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公開番号2025120437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2025099162,2024113278
出願日2025-06-13,2020-03-10
発明の名称保護装置、移動体、無停電電源システム、太陽光発電システム、蓄電素子の保護方法
出願人株式会社GSユアサ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250807BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】非連続な過電流に対して、電流を遮断して蓄電装置を保護する。
【解決手段】蓄電素子62の保護装置120は、前記蓄電素子62の電流を遮断する電流遮断装置53と、制御部130と、を備え、電流閾値および累積閾値が異なる複数の条件を有し、前記制御部130は、電流が前記電流閾値Isのいずれかを超えた時間の累積値Nを算出し、算出した累積値Nが前記電流閾値Isに対応づけられた前記累積閾値Nsを超えた場合、電流を遮断する電流遮断処理S150を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子の保護装置であって、
前記蓄電素子の電流を遮断する電流遮断装置と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、電流が電流閾値を超えた時間の累積値を算出し、算出した前記累積値が前記電流閾値に対応づけられた累積閾値を超えた場合、電流を遮断する電流遮断処理を実行し、
前記制御部は、電流が前記電流閾値を継続して超えた過電流が流れている累積時間のみを前記累積値としてカウントし、電流が前記電流閾値を超えている状態から下回った場合、下回った時間がリセット時間以下であれば、前記累積値をリセットしない、保護装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
蓄電素子の保護装置であって、
前記蓄電素子の電流を遮断する電流遮断装置と、
制御部と、
通信部と、を備え、
前記制御部は、電流が電流閾値を超えた時間の累積値を算出し、算出した前記累積値が前記電流閾値に対応づけられた累積閾値を超えた場合、前記通信部に警報信号を送信させ、
前記制御部は、電流が前記電流閾値を継続して超えた過電流が流れている累積時間のみを前記累積値としてカウントし、電流が前記電流閾値を超えている状態から下回った場合、下回った時間がリセット時間以下であれば、前記累積値をリセットしない、保護装置。
【請求項3】
蓄電素子と、
請求項1または請求項2に記載の保護装置と、を備える蓄電装置。
【請求項4】
請求項3に記載の蓄電装置であって、
定格12Vである、蓄電装置。
【請求項5】
蓄電素子の保護方法であって、
制御部が、電流が電流閾値を超えた時間の累積値を算出し、算出した前記累積値が前記電流閾値に対応づけられた累積閾値を超えた場合、電流を遮断する電流遮断処理を実行し、
前記制御部は、電流が前記電流閾値を継続して超えた過電流が流れている累積時間のみを前記累積値としてカウントし、電流が前記電流閾値を超えている状態から下回った場合、下回った時間がリセット時間以下であれば、前記累積値をリセットしない、保護方法。
【請求項6】
蓄電素子の保護方法であって、
制御部が、電流が電流閾値を超えた時間の累積値を算出し、算出した前記累積値が前記電流閾値に対応づけられた累積閾値を超えた場合、前記制御部が通信部に警報信号を送信させ、
前記制御部は、電流が前記電流閾値を継続して超えた過電流が流れている累積時間のみを前記累積値としてカウントし、電流が前記電流閾値を超えている状態から下回った場合、下回った時間がリセット時間以下であれば、前記累積値をリセットしない、保護方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子を過電流から保護する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
蓄電装置は、組付け作業時などに、工具で端子間を短絡する場合がある。蓄電装置は、リレーやFETといった電流遮断装置を備えており、短絡が発生した時に、電流を遮断することで、蓄電装置を構成する部品の保護を図っている。下記特許文献1には、所定時間より長い時間、連続して電流が電流閾値を超えている場合に、電流を遮断する点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2015/182515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電流閾値以上の電流が連続して流れる継続時間に基づいて電流の遮断を判断する場合、電流が一時的に電流閾値を下回る非連続な過電流を遮断できない場合がある。電流遮断条件が1条件しかないと、1つの条件でしか電流を遮断できないので、蓄電素子の保護が不十分な場合がある。
【0005】
本発明は、非連続な過電流に対して、電流を遮断して蓄電装置を保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電素子の保護装置は、前記蓄電素子の電流を遮断する電流遮断装置と、制御部と、を備え、電流閾値および累積閾値が異なる複数の条件を有し、前記制御部は、電流が前記電流閾値のいずれかを超えた時間の累積値を算出し、算出した前記累積値が前記電流閾値に対応づけられた前記累積閾値を超えた場合、電流を遮断する電流遮断処理を実行する。
本発明の他の一態様に係る蓄電素子の保護装置は、前記蓄電素子の電流を遮断する電流遮断装置と、制御部と、通信部と、を備え、電流閾値および累積閾値が異なる複数の条件を有し、前記制御部は、電流が前記電流閾値のいずれかを超えた時間の累積値を算出し、算出した前記累積値が前記電流閾値に対応づけられた前記累積閾値を超えた場合、前記通信部に警報信号を送信させる。
【0007】
本技術は、蓄電素子の保護方法、保護プログラム、保護プログラムを記録した記録媒体に適用することが出来る。
【発明の効果】
【0008】
上記態様によれば、非連続な過電流に対して、電流を遮断して、蓄電素子を保護することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
バッテリの分解斜視図
二次電池の平面図
図2のA-A線断面図
車両の側面図
バッテリの電気的構成を示すブロック図
監視処理のフローチャート
保護処理のフローチャート
過電流の波形とカウント値を示す図
過電流の波形とカウント値を示す図
電流遮断条件の説明図
保護処理のフローチャート
累積時間の説明図
過電流の波形と累積時間を示す図
電流遮断条件の説明図
バッテリの電気的構成を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0010】
蓄電素子の保護装置は、前記蓄電素子の電流を遮断する電流遮断装置と、制御部と、を備え、電流閾値および累積閾値が異なる複数の条件を有し、前記制御部は、電流が前記電流閾値のいずれかを超えた時間の累積値を算出し、算出した前記累積値が前記電流閾値に対応づけられた前記累積閾値を超えた場合、電流を遮断する電流遮断処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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