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公開番号2025165547
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069660
出願日2024-04-23
発明の名称構造物
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類E04B 1/32 20060101AFI20251028BHJP(建築物)
要約【課題】構造物を構築するための部材を集約した部材群を、容易に移送することができる構造物を得ることである。
【解決手段】円環状の4つのフレームリングを連結して正四面体リングトラスとし、一対の正四面体リングトラスの頂部を連結してユニットとし、ユニットを積層することで構造物が構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
円環状の４つのフレームリングを連結して正四面体リングトラスとし、一対の前記正四面体リングトラスの頂部を連結してユニットとし、前記ユニットを積層することで構成されている、
構造物。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
複数の前記フレームリングは、前記フレームリングの中心軸方向及び半径方向の少なくとも一方向へ重ねられることで集約される、
請求項１に記載の構造物。
【請求項３】
前記フレームリングの内側に円板部材が設けられている、
請求項１又は２に記載の構造物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、構造物に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、簡単に組立や解体ができて軽量な丸みを帯びた簡易構造物を開発すことを課題とし、可撓性の薄板材を環状に湾曲させて基盤材に取り付けてドーム型構造物あるいはトンネル型構造物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１２１７０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来、構造物は、柱、梁等の直線状に延びる部材を複数用いて構築されている。さらに、柱、梁の長さ、柱、梁の断面は、使用する位置によって異なるため、多種多用な部材が用いられている。このような構成では、構造物を構築するための部材を集約したときの体積が大きくなってしまうため、集約した部材群を一度に移送するのが困難であった。
【０００５】
本開示の課題は、構造物を構築するための部材を集約した部材群を、容易に移送することができる構造物を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第１態様に係る構造物では、円環状の４つのフレームリングを連結して正四面体リングトラスとし、一対の前記正四面体リングトラスの頂部を連結してユニットとし、前記ユニットを積層することで構成されていることを特徴とする。
【０００７】
上記態様によれば、構造物を構築するための部材は、円環状のフレームリングである。これにより、部材を集約したときの体積が小さくなるため、構造物を構築するための部材を集約した部材群を、容易に移送することができる構造物を得ることができる。
【０００８】
第２態様に係る構造物では、第１態様に記載の構造物において、複数の前記フレームリングは、前記フレームリングの中心軸方向及び半径方向の少なくとも一方向へ重ねられることで集約されることを特徴とする。
【０００９】
上記態様によれば、フレームリングをフレームリングの中心軸方向及び半径方向の少なくとも一方向で重ねることでコンパクトな集約形態とすることができる。
【００１０】
第３態様に係る構造物は、第１又は第２態様に記載の構造物において、前記フレームリングの内側に円板部材が設けられていることを特徴とする。
（【００１１】以降は省略されています）

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