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公開番号
2025113599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007845
出願日
2024-01-23
発明の名称
センサーを備えた装置
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G01M
3/00 20060101AFI20250728BHJP(測定;試験)
要約
【課題】劣悪な環境下であっても耐久性が損なわれることなく、かつ、高い信頼性でセンサーを使用できる装置を提供する。
【解決手段】ガス検出装置は、検出素子を備えたセンサーを有するセンサーユニット103と、検出素子を周囲の雰囲気に対して曝露したり遮蔽したりするためのシャッターを備えたシャッター機構と、制御部105とを有する。制御部103は、シャッターの動作を制御し、センサーが曝露されているときにセンサーを動作させるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検出素子を備えたセンサーを有するセンサーユニットと、
前記検出素子を周囲の雰囲気に対して曝露したり遮蔽したりするためのシャッターを備えたシャッター機構と、
制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記シャッターの動作を制御し、前記センサーが曝露されているときに前記センサーを動作させるように構成されている、装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記シャッター機構は、前記制御部によって一方向に回転が制御される回転盤を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
複数個の前記センサーが、前記回転盤の回転軸に対して同心状に配置されている、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
検出素子を備えたセンサーを有するセンサーユニットと、
前記センサーユニットの内部に存在するガスをパージするパージ機構と、
制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記センサーユニットの動作に連動して前記パージ機構の動作および非動作を制御するように構成されている、装置。
【請求項5】
前記センサーユニットは、前記センサーの近傍に位置するパージ穴を有する、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
検出素子を備えたセンサーを有するセンサーユニットと、
前記検出素子を周囲の雰囲気に対して曝露したり遮蔽したりするためのシャッターを備えたシャッター機構と、
前記センサーユニットの内部に存在するガスをパージするパージ機構と、
制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記シャッターの動作を制御し、前記センサーが曝露されているときに前記センサーを動作させ、かつ、前記センサーユニットの動作に連動して前記パージ機構の動作および非動作を制御するように構成されている、装置。
【請求項7】
前記シャッター機構は、前記制御部によって一方向に回転が制御される回転盤を有する、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
複数個の前記センサーが、前記回転盤の回転軸に対して同心状に配置されている、請求項6に記載の装置。
【請求項9】
前記センサーユニットは、前記センサーの近傍に位置するパージ穴を有する、請求項6に記載の装置。
【請求項10】
前記センサーはガスセンサーである、請求項1、4または6に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス検出装置など、センサーを備える装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
センサーを備える装置として、ガスセンサーを備えるガス検出装置が知られている。ガス検出装置の中でも、比較的悪条件の環境下に設置されて周囲のガス濃度を測定するガス検出装置において、特に腐食性ガス等の劣悪な周囲気の環境の中で使用されるガス検出装置が存在する。この種のガス検出装置では、ガス濃度および/またはガス成分の測定という機能上、周囲の気体と分離して設置することは不可能であり、その結果、周囲の腐食性ガス等の影響でガス検出装置の寿命が短くなり、部品交換やメンテナンスの頻度が高くなる。また、ガス検出装置の故障や不具合により測定データの信頼性が低くなる、もしくは失われるという課題が存在している。
【0003】
そこで、例えば特許文献1(特許第6465621号公報)に開示されているような、ガスの流入口と、ガスの流出口と、流入口と流出口を通じさせる通期空間に配置されたガスセンサーと、ユーザーの操作によって流入口を開閉する1次側シャッター部と、1次側シャッター部と連動して流出口を開閉する2次側シャッター部とを有する、ハンディタイプのガス検出装置が提案されている。このガス検出装置によれば、流入口および流出口がそれぞれ1次側シャッター部および2次側シャッター部で閉塞されるので、ガスセンサーが気体に晒されて劣化したり、ガスセンサーに液体がかかって故障が生じたりすることを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6465621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のガス検出装置は、ユーザーがシャッター部を手動で操作することで流入口および流出口の開閉が行なわれるため、以下に述べるような問題点がある。
【0006】
第一に、シャッター部の操作のためにユーザーの身体の少なくとも一部が、検出対象となるガス雰囲気中に曝される、あるいは、ガス検出装置全体が、検出対象となるガス雰囲気中にガス検出装置全体が曝される。そのため、検出対象となるガスが腐食性ガスである場合は、身体に影響が及ぼされるおそれがあり、また、ガス検出装置の劣化が懸念され、腐食性ガスを含むような劣悪な環境下でのガス検出には適さない。
【0007】
第二に、流入口および流出口の開閉タイミングや開いている時間などはユーザーの経験値や作業の習熟度等に依存する。そのため、これらの不確定要素がガス検出装置の耐久性向上効果に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0008】
第三に、ユーザーによるシャッター部の操作が不十分であった場合には、流入口および流出口が確実に開閉されない可能性がある。
【0009】
一般に、腐食性ガス環境や水蒸気を大量に含む劣悪な環境下、例えば工業排水の浄化設備や温水の貯水槽で使用する装置では、内部の電気回路、機械的な動作部、部品、および配線等の保護のために装置を高気密構造としたり、エアパージによる装置内部の掃気を行なったりする必要がある。しかしながら、周囲のガス濃度および/またはガス成分を測定するガス検出装置においては、気密構造としたりエアパージによる掃気を行なったりすると、本来の目的である周囲のガス濃度および/またはガス成分を測定することができなくなるため、劣悪な環境で使用するにもかかわらず、これらの耐環境仕様を採用することができなくなってしまう。エアパージとは、対象とする装置内に滞留したガスを圧縮した外部の空気等で掃気することである。
【0010】
上述した課題は、ガスセンサーを備えたガス検出装置に限られるものではなく、劣悪な環境下で使用されるセンサーを備える装置に共通の課題である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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