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公開番号
2025100014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217087
出願日
2023-12-22
発明の名称
避雷設備
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
個人
主分類
H02G
13/00 20060101AFI20250626BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】避雷導体を設置することによって生じる段差、飛散、見えがかりの問題を解消しながら、避雷導体の熱伸縮を抑えることができる避雷設備を提供する。
【解決手段】建物3の屋上の床4に避雷導体5を設置し、避雷導体5を、その上方側を向く面の一部のみを屋外に露出させる状態で床4に埋設する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の屋上の床に避雷導体が設置されている避雷設備において、
前記避雷導体が、その上方側を向く面の一部のみを屋外に露出させる状態で前記床に埋設されている避雷設備。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記避雷導体が、床側の略水平な被固定部に固定される略水平な固定用板部と、上端部が前記床から露出するように前記固定用板部から立ち上がる露出用板部とを備えたL字状に形成されている請求項1に記載の避雷設備。
【請求項3】
前記避雷導体を前記被固定部に固定した状態での前記露出用板部の上端部の高さ位置が、床の設計高さ位置よりも上方側に設定されている請求項2に記載の避雷設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の屋上の床に避雷導体が設置されている避雷設備に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、屋上の床に設置された溝2内に避雷導体(避雷角管3)が嵌め込まれている避雷設備が示されている。
【0003】
屋上の床の上に直接に避雷導体を設置する場合には、屋上の床に比較的大きな段差が生じたり、避雷導体が風によって飛散する虞があったり、見えがかりがよくないといった問題があるが、特許文献1記載の避雷設備では、凹状の溝に対して矩形状の避雷導体を嵌め込み、避雷導体の上面と屋上の床面とを面一とすることで、屋上の床に凹凸が無くなり、屋上の床に大きな段差が生じたり、避雷導体が風によって飛散する虞があったり、見えがかりがよくないといった問題が解消できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第2601769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、避雷導体の上方側を向く面の全体が露出しており、太陽光を受ける面積が大きいため、太陽熱の影響による避雷導体の熱伸縮が大きくなり易く、この点に改善の余地があった。
【0006】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、避雷導体を設置することによって生じる段差、飛散、見えがかりの問題を解消しながら、避雷導体の熱伸縮を抑えることができる避雷設備を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1特徴構成は、建物の屋上の床に避雷導体が設置されている避雷設備において、
前記避雷導体が、その上方側を向く面の一部のみを屋外に露出させる状態で前記床に埋設されている点にある。
【0008】
本構成によれば、避雷導体の上方側を向く面の一部のみが屋外に露出する状態で床に埋設することで、避雷導体を設置することによって生じる段差、飛散、見えがかりの問題を解消することができると共に、避雷導体の断面積を大きくして電気抵抗を小さくしながら太陽光を受ける面積を小さくして避雷導体の熱伸縮を抑えることができる。
【0009】
本発明の第2特徴構成は、前記避雷導体が、床側の略水平な被固定部に固定される略水平な固定用板部と、上端部が前記床から上方側に露出するように前記固定用板部から立ち上がる露出用板部とを備えたL字状に形成されている点にある。
【0010】
本構成によれば、床側の被固定部(床に形成した溝や床下の梁等)に固定される固定用板部が略水平に構成されているため、被固定部への避雷導体の固定が容易に行えると共に、固定用板部から立ち上がる露出用板部の上端部のみが床から露出するため、避雷導体の屋外への露出を極力抑えて太陽光を受ける面積を極力小さくすることができるので、避雷導体の熱伸縮を尚一層抑えることができ、また、屋外への露出を抑えながらも避雷導体の断面積を大きくして電気抵抗を小さくできる。
(【0011】以降は省略されています)
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