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公開番号2025103157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220317
出願日2023-12-27
発明の名称端子台
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 9/22 20060101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡単な構成で高い防水性を確保しながら小型化を可能とした端子台を提供すること。
【解決手段】端子台10は、樹脂材よりなる端子台本体30と、長尺状の中央に端子台本体30に埋設される埋設部23を有する板状の端子20と、埋設部23と端子台本体30との間に介在される接着剤40とを備える。埋設部23は、埋設部23から端子台本体30が離間する方向に端子台本体30と係合する第1係合爪部23a及び第2係合爪部23bを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂材よりなる端子台本体と、
長尺状の中央に前記端子台本体に埋設される埋設部を有する板状の端子と、
前記埋設部と前記端子台本体との間に介在される接着剤と、
を備えた端子台であって、
前記埋設部は、前記埋設部から前記端子台本体が離間する方向に前記端子台本体と係合する係合爪部を有する、
端子台。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記係合爪部は、前記端子の幅方向の両端から前記端子台本体が離間する方向に前記端子台本体と係合する第1係合爪部を含む、
請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記係合爪部は、前記端子の板厚方向の両端から前記端子台本体が離間する方向に前記端子台本体と係合する第2係合爪部を含む、
請求項1に記載の端子台。
【請求項4】
前記係合爪部は、互いに対向する方向に突出するように一対設けられている、
請求項1に記載の端子台。
【請求項5】
前記接着剤は、対向する前記係合爪部同士の間に配置されている、
請求項4に記載の端子台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子台に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端子台としては、樹脂材よりなる端子台本体と、端子台本体に埋設される埋設部を有する板状の端子と、埋設部と端子台本体との間に介在される接着剤とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような端子台では、高温環境下となることで埋設部と端子台本体との隙間が多少広がったとしても、接着剤によって埋設部と端子台本体との間を液体が通過してしまうことが防止される。また、この接着剤は、熱処理が施されることで高温環境下でも粘度を保つことが可能なものが採用されている。よって、接着剤は埋設部と端子台本体との間から漏出してしまうことが抑制される。よって、埋設部と端子台本体との間を液体が通過してしまうことが安定して防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-122161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような端子台では、特殊な接着剤が必要であった。また、埋設部と端子台本体との間からの接着剤の漏出を防ぐために、端子の延在方向に対して長い範囲で端子台本体を対向させる必要があった。このことは、端子台が大型化してしまう原因となる。
【0005】
本開示の目的は、簡単な構成で高い防水性を確保しながら小型化を可能とした端子台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端子台は、樹脂材よりなる端子台本体と、長尺状の中央に前記端子台本体に埋設される埋設部を有する板状の端子と、前記埋設部と前記端子台本体との間に介在される接着剤と、を備えた端子台であって、前記埋設部は、前記埋設部から前記端子台本体が離間する方向に前記端子台本体と係合する係合爪部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の端子台によれば、簡単な構成で高い防水性を確保しながら小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態における端子台の斜視図である。
図2は、一実施形態における端子の斜視図である。
図3は、一実施形態における端子の平面図である。
図4は、一実施形態における端子台の断面図である。
図5は、一実施形態における端子台の断面図である。
図6は、一実施形態における端子の製造方法を説明するための平面図である。
図7は、一実施形態における端子の製造方法を説明するための平面図である。
図8は、図7の8-8線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子台は、
[1]樹脂材よりなる端子台本体と、長尺状の中央に前記端子台本体に埋設される埋設部を有する板状の端子と、前記埋設部と前記端子台本体との間に介在される接着剤と、を備えた端子台であって、前記埋設部は、前記埋設部から前記端子台本体が離間する方向に前記端子台本体と係合する係合爪部を有する。
【0010】
同構成によれば、埋設部は、埋設部から端子台本体が離間する方向に端子台本体と係合する係合爪部を有するため、埋設部からの端子台本体の剥離が抑制される。これにより、埋設部から端子台本体が離れることによる空隙の形成が抑えられ、その結果、埋設部と端子台本体との間を液体が通過してしまうことが防止される。また、係合爪部の部位で局所的に埋設部からの端子台本体の剥離が抑制されるため、端子の延在方向に対して長い範囲で端子台本体を対向させる必要がない。よって、端子台の小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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