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公開番号
2025137131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024036154
出願日
2024-03-08
発明の名称
分光測定装置及びこれを備えた物品検査装置
出願人
アンリツ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
G01N
21/27 20060101AFI20250911BHJP(測定;試験)
要約
【課題】大型化を招くことなく物品への集光効率を高めることができる分光測定装置及び物品検査装置を提供すること。
【解決手段】光源30から錠剤Wに光を照射する光源部3と、錠剤Wを透過した透過光の分光特性を分光器42で測定する光検出部4とを備え、光源部3は、光源30から出射した光を集光する集光部材32を有し、集光部材32は、光源30から出射した光が入射する第1の開口34と、光検出部4に対向するように形成され、第1の開口34よりも開口面積の小さい第2の開口35と、第1の開口34と第2の開口35とを連通し、第1の開口34に進入した光を第2の開口35に伝送する伝送路36とを有し、伝送路36は、第1の開口34から第2の開口35に向かうに従い伝送路の内径が小さくなるとともに伝送路36の壁面36aが反射面からなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光源(30)から物品(W)に光を照射する光源部(3)と、
前記光源部から照射され前記物品を透過した透過光の分光特性を分光器(42)で測定する光検出部(4)と、を備え、
前記光源部は、
前記光源から出射した光を集光する集光部材(32)を有し、
前記集光部材は、
前記光源から出射した光が入射する第1の開口(34)と、
前記光検出部に対向するように形成され、前記第1の開口よりも開口面積の小さい第2の開口(35)と、
前記第1の開口と前記第2の開口とを連通し、前記第1の開口に進入した光を前記第2の開口に伝送する伝送路(36)と、を有し、
前記伝送路は、
前記第1の開口から前記第2の開口に向かうに従い前記伝送路の内径が小さくなるとともに、前記伝送路の壁面(36a)が反射面からなる、分光測定装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記反射面が平滑な鏡面からなる請求項1に記載の分光測定装置。
【請求項3】
前記集光部材は、前記物品の光照射面に対する相対的な位置を調整可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置。
【請求項4】
前記集光部材は、前記物品の種別に応じて交換可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置。
【請求項5】
前記集光部材は、前記物品の種別に応じて交換可能に構成されている請求項3に記載の分光測定装置。
【請求項6】
前記集光部材は、前記第2の開口を覆うとともに前記第2の開口を通過する光を透過する開口カバー(38)を有する請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の分光測定装置(1)と、
前記分光器で測定された分光特性に基づき前記物品の品質を検査する検査部(2)と、を備える物品検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分光測定装置及び物品検査装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被測定物が載置された載置面に対し、光源から広帯域の光をライトガイドを介して照射する光照射部と、被測定物を透過した光が光ファイバを介して分光器に入射され、分光器にて分光特性を測定する光検出部とを備える分光測定装置において、ライトガイドからの光を被測定物の下面に集光する集光レンズを有するものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7270582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の分光測定装置にあっては、ライトガイドからの光を被測定物の下面に集光するために集光レンズを用いているが、当該集光レンズでは、ライトガイドの端面のように広い面積の面全体から広がって出射する光を十分に集光できておらず、被測定物への集光効率という点では未だ改善の余地がある。
【0005】
被測定物への集光効率が上がれば、すなわち被測定物に照射される光の単位面積当たりのエネルギーが高まれば、被測定物の測定精度も向上する。ところが、集光レンズで集光効率を上げようとすると、集光レンズのサイズを大きくせざるを得ず、配置スペースに制約のある分光測定装置においては現実的でないという課題がある。
【0006】
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、大型化を招くことなく物品への集光効率を高めることができる分光測定装置及び物品検査装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る分光測定装置は、光源から物品に光を照射する光源部と、前記光源部から照射され前記物品を透過した透過光の分光特性を分光器で測定する光検出部と、を備え、前記光源部は、前記光源から出射した光を集光する集光部材を有し、前記集光部材は、前記光源から出射した光が入射する第1の開口と、前記光検出部に対向するように形成され、前記第1の開口よりも開口面積の小さい第2の開口と、前記第1の開口と前記第2の開口とを連通し、前記第1の開口に進入した光を前記第2の開口に伝送する伝送路と、を有し、前記伝送路は、前記第1の開口から前記第2の開口に向かうに従い前記伝送路の内径が小さくなるとともに、前記伝送路の壁面が反射面からなる構成を有する。
【0008】
この構成により、本発明に係る分光測定装置は、光源から出射した光を集光する集光部材を有し、集光部材が、光源から出射した光が入射する第1の開口と、光検出部に対向するように形成され、第1の開口よりも開口面積の小さい第2の開口と、第1の開口に進入した光を第2の開口に伝送する伝送路と、を有し、伝送路が第1の開口から第2の開口に向かうに従い伝送路の内径が小さくなるとともに伝送路の壁面が反射面からなる。
【0009】
このため、光源から出射した光を伝送路の反射面で反射させつつ開口面積の小さい第2の開口から物品に照射するので、開口面積の大きい第1の開口から進入した光を効率よく第2の開口に向けて集光することができる。
【0010】
これにより、第2の開口を介して物品に照射される光の単位面積当たりのエネルギーを上げることができ、物品への集光効率を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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