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公開番号
2025104580
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222483
出願日
2023-12-28
発明の名称
充電装置
出願人
新電元工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】EMI対策やノイズ対策をより向上させた充電装置を提供する。
【解決手段】本発明は、正面11に対して右側又は左側に位置する入出力筐体10a及び正面11に対して上下方向の中央より上側に位置する操作部筐体10bを備えた充電装置筐体10と、前記操作部筐体10b内に実装された制御回路部20と、前記入出力筐体10a内に実装され、電力の入力部41及び出力部42を有する主回路部40を有する充電装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
正面に対して右側又は左側に位置する入出力筐体及び正面に対して上下方向の中央より上側に位置する操作部筐体を備えた充電装置筐体と、
前記操作部筐体内に実装された制御回路部と、
前記入出力筐体内に実装され、電力の入力部及び出力部を有する主回路部を有し、
前記制御回路部と主回路部が隔離されることを特徴とする充電装置。
と、
ことを特徴とする充電装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記充電装置筐体内の下側で且つ前記操作部筐体の下側に搭載されたユニット搭載部を有し、前記ユニット搭載部には充電ユニットが搭載され、
前記入力部は、前記入出力筐体の下段に配置され、
前記出力部は、前記入出力筐体の上段に配置され、
前記入力部は、外部からの電力が入力される入力端子を有し、
前記出力部は、前記充電ユニットで変換された電力が出力される出力端子を有し、
前記入力端子は、前記入力部の下方に配置され、
前記出力端子は、前記出力部の上方に配置され、
前記制御回路部および前記主回路部と前記ユニット搭載部とが隔離され、
前記入力部と前記出力部とが隔離もしくは距離を確保し配置されることを特徴とする充電装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記入力部から前記充電ユニットに交流電流を入力するための交流配線の交流配線口が前記入出力筐体の下段で且つ前記入力端子の上方に配置され、
前記充電ユニットで変換された電力を前記出力部に入力するための直流配線の直流配線口が前記入出力筐体の上段で且つ前記出力端子の下方に配置され、
前記直流配線口は、前記交流配線口の上方に位置し、且つ前記操作部筐体の下方に位置し、
前記直流配線口は、前記入出力筐体の正面側に配置され、
前記交流配線口は、前記入出力筐体の背面側に配置され、
前記充電ユニットと前記制御回路部とを接続する信号配線は、前記入出力筐体内を通らずに前記操作部筐体内に直接引き込まれ、
前記交流配線と前記直流配線と前記信号配線とが互いに交差しないことを特徴とする充電装置。
【請求項4】
請求項3において、
前記充電ユニットは、互いに分割して配置された入力コネクタ、出力コネクタ及び信号コネクタを有し、
前記入力コネクタには前記交流配線が接続されており、
前記出力コネクタには前記直流配線が接続されており、
前記信号コネクタには前記信号配線が接続されていることを特徴とする充電装置。
【請求項5】
請求項2において、
前記充電ユニットは、前記外部から入力される電力を、電気車両を充電するための電力に変換するものであることを特徴とする充電装置。
【請求項6】
請求項1、2及び5のいずれか一項において、
前記制御回路部は、表示部、通信制御部及び充電制御部を備えていることを特徴とする充電装置。
【請求項7】
請求項6において、
前記充電装置筐体の背面に形成され、前記操作部筐体に対向するように配置された吸気口と、
前記充電ユニットの上部に配置され、前記充電ユニットを冷却するためのファンと、
を有し、
前記ファンを回転させ、前記吸気口から吸い込まれた空気が前記操作部筐体の背面を通ることを特徴とする充電装置。
【請求項8】
請求項1から5のいずれか一項において、
前記充電装置筐体は、前記操作部筐体の上に位置する密閉空間を有し、
