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公開番号
2025137130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024036153
出願日
2024-03-08
発明の名称
分光測定装置及びこれを備えた物品検査装置
出願人
アンリツ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
G01N
21/27 20060101AFI20250911BHJP(測定;試験)
要約
【課題】光ファイバへの迷光の進入を防止でき、光ファイバに入射した光のスペクトルのデータの精度が低下することを防止できる分光測定装置及び物品検査装置を提供すること。
【解決手段】錠剤Wに光を照射する光源部3と、光源部3から照射され錠剤Wを透過した透過光が光ファイバ41に入射され、光ファイバ41を通過した透過光の分光特性を分光器42で測定する光検出部4と、を備え、光検出部4は、錠剤Wと光ファイバ41との間に筒状部材45をさらに有し、筒状部材45の錠剤W側の端の開口45aは光ファイバ41の入射端41aよりも錠剤W側に位置しており、透過光が開口45aから筒状部材45を通過して光ファイバ41に入射される、構成を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
物品(W)に光を照射する光源部(3)と、
前記光源部から照射され前記物品を透過した透過光が入射される光ファイバ(41)と、前記光ファイバを通過した前記透過光の分光特性を測定する分光器(42)とを含む光検出部(4)と、を備え、
前記光検出部は、前記物品と前記光ファイバとの間に筒状部材(45)をさらに有し、
前記筒状部材の前記物品側の端の開口(45a)は前記光ファイバの入射端(41a)よりも前記物品側に位置しており、前記透過光が前記開口から前記筒状部材を通過して前記光ファイバに入射される、分光測定装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記筒状部材の内壁面(45c)に、光を吸収する表面処理がなされている請求項1に記載の分光測定装置。
【請求項3】
前記筒状部材は、前記開口が形成された開口端(45b)を有し、
前記開口端が尖鋭に形成されている請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置。
【請求項4】
前記光源部は、移動中の前記物品に光を照射するよう構成されており、
前記筒状部材は、前記開口の形状が前記物品の移動方向に前記物品の径よりも短い寸法の短径を有する楕円形状である請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置。
【請求項5】
前記光源部は、移動中の前記物品に光を照射するよう構成されており、
前記筒状部材は、前記開口の形状が前記物品の移動方向に前記物品の径よりも短い寸法の短径を有する楕円形状である請求項3に記載の分光測定装置。
【請求項6】
前記筒状部材は、前記物品の種別に応じて交換可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置。
【請求項7】
前記筒状部材は、前記物品の種別に応じて交換可能に構成されている請求項3に記載の分光測定装置。
【請求項8】
前記筒状部材は、前記物品の種別に応じて交換可能に構成されている請求項4に記載の分光測定装置。
【請求項9】
前記筒状部材は、前記物品の種別に応じて交換可能に構成されている請求項5に記載の分光測定装置。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置(1)と、
前記分光器で測定された分光特性に基づき前記物品の品質を検査する検査部(2)と、を備える物品検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分光測定装置及び物品検査装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光源から対象物に光を照射して、当該対象物を透過した光を検出部で受光し、当該検出部で受光した光のスペクトルのデータを測定データとして検出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/135233号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術にあっては、対象物を透過した光を集光するレンズを備えるものの、対象物を透過した光以外の光が検出部に進入することに関しては何ら対策がなされていない。
【0005】
このため、特許文献1に記載の技術では、光源から照射され対象物を透過した光以外の光が迷光として検出部に受光されるおそれがあり、検出部で受光した光のスペクトルのデータの精度が低下するおそれがある。
【0006】
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、光ファイバへの迷光の進入を防止でき、光ファイバに入射した光のスペクトルのデータの精度が低下することを防止できる分光測定装置及び物品検査装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る分光測定装置は、物品に光を照射する光源部と、前記光源部から照射され前記物品を透過した透過光が入射される光ファイバと、前記光ファイバを通過した前記透過光の分光特性を測定する分光器とを含む光検出部と、を備え、前記光検出部は、前記物品と前記光ファイバとの間に筒状部材をさらに有し、前記筒状部材の前記物品側の端の開口は前記光ファイバの入射端よりも前記物品側に位置しており、前記透過光が前記開口から前記筒状部材を通過して前記光ファイバに入射される、構成を有する。
【0008】
この構成により、本発明に係る分光測定装置は、光検出部が物品と光ファイバとの間に筒状部材を有し、筒状部材の物品側の端の開口が光ファイバの入射端よりも物品側に位置しており、透過光が開口から筒状部材を通過して光ファイバに入射されるよう構成されているので、光源部から照射され物品を透過した透過光以外の光が光ファイバの入射端に入射してしまうことを筒状部材によって遮ることができる。このため、本発明に係る分光測定装置は、光ファイバへの迷光の進入を防止でき、光ファイバに入射した光のスペクトルのデータの精度が低下することを防止できる。
【0009】
本発明に係る分光測定装置は、前記筒状部材の内壁面に、光を吸収する表面処理がなされていることが好ましい。
【0010】
この構成により、本発明に係る分光測定装置は、筒状部材の内壁面に、光を吸収する表面処理がなされているので、仮に物品と筒状部材との隙間から筒状部材の開口を通して迷光が筒状部材内に進入した場合であっても内壁面によって迷光を吸収又は減衰することができる。これにより、光ファイバの入射端に入射する迷光を低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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