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公開番号
2025097158
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213286
出願日
2023-12-18
発明の名称
放射線遮蔽パネルの接合構造
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G21F
3/00 20060101AFI20250623BHJP(核物理;核工学)
要約
【課題】隣り合う一対の放射線遮蔽パネルの接合部から放射線が漏れるのを抑制することである。
【解決手段】放射線遮蔽パネルの接合構造は、板厚方向から見て矩形状で、石膏を含有する放射線遮蔽版を含んで構成されると共に長手方向に延びる接合端面に長手方向に延びる凹部が形成され、凹部が対向するように並べられた複数の放射線遮蔽パネルと、隣り合う放射線遮蔽パネルにおいて一方の放射線遮蔽パネルの凹部と他方の放射線遮蔽パネルの凹部とに跨るように挿入される放射線遮蔽材と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
板厚方向から見て矩形状で、石膏を含有する放射線遮蔽版を含んで構成されると共に長手方向に延びる接合端面に前記長手方向に延びる凹部が形成され、前記凹部が対向するように並べられた複数の放射線遮蔽パネルと、
隣り合う前記放射線遮蔽パネルにおいて一方の前記放射線遮蔽パネルの前記凹部と他方の前記放射線遮蔽パネルの前記凹部とに嵌るように挿入される放射線遮蔽材と、
を備える放射線遮蔽パネルの接合構造。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記放射線遮蔽パネルは、前記放射線遮蔽版と、前記放射線遮蔽版を被覆する鋼板とを備える、
請求項1に記載の放射線遮蔽パネルの接合構造。
【請求項3】
前記放射線遮蔽パネルは、前記放射線遮蔽版に積層される発泡ウレタン層を有し、
前記鋼板は、前記放射線遮蔽版に前記発泡ウレタン層が積層された積層体を被覆する、
請求項2に記載の放射線遮蔽パネルの接合構造。
【請求項4】
前記凹部は、前記発泡ウレタン層の一部を切り欠くことで形成されている、
請求項3に記載の放射線遮蔽パネルの接合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、放射線遮蔽パネルの接合構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の放射線遮蔽目地部材は、放射線遮蔽パネルを並べて放射線使用室を形成する際の互いに隣り合う放射線遮蔽パネルの端面と端面との間に形成される目地に設置される放射線遮蔽目地部材であって、一方方向に長尺となるように延長して延長方向と直交する断面がT字形状の収容部を備えたケースと、一方方向に長尺となるように延長して延長方向と直交する断面がT字形状に形成されてケースの収容部内に収容された放射線遮蔽目地体と、を備えて構成され、放射線遮蔽目地体のT字の縦部分が目地に設置され、放射線遮蔽目地体のT字の横部分が互いに隣り合う一方の放射線遮蔽パネルの端面側の板面と他方の放射線遮蔽パネルの端面側の板面とに跨って設置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-187545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
病院等の医療機関におけるX線検査やラジオアイソトープ(放射線同位元素)を用いた治療等の放射線源のある室等は、外部への放射線の漏洩が防止される放射線管理区域である。このような放射線管理区域からの放射線の漏洩を防止するため、放射線管理区域の壁は、複数の放射線遮蔽パネルを用いて構成されている。
【0005】
本開示の課題は、隣り合う一対の放射線遮蔽パネルの接合部から放射線が漏れるのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様に係る放射線遮蔽パネルの接合構造は、板厚方向から見て矩形状で、石膏を含有する放射線遮蔽版を含んで構成されると共に長手方向に延びる接合端面に前記長手方向に延びる凹部が形成され、前記凹部が対向するように並べられた複数の放射線遮蔽パネルと、隣り合う前記放射線遮蔽パネルにおいて一方の前記放射線遮蔽パネルの前記凹部と他方の前記放射線遮蔽パネルの前記凹部とに嵌るように挿入される放射線遮蔽材と、を備えることを特徴とする。
【0007】
上記態様によれば、放射線遮蔽材が、隣り合う放射線遮蔽パネルにおいて一方の放射線遮蔽パネルの凹部と他方の放射線遮蔽パネルの凹部とに嵌るように挿入されている。このため、隣り合う一対の放射線遮蔽パネルの接合部から放射線が漏れるのを抑制することができる。
【0008】
第2態様に係る放射線遮蔽パネルの接合構造は、第1態様に記載の放射線遮蔽パネルの接合構造において、前記放射線遮蔽パネルは、前記放射線遮蔽版と、前記放射線遮蔽版を被覆する鋼板とを備えることを特徴とする。
【0009】
上記態様によれば、鋼板が放射線遮蔽版を被覆することで、自立性が確保され、下地材を用いることなく放射線遮蔽パネルによって壁等を構築することができる。
【0010】
第3態様に係る放射線遮蔽パネルの接合構造は、第2態様に記載の放射線遮蔽パネルの接合構造において、前記放射線遮蔽パネルは、前記放射線遮蔽版に積層される発泡ウレタン層を有し、前記鋼板は、前記放射線遮蔽版に前記発泡ウレタン層が積層された積層体を被覆することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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