に前記蓄電池から放電中であることを示す場合に第1通知を出力する
情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置と、前記情報処理装置に接続された電源装置とを備える電源装置監視システムであって、
前記電源装置は、
蓄電池と、
商用電源に接続される受電端子と、
非常用負荷に接続される非常用出力端子と、
前記受電端子から電力が供給されない場合に前記蓄電池と前記非常用出力端子とを接続する非常用負荷入力ブレーカーとを備え
前記情報処理装置は、制御部を備え、
前記制御部は、
前記電源装置から前記受電端子からの受電状態と、前記蓄電池からの放電状態とに関する情報を取得し、
取得した情報が、前記受電端子から受電中に前記蓄電池から放電中であることを示す場合に第1通知を出力する
電源装置監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置の監視方法、電源装置の監視プログラム、情報処理装置および電源装置監視システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電源装置を保守する保守要員が、携帯情報端末を用いて電源装置の管理情報を確認できる保守運用システムが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-201331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の保守運用システムでは、電源装置に接続された負荷を点検する作業による影響については対応していない。
【0005】
電源装置によっては、通常とは異なる運用が行なわれた場合に、警報を発報するように設定されている。このような電源装置においては、たとえば電源装置に接続された非常用設備等の負荷を点検する作業に起因して警報が発報される場合があり、電源装置に重大な不具合が発生していると誤解される可能性がある。
【0006】
本発明の一つの側面では、電源装置の状態に関する通知を発信する、電源装置の監視方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
電源装置の監視方法は、受電端子と、出力端子と、前記受電端子に正常な電力が供給されない場合に前記出力端子に電力を供給する蓄電池とを備える電源装置から、前記受電端子の受電状態と、前記蓄電池の放電状態とに関する情報を取得し、取得した情報が、前記受電端子で受電中に前記蓄電池から放電中であることを示す場合に第1通知を出力する処理をコンピュータが実行する。
【発明の効果】
【0008】
上記構成によれば、電源装置の状態に関する通知を発信できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電源装置監視システムの構成を説明する説明図である。
通常時の電源装置の状態を説明する説明図である。
停電時の電源装置の状態を説明する説明図である。
電源装置の動作を説明する状態遷移図である。
第2の方法により点検中の電源装置の状態を説明する説明図である。
プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。
実施の形態2のプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。
実施の形態3の電源装置監視システムの構成を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施の形態1]
図1は、電源装置監視システム10の構成を説明する説明図である。電源装置監視システム10は、電力を消費する事業所83に設置された電源装置30を遠隔監視するシステムである。電源装置監視システム10は、情報処理装置20を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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