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公開番号2025096566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025066558,2021049526
出願日2025-04-15,2021-03-24
発明の名称足場
出願人株式会社竹中工務店
代理人個人
主分類E04G 3/28 20060101AFI20250619BHJP(建築物)
要約【課題】昇降対象の昇降作業を安全に行うことが可能となる、足場を提供すること。
【解決手段】足場10は、構造物1を構成する構造部材2aの外周に設置される足場であって、構造部材2aから外側に向けて張り出される一対の第1足場部20であり、第1足場本体21と、第1足場本体21を支持する支持フレーム22とをそれぞれ有する一対の第1足場部20と、一対の第1足場部20の間において、取り外し自在に設けられる第2足場部30と、を備え、一対の第1足場部20の支持フレーム22の少なくともいずれか一方を、旋回によって第1足場部20の張り出し方向を変更自在に構成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
構造物を構成する構造部材の外周に設置される足場であって、
前記構造部材から外側に向けて張り出される一対の第1足場部であり、第1足場本体と、第1足場本体を支持する支持フレームとをそれぞれ有する一対の第1足場部と、
前記一対の第1足場部の間において、取り外し自在に設けられる第2足場部と、を備え、
前記一対の第1足場部の前記支持フレームの少なくともいずれか一方を、旋回によって前記第1足場部の張り出し方向を変更自在に構成した、
足場。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記第2足場部は、
第2足場本体と、
前記一対の第1足場部のいずれか一方と第1ヒンジ部を介して接続されると共に、前記第2足場本体と第2ヒンジ部を介して接続される接続部と、を備える、
請求項1に記載の足場。
【請求項3】
前記一対の第1足場部の前記第1足場本体よりも前記構造部材側において旋回不能に設けられる第3足場部であり、前記一対の第1足場部のいずれか一方が所定方向に張り出されることにより、当該第1足場部を支持可能な位置に配置される第3足場部を備える、
請求項1又は2に記載の足場。
【請求項4】
前記一対の第1足場部の少なくともいずれか一方に設けられる手摺部であり、前記第1足場部に対して上下移動可能な手摺部を備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の足場。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、足場に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、施工中の建物の躯体(柱又は壁)の周辺に足場を設ける技術の一つとして、躯体を取囲むように複数の足場を設け、足場同士を上下にスライド移動可能にする金物で固定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-184033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術においては、上述したように、躯体を取囲むように複数の足場を設けるので、例えば、複数の足場の近傍においてクレーンを用いて吊荷を昇降する際に、複数の足場のいずれかと躯体又は吊荷とが接触することにより、躯体又は吊荷が破損するおそれがあることから、このような昇降作業を安全に行う観点からは改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、昇降対象の昇降作業を安全に行うことが可能となる、足場を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の足場は、構造物を構成する構造部材の外周に設置される足場であって、前記構造部材から外側に向けて張り出される一対の第1足場部であり、第1足場本体と、第1足場本体を支持する支持フレームとをそれぞれ有する一対の第1足場部と、前記一対の第1足場部の間において、取り外し自在に設けられる第2足場部と、を備え、前記一対の第1足場部の前記支持フレームの少なくともいずれか一方を、旋回によって前記第1足場部の張り出し方向を変更自在に構成した。
【0007】
請求項2に記載の足場は、請求項1に記載の足場において、前記第2足場部は、第2足場本体と、前記一対の第1足場部のいずれか一方と第1ヒンジ部を介して接続されると共に、前記第2足場本体と第2ヒンジ部を介して接続される接続部と、を備える。
【0008】
請求項3に記載の足場は、請求項1又は2に記載の足場において、前記一対の第1足場部の前記第1足場本体よりも前記構造部材側において旋回不能に設けられる第3足場部であり、前記一対の第1足場部のいずれか一方が所定方向に張り出されることにより、当該第1足場部を支持可能な位置に配置される第3足場部を備える。
【0009】
請求項4に記載の足場は、請求項1から3のいずれか一項に記載の足場において、前記一対の第1足場部の少なくともいずれか一方に設けられる手摺部であり、前記第1足場部に対して上下移動可能な手摺部を備える。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の足場によれば、構造部材から外側に向けて張り出される一対の第1足場部であり、第1足場本体と、第1足場本体を支持する支持フレームとをそれぞれ有する一対の第1足場部と、一対の第1足場部の間において、取り外し自在に設けられる第2足場部と、を備え、一対の第1足場部の支持フレームの少なくともいずれか一方を、旋回によって第1足場部の張り出し方向を変更自在に構成したので、第1足場部の張り出し方向を変更でき、状況に応じた足場の設置が可能となる。よって、従来技術(単に躯体を取囲むように複数の足場を設ける技術)に比べて、昇降対象の昇降作業中において第1足場部と構造部材、その周辺部材、又は昇降対象とが接触することを回避しやすくなることから、昇降作業を安全に行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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