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公開番号
2025095403
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211374
出願日
2023-12-14
発明の名称
建物
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04H
9/02 20060101AFI20250619BHJP(建築物)
要約
【課題】木架構の剛性の低さを利用し、地震エネルギーを効果的に吸収できる建物を提供する。
【解決手段】建物10は、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、または鉄骨鉄筋コンクリート造を含んで構成されたコア部32と、コア部32と離れた位置にあり、木架構34を含む鉛直構面36と、鉛直構面36に設けられた制振装置38と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄骨造、鉄筋コンクリート造、または鉄骨鉄筋コンクリート造を含んで構成されたコア部と、
前記コア部と離れた位置にあり、木架構を含む鉛直構面と、
前記鉛直構面に設けられた制振装置と、
を有する建物。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記鉛直構面の一部は、前記制振装置が取り付けられた鉄骨架構で構成されている、請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記コア部のコア形式は、偏心コア形式、センターコア形式、又は両側コア形式であり、前記鉛直構面は、前記コア部に対向して離れて配置され、又は前記コア部に対して直交するように配置されている、請求項1に記載の建物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、第1柱梁架構と、第1柱梁架構に隣接配置され、構面の延長面が第1柱梁架構の構面と交差するように配置された第2柱梁架構と、を備えた構造物が開示されている。この構造物では、第2柱梁架構の面外方向の力が第1柱梁架構の面内方向へ伝達されるように第1柱梁架構と第2柱梁架構とを床版だけで連結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-144862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構造物では、第2柱梁架構の構面に、波型鋼板耐振震壁と鋼製ブレースとが上下方向の複数層に対して交互に配置されて取り付けられた例が開示されている。しかし、構造物の相対的に剛性が低い部分でエネルギーを吸収させるものではなく、改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、木架構の剛性の低さを利用し、地震エネルギーを効果的に吸収できる建物を提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様に記載の建物は、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、または鉄骨鉄筋コンクリート造を含んで構成されたコア部と、前記コア部と離れた位置にあり、木架構を含む鉛直構面と、前記鉛直構面に設けられた制振装置と、を有する。
【0007】
第1態様に記載の建物によれば、建物のコア部分(すなわち、剛性が高い部分)には地震力が集中し、一方、コア部と離れた位置にあり、木架構を含む鉛直構面は、剛性が低く柔らかいため、コア部分に対して相対的に大きく変形する。この大きく変形する鉛直構面に制振装置を配置することで、地震エネルギーを制振装置で効率的に吸収することができる。
【0008】
第2態様に記載の建物は、第1態様に記載の建物において、前記鉛直構面の一部は、前記制振装置が取り付けられた鉄骨架構で構成されている。
【0009】
第2態様に記載の建物によれば、制振装置を設けた鉛直構面の架構には大きな力が掛かる。このため、制振装置を取付ける架構だけ鉄骨架構とするハイブリット構面とすることで、鉛直構面を木架構だけで構成する場合と比較して、木架構の補強の必要がなくなる。
【0010】
第3態様に記載の建物は、第1態様に記載の建物において、前記コア部のコア形式は、偏心コア形式、センターコア形式、又は両側コア形式であり、前記鉛直構面は、前記コア部に対向して離れ配置され、又は前記コア部に対して直交するように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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