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公開番号2025128731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025607
出願日2024-02-22
発明の名称水深測量装置
出願人大新土木株式会社
代理人個人,個人
主分類G01C 13/00 20060101AFI20250827BHJP(測定;試験)
要約【課題】海で使用する場合であっても、波の影響を受け難く、従って、正確に水深を測量することのできる装置を提供する。
【解決手段】水深の測量に使用される浮遊式であって、水中に位置し、水底に向かって超音波を発信し、その反射波を受信して水深を測定するソナー本体2と、ソナー本体2の少なくとも略上半部を保持する円筒状の保持体3と、保持体3より小径の円筒状の台座4と、台座4よりさらに小径の棒状で、台座4の上端面から上方に延び、少なくとも上端部分が空中に位置するアンテナ5を備える。またリング状で大径の第一ウエイト6aを、台座4に挿通し保持体3の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にする。さらに、リング状で小径の第二ウエイト6bを、アンテナ5に挿通し台座4の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水深の測量に使用される浮遊式の水深測量装置であって、
水中に位置し、水底に向かって超音波を発信し、その反射波を受信して水深を測定するソナー本体と、
前記ソナー本体の少なくとも略上半部を保持する円筒状の保持体と、
前記保持体より小径の棒状で、前記保持体の上端面から上方に延び、少なくとも上端部分が空中に位置するアンテナを備え、
リング状のウエイトを、前記アンテナに挿通し前記保持体の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にしたことを特徴とする水深測量装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
水深の測量に使用される浮遊式の水深測量装置であって、
水中に位置し、水底に向かって超音波を発信し、その反射波を受信して水深を測定するソナー本体と、
前記ソナー本体の少なくとも略上半部を保持する円筒状の保持体と、
前記保持体より小径の円筒状の台座と、
前記台座よりさらに小径の棒状で、前記台座の上端面から上方に延び、少なくとも上端部分が空中に位置するアンテナを備え、
リング状で大径の第一ウエイトを、前記台座に挿通し前記保持体の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にするとともに、
リング状で小径の第二ウエイトを、前記アンテナに挿通し前記台座の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にしたことを特徴とする水深測量装置。
【請求項3】
前記ソナー本体の下半分は露出した半球状体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水深測量装置。
【請求項4】
前記アンテナの頂部に構造物と接続された係留ワイヤーが繋がれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の水深測量装置。
【請求項5】
前記アンテナの頂部と前記保持体の外周面に構造物と接続された係留ワイヤーが繋がれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の水深測量装置。
【請求項6】
前記アンテナの頂部と前記アンテナの外周面と前記保持体の外周面に構造物と接続された係留ワイヤーが繋がれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の水深測量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、海や河川などの埋め立てや浚渫作業の際に行われる水深の測量に使用される浮遊式の水深測量装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、海や河川あるいは湖や池などの埋め立て作業や浚渫作業を行う際には、それらの水深を測量する必要がある。そのための機器として超音波を水底に向けて発信し、その反射波を受信することによって水深を測量する水深測量装置が多く使用されている。
こうした水深測量装置には、台船から水上に延ばしたブームの先端部に超音波を送受信する機器を備えた固定式のもの(例えば、特許文献1参照)や、図8に示すように、水中に浮かせた浮遊式のもの(例えば、特許文献2参照)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-3508号公報
実開平6-86476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の固定式の水深測量装置は、台船やブームを必要とするので構成が大掛かりとなり製造コストが嵩むといった問題がある。
【0005】
一方、特許文献2に記載の浮遊式の水深測量装置20は、小型であるため製造コストが廉価であり、その取扱いも容易であるといった利点がある。
【0006】
しかしながら、特許文献2に記載の水深測量装置20は、浮遊式であるために、特に海で使用する場合には波の影響を受けて大きく上下動し易いので正確な測量ができ難いと言った問題がある。
【0007】
そこで、本発明の目的とするところは、海で使用する場合であっても、波の影響を受け難く、従って、正確に水深を測量することのできる装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の水深測量装置は、水深の測量に使用される浮遊式であって、
水中に位置し、水底に向かって超音波を発信し、その反射波を受信して水深を測定するソナー本体(2)と、
前記ソナー本体(2)の少なくとも略上半部を保持する円筒状の保持体(3)と、
前記保持体(3)より小径の棒状で、前記保持体(3)の上端面から上方に延び、少なくとも上端部分が空中に位置するアンテナ(5)を備え、
リング状のウエイト(6)を、前記アンテナ(5)に挿通し前記保持体(3)の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にしたことを特徴とする。
【0009】
また本発明の水深測量装置(1)は、水深の測量に使用される浮遊式であって、
水中に位置し、水底に向かって超音波を発信し、その反射波を受信して水深を測定するソナー本体(2)と、
前記ソナー本体(2)の少なくとも略上半部を保持する円筒状の保持体(3)と、
前記保持体(3)より小径の円筒状の台座(4)と、
前記台座(4)よりさらに小径の棒状で、前記台座(4)の上端面から上方に延び、少なくとも上端部分が空中に位置するアンテナ(5)を備え、
リング状で大径の第一ウエイト(6a)を、前記台座(4)に挿通し前記保持体(3)の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にするとともに、
リング状で小径の第二ウエイト(6b)を、前記アンテナ(5)に挿通し前記台座(4)の上面に載置されるように着脱自在に装着可能にしたことを特徴とする。
【0010】
また本発明の水深測量装置(1)は、前記ソナー本体(2)の下半分が露出した半球状体であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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