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公開番号
2025106997
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000667
出願日
2024-01-05
発明の名称
回転機器
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
5/10 20060101AFI20250710BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】少ない部品点数で潤滑剤の漏れ出しを抑止することができる回転機器を提供する。
【解決手段】回転機器1は、ギヤ50、51と、前記ギヤ50、51を支持するシャフト49を有するモータ4と、前記ギヤ50、51と前記モータ4とを収容するハウジング2と、スリーブ17と、を備える。前記ハウジング2は、軸方向に並んだ前記ギヤ50、51と前記モータ4との間を横切る壁21bと、を備え、前記壁21bの内周部21cは、前記スリーブ17を介して、前記シャフト49の外周面につながっている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ギヤと、
前記ギヤを支持するシャフトを有するモータと、
前記ギヤと前記モータとを収容するハウジングと、
スリーブと、を備え、
前記ハウジングは、軸方向に並んだ前記ギヤと前記モータとの間を横切る壁と、を備え、
前記壁の内周部は、前記スリーブを介して、前記シャフトの外周面につながっている、回転機器。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記ギヤを有する減速機を備え、
前記減速機は、軸方向において、前記壁に対して前記モータの反対側にある、請求項1に記載の回転機器。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記モータを囲む外側の部分と、前記モータの内側にある内側の部分と、を備え、
径方向において、前記内側の部分は、第1軸受を介して、前記シャフトを支持している、請求項1又は2に記載の回転機器。
【請求項4】
前記シャフトは、前記壁に対して回転し、
前記スリーブと前記シャフトとの間、又は、前記スリーブと前記壁の内周部との間には流体がある、請求項1から3のいずれか1項に記載の回転機器。
【請求項5】
前記モータは、前記シャフトに連結したロータと、径方向において当該ロータに対向するステータと、を備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の回転機器。
【請求項6】
前記ギヤは、第2軸受を介して、前記シャフトにつながっており、
軸方向において、前記スリーブは、前記第2軸受と前記ロータとの間にある、請求項5に記載の回転機器。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記ギヤを収容する第1ハウジングと、前記モータを収容する第2ハウジングと、を備え、
前記第1ハウジングが前記壁を備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の回転機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は回転機器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ギヤを有するギヤボックスと、このギヤボックスに連結されたモータと、を備えるギヤードモータが開示されている。このギヤードモータでは、ギヤの潤滑剤は、ギヤボックス側に取り付けたオイルシールやシャフトに圧入されたカラー等で封止されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-99133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このギヤードモータでは、潤滑剤の封止にあたって、複数の部品が必要とされるとともに、モータの回転軸線の方向にスペースが必要とされる。
【0005】
そこで、本発明は、少ない部品点数で潤滑剤の漏れ出しを抑止することができる回転機器を提供することを課題の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る回転機器は、ギヤと、前記ギヤを支持するシャフトを有するモータと、前記ギヤと前記モータとを収容するハウジングと、スリーブと、を備え、前記ハウジングは、軸方向に並んだ前記ギヤと前記モータとの間を横切る壁と、を備え、前記壁の内周部は、前記スリーブを介して、前記シャフトの外周面につながっている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る回転機器1の構造を概略的に示す斜視図である。
図1の2-2線に沿った断面図である。
図2の3-3線に沿った断面図である。
図2の断面図の一部を拡大した拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る回転機器1の構造を概略的に示す斜視図である。図2は、図1の2-2線に沿った断面図である。図2は、回転軸線xを含む仮想平面に沿った断面である。この回転機器1は、モータとモータの回転を減速させる減速機とを有する回転機器であり、例えば、電動アシスト自転車に組み込まれる。回転機器1はハウジング2を備えている。ハウジング2は、例えば、全体的に概ね円筒形状を有している。ハウジング2は、例えば、自転車のフレームに固定される。なお、自転車には、例えば、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク、シティサイクル等のすべてのタイプの自転車が含まれる。
【0009】
ハウジング2にはクランクシャフト3が回転軸線x回りに回転可能に支持されている。この例では、回転軸線xはハウジング2の中心軸線に一致する。クランクシャフト3は、回転軸線xに沿った方向(以下、「回転軸方向」という。)における一方側S1の一端3aと、一方側S1とは反対の他方側S2の他端3bと、を有している。一端3a及び他端3bはいずれも回転軸方向においてハウジング2から突出している。一端3a及び他端3bにはそれぞれ、回転軸線xに直交する方向に延在するクランクアーム(図示せず)が取り付けられる。クランクアームの先端にはペダル(図示せず)が取り付けられる。一端3aに取り付けられたクランクアームにはチェーンリング(図示せず)がさらに取り付けられる。
【0010】
ハウジング2は、モータ4を収容するハウジング(第2ハウジング)(以下、「モータハウジング」という。)20と、減速機5を収容するハウジング(第1ハウジング)(以下、「ギヤハウジング」という。)21及びカバー(以下、「ギヤカバー」という。)22と、を有している。モータハウジング20、ギヤハウジング21及びギヤカバー22は、例えば回転軸方向に延びるボルト等の締結部品23で互いに結合されている。モータハウジング20とギヤハウジング21との間は環状の部材(以下、「ガスケット」という。)24で密封されている。ギヤハウジング21とギヤカバー22との間は環状の部材(以下、「ガスケット」という。)25で密封されている。なお、ハウジング2は、例えば金属材料や樹脂材料から形成される。熱伝導性の観点から、モータハウジング20及びギヤハウジング21は金属材料から形成されることが好ましい。ガスケット24、25は、弾性又は復元力を有する金属材料又は樹脂材料で形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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