TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025139340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038222
出願日2024-03-12
発明の名称物品検査装置
出願人アンリツ株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 23/18 20180101AFI20250918BHJP(測定;試験)
要約【課題】検査部を支える支持部がシンプルかつ軽量な構造である物品検査装置を提供する。
【解決手段】X線検査装置1aは、支持部20aの上に連結部40aで検査部2が連結された構造である。支持部は、上方の第1桁部材21と、下方の第2桁部材22と、両桁部材を三角形状の配置パターンでピン連結する接合部材23により構成されたトラス構造である。連結部40aは、検査部の底面に取り付けられて第1桁部材の軸方向の任意の位置を把持部42で把持固定して検査部を支持する。トラス構造の支持部は軽量かつ高強度で製造コストが低い。トラス構造のピン節点の上方近傍に検査部を連結部で配置・固定すれば検査部の支持がより安定的になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被検査物品を検査する検査部と、
前記検査部の下方に設けられて前記検査部を支えるトラス構造の支持部と、
前記検査部と前記支持部を連結する連結部と、
を備えたことを特徴とする物品検査装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記支持部は、上方位置に水平に設置される丸棒状の第1桁部材と、前記第1桁部材と平行に下方位置に設置される第2桁部材と、前記第1桁部材と前記第2桁部材を三角形状の配置パターンで連結する複数の接合部材によって構成されており、
前記連結部は、一端部が前記検査部に取り付けられたアーム部と、前記アーム部の他端部に設けられて前記第1桁部材の任意の位置を把持する周状の把持部とを有することを特徴とする請求項1に記載の物品検査装置。
【請求項3】
前記支持部は、上方位置に水平に設置される板状の第1桁部材と、前記第1桁部材と平行に下方位置に設置される第2桁部材と、前記第1桁部材と前記第2桁部材を三角形状の配置パターンで連結する複数の接合部材によって構成されており、
前記連結部は、前記検査部を、前記第1桁部材の任意の位置に連結することを特徴とする請求項1に記載の物品検査装置。
【請求項4】
前記支持部は、前記第1桁部材と前記第2桁部材と前記接合部材からなる組が前記第1桁部材及び前記第2桁部材の長手方向と直交する水平方向について並設された2基が一体化された構成であることを特徴とする請求項2または3に記載の物品検査装置。
【請求項5】
前記検査部が、被検査物品にX線を照射し、被検査物品を透過したX線から取得したX線画像を用いて被検査物の検査を行うX線検査部であることを特徴とする請求項4に記載された物品検査装置としてのX線検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床面等に設置した支持部の上に検査部を取り付けた構造の物品検査装置に係り、特に、トラス構造を採用することにより部材強度に頼らない製造コストの低いシンプルな支持部を実現するとともに、検査部のサイズや付属機器類に変更等があった場合にも複雑な再度の構造計算が不要で支持部をそのまま使用できる物品検査装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1にはX線異物検出装置の発明が開示されている。このX線異物検出装置は、筐体1と、筐体1の内部に着脱可能に装着され、かつ複数のキャスタ2により移動可能なベルト搬送部3を備えている。筐体1は、床面4に設置脚部5aを介して設置される架台5と、架台5の後部に立設された本体ケース6を備え、本体ケース6の前部側下部と、架台5間に隙間を設けて前記ベルト搬送部3を挿入し、架台5上にベルト搬送部3を位置決め設置している。また、筐体1内には、筐体1内でベルト搬送部3の下方に配置されて被検査体を透過したX線を検出するX線検知手段9を備えており、被検査体中の異物の有無を検出することができる。
【0003】
下記特許文献2にはX線検査装置の発明が開示されている。このX線検査装置は、コンベア10と、X線遮蔽機能を有する筐体21内に設けられたX線検査手段20と、X線検査手段20の上流側及び下流側の搬送路10a上を覆う前面開放式の第1および第2の開閉カバー31、32と、第2の開閉カバー32の内側の搬送路10a上に配設された選別排出機構40と、搬送路10aの幅員方向の後方側に配設された排出物収納ボックス50を具備している。これらの各構成要素は、被検査物の搬送方向に関するX線検査手段20と第1および第2の開閉カバー31、32の長さに相当する機長の機台フレーム1に搭載乃至取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-46921号公報
