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公開番号2025094770
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210515
出願日2023-12-13
発明の名称車載装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02H 7/20 20060101AFI20250618BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】異なる種類の開閉装置に対応することが可能な車載装置を提供する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る車載装置は、車両に搭載される電源装置からの電力線に設けられる開閉装置が載置される導電パターンと、前記導電パターンを介して前記開閉装置に電圧を印加することによって、各前記開閉装置の、前記電源装置からの電流の流れ方向において下流側への電力の出力を制御する制御部とを備え、前記導電パターンは、異なる種類の前記開閉装置に対応して形成されており、前記制御部は、前記導電パターンに載置される前記開閉装置の種類に応じて、前記開閉装置に対する実行する制御を異ならせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される電源装置からの電力線に設けられる開閉装置が載置される導電パターンと、
前記導電パターンを介して前記開閉装置に電圧を印加することによって、各前記開閉装置の、前記電源装置からの電流の流れ方向において下流側への電力の出力を制御する制御部と
を備え、
前記導電パターンは、異なる種類の前記開閉装置に対応して形成されており、
前記制御部は、前記導電パターンに載置される前記開閉装置の種類に応じて、前記開閉装置に対する実行する制御を異ならせる
車載装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記導電パターンは、
異なる種類の前記開閉装置が載置される場合において、共通して用いられる共通部と、
異なる種類の前記開閉装置のうち、いずれかの前記開閉装置が載置される場合にのみ用いられる非共通部と
を備える請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記開閉装置の種類は温度演算機能の有無により分類されるものであり、
前記制御部は、
前記導電パターンに載置される前記開閉装置が温度演算機能を有していない場合、
前記開閉装置が出力する電力の電流値を取得し、
取得した電流値、前記電力線の電気抵抗値、及び前記電力線の時定数のうち少なくとも1つに基づいて、前記開閉装置の下流側への電力の出力を遮断させる遮断制御を実行し、
前記開閉装置が温度演算機能を有する場合、
前記開閉装置に流れる電流値に基づく遮断制御を実行することなく、前記開閉装置に接続される負荷への電力の出力を制御するための開閉制御を実行する
請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記開閉装置は複数の端子を備え、
前記制御部は、
前記開閉装置の前記複数の端子のうち、特定の端子から出力される信号を取得し、
取得した前記信号に基づいて、前記開閉装置が温度演算機能を備えるか否かを判定する
請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記開閉装置に、前記導電パターンに載置された前記開閉装置の種類の情報を要求する信号を送信し、
送信した前記信号に対して前記開閉装置が応答した応答信号を取得し、
前記応答信号に基づいて、前記開閉装置が温度演算機能を備えるか否かを判定する
請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項6】
前記導電パターンには、
前記開閉装置に接続される負荷がPWM制御に対応する負荷である場合、温度演算機能を有する前記開閉装置が載置され、
前記開閉装置に接続される負荷がPWM制御に対応しない負荷である場合、温度演算機能を有しない前記開閉装置が載置される
請求項1または2に記載の車載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、車載装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、バッテリから負荷への給電を制御する給電制御装置(例えば、特許文献1を参照)が搭載されている。特許文献1に記載の給電制御装置では、バッテリから負荷に流れる電流の電流経路に半導体スイッチが設けられ、半導体スイッチをオン又はオフに切替えることによって、バッテリから負荷への給電を制御する。
【0003】
半導体スイッチは制御端を有する。例えば、半導体スイッチがFET(Field Effect Transistor)である場合、制御端はゲートである。半導体スイッチの両端間の抵抗値は、制御端の電圧に応じて変化する。制御端の電圧を調整することによって、半導体スイッチの両端間の抵抗値を十分に小さい値に調整し、半導体スイッチをオンに切替える。制御端の電圧を調整することによって、半導体スイッチの両端間の抵抗値を十分に大きい値に調整し、半導体スイッチをオフに切替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-143905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、文献1の給電制御装置においては、異なる種類の開閉装置に対応する点について考慮されていない。
【0006】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、異なる種類の開閉装置に対応することが可能な車載装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る車載装置は、車両に搭載される電源装置からの電力線に設けられる開閉装置が載置される導電パターンと、前記導電パターンを介して前記開閉装置に電圧を印加することによって、各前記開閉装置の、前記電源装置からの電流の流れ方向において下流側への電力の出力を制御する制御部とを備え、前記導電パターンは、異なる種類の前記開閉装置に対応して形成されており、前記制御部は、前記導電パターンに載置される前記開閉装置の種類に応じて、前記開閉装置に対する実行する制御を異ならせる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車載装置にあっては、共通の導電パターンに複数の種類の開閉装置を載置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車載装置におけるマイコンと遮断IPDとの接続例を示すブロック図である。
車載装置におけるマイコンと非遮断IPDとの接続例を示すブロック図である。
載置IPD判定処理の一例を示すフローチャートである。
制御選択処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係る車載装置におけるマイコンとIPDとの接続例を示すブロック図である。
実施形態2に係る載置IPD判定処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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