前記密閉空間は、後から部品を実装するための空間であることを特徴とする充電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の充電装置は、発熱密度が非常に大きい充電ユニットのみ隔離して外気を導入し、充電ユニット単体で耐環境性能を確保し、それ以外の構成部品は外気と隔離した同一区画内に実装されていた。また、入力部、出力部及び信号回路と充電ユニットとは一体型の複合コネクタで接続させていた。その結果、入出力及び信号の各々の配線を互いに物理的な距離を確保することが困難であった。従って、EMI(Electro Magnetic Interference)対策やノイズ対策をより向上させることが求められていた。これに関連する技術が特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2017/208384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の種々の態様は、EMI対策やノイズ対策をより向上させた充電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下に本発明の種々の態様について説明する。
【0006】
[1]正面に対して右側又は左側に位置する入出力筐体及び正面に対して上下方向の中央より上側に位置する操作部筐体を備えた充電装置筐体と、
前記操作部筐体内に実装された制御回路部と、
前記入出力筐体内に実装され、入力部及び出力部を有する主回路部を有し、
前記制御回路部と主回路部が隔離(シールド)されることを特徴とする充電装置。
なお、充電装置筐体は、充電装置を設置した際に縦長の筐体であってもよい。この場合、前記の「上下方向」は長手方向となる。
【0007】
本発明の一態様に係る上記[1]の充電装置によれば、充電装置筐体が、正面に対して右側又は左側に位置する入出力筐体及び正面に対して上下方向の中央より上側に位置する操作部筐体を備え、操作部筐体内に制御回路部を実装し、入出力筐体内に入力部及び出力部有する主回路部を実装する。このため、主回路部と制御回路部を入出力筐体と操作部筐体によって隔離(シールド)する構造とすることができる。これにより、主回路部から発生するEMIノイズを制御回路部に受け難くし、ノイズによる誤動作を抑制することができる。
【0008】
[2]上記[1]において、
前記充電装置筐体内の下側で且つ前記操作部筐体の下側に搭載されたユニット搭載部を有し、前記ユニット搭載部には充電ユニットが搭載され、
前記入力部は、前記入出力筐体の下段に配置され、
前記出力部は、前記入出力筐体の上段に配置され、
前記入力部は、外部からの電力が入力される入力端子を有し、
前記出力部は、前記充電ユニットで変換された電力が出力される出力端子を有し、
前記入力端子は、前記入力部の下方に配置され、
前記出力端子は、前記出力部の上方に配置され、
前記制御回路部および前記主回路部と前記ユニット搭載部とが隔離(シールド)され、
前記入力部と前記出力部とが隔離もしくは距離を確保し配置されることを特徴とする充電装置。
なお、前記入力部は、前記充電ユニットの近傍に隔離し配置されていることが好ましい。
また、前記出力部は、前記充電ユニットの近傍に隔離し配置され、前記入力部とも隔離もしくは距離を確保し配置されていることが好ましい。
【0009】
本発明の一態様に係る上記[2]の充電装置によれば、入出力筐体の下段に入力部を配置し、入出力筐体の上段に出力部を配置し、入力部の入力端子を入力部の下方に配置し、出力部の出力端子を出力部の上方に配置する。これにより、入力端子と出力端子を極力離した構成とすることができる。これにより、EMI対策やノイズ対策をより向上させることができる。また、操作部筐体とユニット搭載部が筐体で隔離されているため、充電ユニットから発生するスイッチングノイズの影響を制御回路部に受け難くでき、ノイズによる誤動作を抑制することができる。また、入出力筐体とユニット搭載部も同様に隔離されているため、充電ユニットから発生するスイッチングノイズの影響を主回路に受け難くでき、EMI特性が改善することができる。
【0010】
[3]上記[2]において、
前記入力部から前記充電ユニットに交流電流を入力するための交流配線の交流配線口が前記入出力筐体の下段で且つ前記入力端子の上方に配置され、
前記充電ユニットで変換された電力を前記出力部に入力するための直流配線の直流配線口が前記入出力筐体の上段で且つ前記出力端子の下方に配置され、
前記直流配線口は、前記交流配線口の上方に位置し、且つ前記操作部筐体の下方に位置し、
前記直流配線口は、前記入出力筐体の正面側に配置され、
前記交流配線口は、前記入出力筐体の背面側に配置され、
前記充電ユニットと前記制御回路部とを接続する信号配線は、前記入出力筐体内を通らずに前記操作部筐体内に直接引き込まれ、
前記交流配線と前記直流配線と前記信号配線とが互いに交差しないことを特徴とする充電装置。
なお、前記直流配線口は、前記充電ユニットの上方に前記交流配線と分離して配置することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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