特開2007-33403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献1及び2に開示されたX線異物検出装置及びX線検出装置のように、床面に設置された支持部(架台や機台フレーム)の上に筐体やコンベアを取り付けた構造の物品検査装置においては、要求される機能の変化または高度化に伴って筐体やコンベアの構造が複雑化して機長が長くなり、また重量が増加することがある。そのような場合には、従来は、その都度変化した設計条件に対応するために支持部の構造を見直し、再設計または再計算等、必要な対策を講じる必要があった。
【0006】
本発明は、以上説明した従来の技術における課題に鑑みてなされたものであり、支持部の上に検査部を連結した構造の物品検査装置において、部材強度に頼らない軽量で製造コストの低いシンプルな構造であり、検査部や搬送部のサイズ、付属機器等に変更等があった場合にも複雑な再度の構造計算が不要である支持部を備えた物品検査装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載された物品検査装置は、
被検査物品を検査する検査部と、
前記検査部の下方に設けられて前記検査部を支えるトラス構造の支持部と、
前記検査部と前記支持部を連結する連結部と、
を備えたことを特徴としている。
【0008】
請求項2に記載された物品検査装置は、請求項1に記載の物品検査装置において、
前記支持部は、上方位置に水平に設置される丸棒状の第1桁部材と、前記第1桁部材と平行に下方位置に設置される第2桁部材と、前記第1桁部材と前記第2桁部材を三角形状の配置パターンで連結する複数の接合部材によって構成されており、
前記連結部は、一端部が前記検査部に取り付けられたアーム部と、前記アーム部の他端部に設けられて前記第1桁部材の任意の位置を把持する周状の把持部とを有することを特徴としている。
【0009】
請求項3に記載された物品検査装置は、請求項1に記載の物品検査装置において、
前記支持部は、上方位置に水平に設置される板状の第1桁部材と、前記第1桁部材と平行に下方位置に設置される第2桁部材と、前記第1桁部材と前記第2桁部材を三角形状の配置パターンで連結する複数の接合部材によって構成されており、
前記連結部は、前記検査部を、前記第1桁部材の任意の位置に連結することを特徴としている。
【0010】
請求項4に記載された物品検査装置は、請求項2または3に記載の物品検査装置において、
前記支持部は、前記第1桁部材と前記第2桁部材と前記接合部材からなる組が前記第1桁部材及び前記第2桁部材の長手方向と直交する水平方向について並設された2基が一体化された構成であることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

アンリツ株式会社
分光器
24日前
アンリツ株式会社
分光器
24日前
アンリツ株式会社
物品検査装置
1日前
アンリツ株式会社
物品検査装置
2日前
アンリツ株式会社
物品検査装置
2日前
アンリツ株式会社
情報管理装置
24日前
アンリツ株式会社
検査装置および検査方法
25日前
アンリツ株式会社
異物検査装置及び異物検査方法
16日前
アンリツ株式会社
分光測定装置及びこれを備えた物品検査装置
1日前
アンリツ株式会社
分光測定装置及びこれを備えた物品検査装置
8日前
アンリツ株式会社
分光測定装置及びこれを備えた物品検査装置
8日前
アンリツ株式会社
X線検査装置およびその学習モデルの作成方法
1か月前
アンリツ株式会社
物品検査装置、学習済モデルの作成方法、および物品検査方法
25日前
個人
計量スプーン
18日前
個人
微小振動検出装置
29日前
株式会社イシダ
X線検査装置
29日前
三菱電機株式会社
計測器
1か月前
株式会社辰巳菱機
システム
1か月前
大和製衡株式会社
組合せ秤
1日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
1日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
10日前
アンリツ株式会社
分光器
24日前
株式会社東芝
センサ
1日前
株式会社東芝
センサ
1日前
ダイハツ工業株式会社
測定用具
22日前
株式会社東芝
センサ
29日前
株式会社FRPカジ
FRP装置
1か月前
アンリツ株式会社
分光器
24日前
株式会社精工技研
光電圧プローブ
1か月前
株式会社ナリス化粧品
角層細胞採取用具
8日前
TDK株式会社
ガスセンサ
1か月前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
1か月前
日本精工株式会社
分注装置
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
18日前
富士レビオ株式会社
嵌合システム
1か月前
株式会社カワタ
サンプリング装置
1か月前
続きを見る