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公開番号2025162870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-28
出願番号2024066341
出願日2024-04-16
発明の名称帯状木質材巻付体
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類E04B 1/94 20060101AFI20251021BHJP(建築物)
要約【課題】芯材に巻き付けられた帯状木質材を被覆する仕上げ材の損傷を抑制することを目的とする。
【解決手段】帯状木質材巻付体10は、芯材20と、芯材20に巻き付けられる帯状木質材30と、帯状木質材30の上から芯材20に巻き付けられる下地材40と、下地材40を被覆する仕上げ材50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
芯材と、
前記芯材に巻き付けられる帯状木質材と、
前記帯状木質材の上から前記芯材に巻き付けられる下地材と、
前記下地材を被覆する仕上げ材と、
を備える帯状木質材巻付体。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記下地材は、帯状に形成され、前記帯状木質材の上から前記芯材に螺旋状に巻き付けられる、
請求項１に記載の帯状木質材巻付体。
【請求項３】
前記下地材は、紙、不織布、又は布によって形成される、
請求項１又は請求項２に記載の帯状木質材巻付体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、帯状木質材巻付体に関する。
続きを表示（約 860 文字）【背景技術】
【０００２】
コンクリート部材に帯状の木質被覆材を螺旋状に巻き付けるコンクリート部材の耐火被覆構造が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
また、コンクリート部材の長手方向に間隔をおいた複数箇所に、鋼製補強部材を巻き付けるコンクリート部材の補強構造が知られている（例えば、特許文献２参照）。
【０００４】
さらに、鉄骨に、シート状の耐火被覆材を螺旋状に巻き付ける鉄骨の耐火被覆工法が知られている（例えば、特許文献３参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２０－０１６０４４号公報
特開２０１７－０３１７７４号公報
特開昭６２－２１１４３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ところで、意匠性等の観点から、柱等の芯材に巻き付けられた帯状木質材を仕上げ材で被覆することが考えられる。
【０００７】
しかしながら、帯状木質材は、乾燥収縮等によって厚みや長さが変動する。そのため、帯状木質材を仕上げ材で被覆すると、仕上げ材にひび割れ等が発生する可能性がある。
【０００８】
本発明は、上記の事実を考慮し、芯材に巻き付けられた帯状木質材を被覆する仕上げ材の損傷を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
請求項１に記載の帯状木質材巻付体は、芯材と、前記芯材に巻き付けられる帯状木質材と、前記帯状木質材の上から前記芯材に巻き付けられる下地材と、前記下地材を被覆する仕上げ材と、を備える。
【００１０】
請求項１に係る帯状木質材巻付体によれば、帯状木質材は、芯材に巻き付けられる。また、芯材には、帯状木質材の上から下地材が巻き付けられる。この下地材が、仕上げ材によって被覆される。
（【００１１】以降は省略されています）

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